みずかねりょうさんのレビュー一覧

さみしがりな腕の中 小説

桂生青依  みずかねりょう 

割と王道かな

帯『やっぱりきみは気持ちがいいな。』

30代の会社社長宰堂[攻]と貧乏高校生実守[受]との王道…かな?
ベタ甘って訳じゃないですがまあ割と王道に近い感じの話だと思います。

両親を亡くし兄と二人暮らしの実守ですが、その兄がリストラされた影響でちょっとやさぐれて実守を置いて女性の元へと転がり込んでしまった為、実守はバイトを頑張ってギリギリの生活費で何とか暮らしてる状況。
その彼が宰堂宅…

2

オレンジドロップ 小説

夜月ジン  みずかねりょう 

爽やかな執着攻め

執着攻め好きの私にはたまらない作品でした。
めちゃめちゃ面白かったです!

執着だけど爽やかで乙女な攻め × 臆病で小動物系な天然鈍感受け

まず攻めは子供のときに受けにほぼ一目ぼれして、成長してから受けを必死で探し出します。ほんの少ししか会っていないのに現実にはありえないくらいの執着ぶりです^^しかし見つけ出してからの行動が、まるで恋する乙女並みに健気?なんです。宝くじに当たったお金で…

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シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

ネタバレ注意~

タイトル通り、作中にシャンパンが何度か登場します。
あくまで小道具としてなのでストーリー的な意味は無いんですが、やけに美味しそう~。

矢上[攻]がオーナーをしている店で亡くなった弟にそっくりなギャルソン瑛司[受]と出会う。
弟に大して未だに罪悪感と憐憫の情を持っている矢上は、瑛司と幾度か食事をしたりする内に魅かれて行きます。
ミステリー仕立な話なんですが、この辺の書き方がなかなか上手く…

1

牙を剥く男 小説

火崎勇  みずかねりょう 

まんま題名

この題名、ひねりがないーー!
まんまww
火崎作品って、いつも片方に謎があってとか何も言わなくてとか、そしてラストで解き明かされる展開。
あまりにパターン化していて、それが特徴ではあるのだけど。
今回は一人称で進む、主人公の気持ちを通して見ていくのもいつも通りだけど、ごくごく普通の一般的、標準的男子思考の子だったので、ライトな雰囲気が読みやすかったのですが、
それだけに、いつものパターン…

2

眠れぬ夜の純情~優しくて棘がある~ 小説

有栖川ケイ  みずかねりょう 

急ぎ足でしたが…

概ね満足です。今まで出されたこのシリーズのドラマCDはだいたい聞いてました。パラレルですが受攻逆なんでどうしたものかと思いましたが杞憂でした。これはこれで萌えですね。
ストーリーはシリアスでした。私は本編よりこっちの方が好きかも。
梁がいない二年間が数行で過ぎていったりとか急ぎ足な展開だった点もありましたが面白かったです。
汞りょうさんのイラストが世界観にものすごく合ってたと思います。どの挿…

1

明日、恋する祈り 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

二人の世界

登場人物がほとんど主人公の二人だけ。
障害といえば、受けの主人公がネカマで友人が一人もいないから、一人でグルグルしている姿・・・一体それは障害と呼ぶほどのものでもないが。
おまけに作中、視点は受けであったり攻めであったり、その都度、唐突に変わる。
不明な点が全くなく、親切といえば親切だが、あまりにスムーズすぎて、ちょっと物足りなくはあるのです。

フリーのアバターデザイナー・琉生(るい)…

3

トリニティ~永遠のマリアージュ~ 小説

弓月あや  みずかねりょう 

甘ーい三角関係

帯『隠しちゃ駄目だよ、ベイビィちゃん』
帯下に「ナイショでおまけを作ったよ!探してみてね(ハート)」

ベイビィちゃんですよ!ベイビィちゃん~~!
帯からして砂糖ドバーッ。
あ、ナイショのおまけっていうのはカバー下に汞りょうさんのラフ絵があるのですね。
割と普通なんでもうちょいお遊びがあっても良かったなー。キャララフもそんな変わってないし、まああくまでオマケですな。

ストーリーは…

2

淫らな檻と甘い枷 小説

しみず水都  みずかねりょう 

再会後がいいんです!

この挿絵の汞りょうさんの描く体のラインがなまめかしくて大好き
なんですが、マンガを描かないせいか、はたまた人気作家さんの
小説にあたらないせいか、あまり人気がないのが残念です。

この作品、評価にちょっと迷いました。
ラストでやっと2人が想いを通じ合わせるのですが、9年ぶりに
再会した攻には妻子がいる状態で、なのに、受と一緒に暮らそう、
ずっと愛していたと言いながら抱く...
妻は…

0

ZENTO多難な世紀末 小説

近藤あきら  みずかねりょう 

傲慢な攻めと、健気で意地っ張りな受け

どんだけ美人なの治太さん。そして、全人が超オレ様で感じ悪いです。全人が巨乳が好きな理由は、幼稚園の頃好きだった子が、実は少年だったというトラウマから、見た目ですぐにわかる判断材料…として、それでチチに執着したんだとか。しかも、その初めての失恋相手もやっぱり治太くんww顔の好みは変わらないのね。治太を抱いたせいで、女相手に役に立たなくなったのはいい気味でしたw
色黒濃い顔のオカマちゃん純と、文部大…

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分岐点-迷える羊に愛の手を- 小説

日向唯稀  みずかねりょう 

三十路手前ホストにモテキ到来

表題はシリアス目、しかしサブタイがライトに~迷える羊に愛の手を~
ドロドロしてそうなホストの世界ですが、そこは日向さんv実に健全で、ライトで明るくポジティブ(?)で愉快なお話に仕上がってます。
それにしても、この作家さんリンク作品が多くて多くて・・・その世界を拾うと世間総ホモになりかねない!(汗、汗、、)
いいんだか、悪いんだか、商売上手というか、、でも、この作品だけでも全然OKですよーv

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