深月ハルカさんのレビュー一覧

主神官様へ、守護獣より愛をこめて 小説

深月ハルカ  れの子 

獣姿は束の間

表紙の立派な獣姿に惹かれて購入したのですが、この大きさの守護獣はちょこっとしか出てこなかったので、少し残念でした。
もちろん出てこないわけではありません。
神官様の添い寝係として、そのもふもふを存分に発揮してくれます。

ただ子犬サイズの描写が多かったので、立派な姿ではなく可愛らしさが際立っていました。
この攻めのまさしくワンコ攻めな姿は、健気で可愛すぎました。
成長したとてそのスタン…

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「主神官様へ、守護獣より愛をこめて」コミコミ特典小冊子 特典

まどろむ

この小冊子も本編同様楽しかったので、萌2にしました。本編買う方はこの小冊子付をおススメしたいです。サブタイトル「お添い寝犬」。夜は添い寝?昼は添い寝する楽しいお話です。

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ある夜、枕に徹して・・と思うものの、ついついエテルにちょっかい出して疲れさせて怒られたクロ。それからしばらくクロがちょっかい出してこないなと気づいて・・といった感じのお話です。

我慢する健気なクロと、「クロ…

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主神官様へ、守護獣より愛をこめて 小説

深月ハルカ  れの子 

好きなパターン

表紙のキラキラロン毛に惹かれて購入。覚えているかどうか自信はないけど、予想外に好きなパターンでしたので萌2にしました。今まで読んだ深月先生の本の中で一番好きな気がする。愛情を絶え間なく寄せてくれるわんこや、自分に厳しい凛々しい受けが気になる方でしたらめちゃおススメしたいです。本編250Pほど+あとがき。表紙の表情のような女性よりなロン毛さんじゃないですよ、男前と私は感じました。

カルデア王国…

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主神官様へ、守護獣より愛をこめて 小説

深月ハルカ  れの子 

古代メソポタミア風異世界

面白かった。
太陽神をメインにした多神教の国。神々から加護を受けた主神官がそれぞれの神様の神殿に仕えている。そして古い神を祀る半獣の民ロークとも共存していて、定期的に主神官に仕える守護獣が選定されている。そんな世界観のお話。

受けは戦の神様の主神官で、攻めは狼のロークで守護獣に選ばれる。戦争が主軸になるのかな??と思いきや悪役もいない平和なお話でした。喪失からの立ち直りや母親への蟠りなど受…

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主神官様へ、守護獣より愛をこめて 小説

深月ハルカ  れの子 

凝ってはいるが

深月ハルカ先生の作品を読むのは「花の名を持つ君と恋をする」に次いで2作目だと思います。
ツイートでクロのビジュアル(黒狼姿)に惹かれて購入しました。

他国に攻められた時に軍隊で防ぎきれない時に登場するのが神殿の主神官と下につく従神官と神殿兵になります。そして主神官は神の力を使える設定でした。主神官(12人います)には守護獣が必ず付き従い護り、彼等は半獣の民(ローク)と呼ばれていて、狼の他に…

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軍神皇子と翡翠の少年、焔の寵愛 小説

深月ハルカ  円之屋穂積 

王道の良さが生きている

深月さんのお話ってファンタジーものが多い気がしていますが、今作品もファンタジー要素が詰まった1冊。

円之屋さんの描かれた表紙とか、あるいは内容で某国の様だなあ…、なんて思いつつ読み進めましたが、あとがきで深月先生が「中華風ファンタジー」と書かれていて納得。壮大な、広大な、そんなお話です。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





大陸の大国・…

5

孤独の鷹王と癒しの小鳥 小説

深月ハルカ  円之屋穂積 

金色の目、ピンクの羽の小鳥 

unlimitedで読了。

長い戦乱が終結する最後、父王の弟が謀反を起こす。
捕縛された王弟は獄中死。王弟の嫁(魔女)が国を恨んで呪詛を国にかける。
国民の為に国への呪詛を自分の体で代わりに受けた王の息子。
それ以後、王となった王子は、陽が昇っている間は鷹になり、体の周りに冷気をまとい猛烈に冷える。

王が王城から、鷹になり飛んで北の城に向かう途中、桃色の小鳥と出会う。小鳥は鳥族の…

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黄金の皇帝と白銀の皇妃の純愛 小説

深月ハルカ  笠井あゆみ 

SF要素ありのBL 凄く面白い

表紙は、単性繁殖を可能にする泉水に身を浸すニルファ、ニルファを泉から出すイシュク。
でも物語のその場面は、王女に嫉妬されて、ニルファは全身縛られて籠に入れられて、溺死寸前の状態で泉に沈められる。

色々な要素が盛り込まれていた、ありそうでない架空の話。
展開の意外性が凄く面白い。
著者さん、随分ネタの仕込みに時間をかけているんだろうな、と感心しながら読みました。

石を有益な鉱石に変…

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花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る 小説

深月ハルカ  サマミヤアカザ 

ポケットの中

表紙買い。表紙の色合い通りのお話でさらっと読んでしまったので萌にしました。ファンタジー好きな方、悩める王子様に興味ある方に良いのではと思うお話、本編+あとがき。

結界に守られた薔薇の園に住んでいる薔薇王の息子、ルキア。まだ力が十分でないため、父王の服のポケットに入るぐらいのサイズでしかありません。姉二人は各々攻撃の力、防御の力を持ち、薔薇の園の花たちをしっかり守っているので、ルキアも頑張らな…

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孤独の鷹王と癒しの小鳥 小説

深月ハルカ  円之屋穂積 

め!

深月先生の過去作おっかけで購入。2019年作。思いのほか可愛かったので萌2より萌にしました。あと、お仕事話としても「うんうんあるある」と思う箇所あって、良かったです。二段組の本編250P+あとがき。シロエナガ好きな方には良いのでは。

平原の国(ポーリエ)の水晶の城で、昼間は鷹の姿で休むウオルシュ。この国の王ですが、昔、国に降りかかった呪いを我が身に移したため、日の光の恩恵を受けられず、夜だけ…

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