みずかねりょうさんのレビュー一覧

密愛監察 小説

妃川螢  みずかねりょう 

イメージが大事

妃川さんの刑事モノ
刑事×監察官の話です。
主人公は監察官・見城。父親も警察官幹部のため親の七光と呼ばれることも少なくないです。今回は、結果を出すものの問題行動が多い刑事・鳴海を調査することになり、彼の素行不良を矯正させようと意気込みます。
しかし現場に口を出すキャリアというのは煙たがれるもの。見城も例外ではありません。そんな鳴海を、適当にあしらいつつ茶々をいれいつも見城を苛立たせます。

1

ずっと甘い腕の中 ~迷い猫の憂鬱~ 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

黙っているから話が進む

事情があって家を出なくてはならなくなった社員が、寮に入ったところそこで起きる怪奇現象!
霊感のある彼は怖くて眠れなくて、面倒見のよい部長と呼ばれる管理人室に住む男の部屋にしばしばやっかいになるうちに好きになってしまって。
何だか唐突な展開に、何を考えているのかわからない攻め様。
受けちゃんは、男性同士を見ていて知っているとはいえ、いきなり誘い受けしてしまう積極ぶり。
”迷い猫”と銘打ってい…

1

純白の愛に傅く 小説

妃川螢  みずかねりょう 

支援の見返りといえば・・・?ただひとーつ!

セシル・マティアス・ブラッドレイは祖母が他界したのをきっかけに家業を継ぐことになる。
いざ、蓋をあけてみて吃驚、安泰と思っていた我が家の台所事情は火の車で、名門と謳われたブラッドレイ伯爵家の内情は斜陽の一途をたどりこのままでは没落貴族へまっしぐら。
そこへ立て直し支援をしようと現われるのが、イートンでの同窓「貴族嫌い」そして今では「リゾート王」とも、その仕事のやり方などから「ハイエナ」と呼ばれ…

0

ケモノの季節 小説

菱沢九月  みずかねりょう 

私だけ萌えたみたいです...

読み終わった後に他の方のレビュー見たら、萌の方がいらっしゃらなくて
ビックリしました!
私は読み始めからずっと萌をキープしたまま読み終わったんですが...

受にベタボレな攻って時点ですでに萌えツボに入ってるんですが、
いかにも弱々しい受(ユイ)が意外と芯が強いのも好きでした。
一見、攻(イチ)が強く見え、ユイは全て彼の言いなりになってるだけに
見えるのですが、実のところいろいろと辛…

3

さみしがりな腕の中 小説

桂生青依  みずかねりょう 

誠実に暮らしているといつかきちんと報われるのです

この作家さんの、こういった素直な子と俺様気味の男性の組み合わせって、何でこうパターン化してるのかな?というほどに慨視感が。ちょっと乙女な王道モノ。
ですが、多少の苦労があっても真っ直ぐで皆に好かれる健気な受けが、不遜で傲慢でちょっとトラウマのある男性をほだしてうまくいくという、前向きなお話が好きな方には、とても好感のもてるストレートなお話だと思います。

主人公の高校生・実守は小学校の時に両…

1

白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  みずかねりょう 

大正ロマン

アホの子受けというか、シンデレラ?
昔の少女マンガちっくというか?

こういうBLは、いつまでもなくならないで欲しい。

0

法廷外恋愛闘争 小説

結城一美  みずかねりょう 

裁判ものだけど難しくない


これから読む方の妨害にならない、あらすじ程度のネタバレです。

まず感想一言、面白かったしちょっとキュンとしました!!

弁護士の東郷×検事の亜矢谷で、亜矢谷が一方的に東郷を敵対視しているけど、東郷のほうはというと、にやにやしながら亜矢谷を言葉でからかったり、ちょっかい出したりして遊んじゃってます。

そこから東郷と亜矢谷がどう結ばれていくかを見る傍ら、ちゃんと事件のほうもすすんでいき、見事に事…

1

皇帝円舞曲 小説

夏木ひまわり  みずかねりょう 

小説の中の美青年の女装はこんなにも麗しい。

ラスト数ページの褥でのマリィの声は些か萎えるが、全体的にはとっても面白かったです!!
こういうのは深く考えて読むんじゃなく、シチュエーションを楽しむものです。。

とりあえず設定から萌えます。
きゅんきゅんします。笑

汞りょう様の美麗なイラストは必見。
ほぼ女装してるので、上手なイラストレーターさんの描かれる見目よい絵を楽しむことができると思います。

1

ため息の奏鳴曲 小説

春原いずみ  みずかねりょう 

選曲がイマイチ。

国際コンクールで悪魔のトリルを課題曲とするところがあるだろうか…?難しい曲ってあったけど、全然難しい曲ではありません。笑
あと、新しいバイオリンで国際コンクールに臨むのはものすごーーーーく勇気がいると思います。オールド楽器には敵いませんから。

でも、読んでてめっちゃ萌えました。
絵も汞りょうさまで麗しかったです。

1

オトコにつまずくお年頃 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

つまづくより落ち着くって感じ

毎日セックスしているという感じの新田秋光の前に、セックスがめんどくさいという影山壱成に出会う。

初めて秋光を見たのは女の子がブッキングして、修羅場だった。量より質というか、セックスの価値が軽いんだと感じた。

秋光に誘われるが、女の子がめんどくさいって思った。飲み過ぎたといって、帰る途中に雨に降られた。雨の中、秋光と走った。
思わず唇を重ねたが、気持ち悪くない。
ある意味、強引にさそ…

0
PAGE TOP