みずかねりょうさんのレビュー一覧

高機能系オキタの社員食堂 小説

今城けい  みずかねりょう 

良い人に巡り会えて本当に良かったと思える作品でした。

新刊チェックで粗筋を読んだ時に気にはなりましたが、新刊を買うほど
惹かれなかったので、いつか機会があれば読もうと思っていました。
しかし、いつものお店で特典が付くということで、新本で購入しました。

具体的に詳しく理想的な社員食堂が描かれていて、
もし現実の世界で作中のような社員食堂が日本中に広まったら、
行ってみたいなと思いました。

今まで長年、叶わない片想いを続けて実らなかっ…

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あなたを無性に恋している (表題作 アイリスヒスパニカ) 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

丸ごと男前と性格男前

ただいまわたしの中では、『川琴ゆい華祭り』です。
立て続けに三冊目です。
年上攻めを二冊読みましたので、今回、川琴さんの年下攻め初読み。
こちらはデビュー作品だそうです。


受けの廻は28歳。
セクハラで会社を辞め、中途採用でウェディングプランナーとなった変わり種。

攻めの伊勢谷は26歳で、『フローリスト万葉』のオーナーであり式場の専属フラワーデコレーター。


仕事相…

2

守護者がささやく黄泉の刻 守護者がめざめる逢魔が時(2) 小説

神奈木智  みずかねりょう 

今回の主役は明良?

『守護者がめざめる逢魔が時』の続編。

前回と同じく、受けは御影神社の神主の息子で霊能力のない清芽。
攻めははぐれ霊能者の凱斗。
子供の頃に出会った清芽を凱斗はずっと影から見守り続けていて、前作の事件を共に乗り切りカップルに。
でもまだ、前作では最後まではいかなかったんですよね。
でま、今回はしっかりBLになっていました(笑

今作では清芽の弟であり、強力な霊能力を持つ明良が上京し…

2

「狐の婿取り」 番外編ペーパー 特典

すっかり3人家族ですね~。

『狐の婿取り』の書き下ろし番外編ペーパーです。

別途、コミコミスタジオ限定の小冊子もあったからかどうはわかりませんが、えらくあっさりしたペーパーです(A4の下半分にSS)。

CPの2人というよりも、妖孤の子ども・陽を中心にした『ファミリー話』的な感じかな。

休診日に涼聖が患者の様子伺いに出ている留守に、家に残った琥珀と陽は福引で当たったという自走式掃除機(商品名は出て来ませんが、…

2

「狐の婿取り」  番外編小冊子 特典

琥珀の過去には?

『狐の婿取り』のコミコミスタジオ特典小冊子です。

神社のお祭りにやってきた涼聖と琥珀と陽。
単に『お祭り』目当てではなく、涼聖の患者である老婦人にお札を頼まれたんですね。

狐神である琥珀がよその神社を訪れるときは、事前に知らせて許しを得てからが通例ですが、突然のことに遣いは出したものの返事はまだで・・・

狛犬兄弟や、陽を見て『萌え~』の女神様が笑えます。

そして、女神様が…

3

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

もふもふ異種恋愛譚。

久し振りの松幸さんです。どうもいまひとつが続いたものでしばらく読んでませんでした(イヤ、買ったまま積んでるのもいくつかあるんですが・・・)。

それにしても、帯の煽り文(『こんな可愛い神様、マジでヤバい?』)の軽さにちょっと眩暈が・・・
この文がどうこうではなく、内容のイメージに合ってない気がするんですけど。

それはともかく、表紙イラストそのままに『ケモ耳尻尾・ちびっこつき』です。萌え…

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守護者がめざめる逢魔が時 小説

神奈木智  みずかねりょう 

口調に差別化が欲しかった

神奈木さんの作品は初読みです。
スラスラと読みやすく、この作品はホラーですが怖さはありません。


受けの清芽は御影神社の神主の息子。
直系には高い霊能力が宿るはずが、清芽にはかけらもありません。
今は奨学金をもらう苦学生。

攻めの凱斗は精悍な整った容貌で、黒ずくめの男。
霊能力者ですが、今は大学で非常勤講師として働いています。


清芽の弟の明良には類稀な霊能力があり、…

1

2013秋のときめきベストセレクション 特典

薄いのから濃いのまで

シャレード文庫の9月刊4冊のスペシャル番外編集♪って事で、
西野花『白蜜花嫁』、海野幸『家計簿課長と日記王子』、小塚佳哉『マスカレード・ナイト』、秀香穂里『トリプルルーム』の番外編4本と、
おすすめ既刊紹介コーナーとして、
吉田珠姫『ピジョン・ブラッド』『鬼畜』、高尾理一『天狗の嫁取り』シリーズ、中原一也『愛してないと云ってくれ』シリーズ、花川戸菖蒲『年上マスターを落とすためのいくつかのマナ…

1

一歩、前に~潔癖症からの卒業~ 小説

chi-co  みずかねりょう 

タイトル通り

『潔癖症』での苦労がこの作品の大部分です。
これを(特に受け本人が)乗り切っていくことができるかというお話。
そして嫌味な女性やグイグイくる当て馬キャラは登場しない、珍しい作品かな。


受けは、大学の図書館で臨時職員として働く遥。
子供の頃に遭遇した事件で、極度の潔癖症に。

攻めは長身でいかにもモテそうな風貌の結城。
遥の勤める大学の二年生。


遥は、バスに乗れば20…

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テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

ケンカをやめて〜ふたりをとめて〜

オハルさんの作品を読むのは二冊目です。
柔らかい感じではないのですが、読みやすい。
今回は痛いシーンなし!
そして、キチンと調べて書かれていらっしゃるのだなあと感じます。
お仕事系がお好きな方向けの作家さんだと思います。


受けの白石は、雇用主でもあったエリート弁護士の三上と長い間、不倫状態。
しかしその関係を断つ決意をし、事務所を辞め藤巻の事務所でノキ弁(まさに事務所の軒先を借…

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