小椋ムクさんのレビュー一覧

ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~ 小説

和泉桂  小椋ムク 

シリーズになっても面白そう

愛猫が心配で引きこもりになった変人気味の探偵と家政婦のバイトを引き受けた
元マンガアシの知可とのほのぼのとした人情風味ありの穏やかラブストーリー。

知可がお試し期間の家政婦バイトから、同居人になり相棒に格上げになって
恋人同士になるまでと、育真の派手さはないけれど、的確な推理で身の回りで起こる
事件を解決していく探偵ものと言う側面もあって面白い。
育真の人慣れない感じが次第に知可に心…

5

ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~ 小説

和泉桂  小椋ムク 

ほのぼのミステリー風味。

和泉さんでは個人的に珍しい当たりでした。

私にとって和泉さんは基本的にメロドラマ作家なんです。
そして大変申し訳ありませんが、私は『メロドラマ作家』としての和泉さんは好みじゃない。人気のある作品ほど苦手度がアップするというくらいです。

つまり、ほとんどの作品は合わないんですよ。作家買いは決してできないし、たまに新作買う場合もすごく迷います。

和泉さんの作品は数十作拝読しましたが…

4

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

好みは分かれそうだけど読み易い1冊。

ずっしり重みのある2巻目。

花火で万が女の子といるの見ちゃったことで
身を引こうとする十亀。
これですれ違い(っていうか十亀が一方的に避ける)、
万母の入院手術に関するゴタゴタでかき乱され。
なんかもう全体を通してせつな苦しい。

物語の「転」となるような、
ハラハラした展開が続くのが苦手なので、
私あんまり読み返せない。
山場はないといけないけど、
日常の中でこうガンガ…

7

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

難しい読後感。

評価が高かったので読んでみました。
キレイな絵、小さな山が続くストーリー展開で
すごく読みやすい作品だなーと思いました。
ただ、私自身はちょっと萌えにくかったので、
「中立」評価で。

簡単に書いちゃうと、万の嘘から始まるラブストーリー。
万は大人っぽい外見でしっかりもしてるのに、
どこかしらやっぱり子ども。
弟を思うあまり吐いたこの嘘は、
よく考えれば実に残酷だなぁと思う。

4

ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~ 小説

和泉桂  小椋ムク 

サクサク読める日常系ミステリ風味の作品♪

面白かったです。
あとがきにもあるようにあくまで「ミステリーっぽい」作品で、
すごい難事件やトリックはないのですが
一つ一つの謎に、またそれらを推理する育真の姿勢にドラマや人情味があって
なかなか読ませます。
北村薫さんや坂木司さんなどの日常系ミステリがお好きな方にオススメしたい世界観。


バイトの家政婦・知可が日常で感じたささいな謎を
家主・育真がネットスキルと博識を活かして…

5

ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~ 小説

和泉桂  小椋ムク 

ゆるめの恋愛ミステリー

和泉さんの作品は自分の中で評価が分かれるんですが、これはかなりの当たりでした!
キャラクター同士の関係性もストーリーもどちらも面白かったです。

ゆるい「日常の謎」を解きつつ、ラブストーリーが進行していきます。
ひねくれ者の引きこもりの探偵×料理上手の元漫画家アシスタント というカップルで、二人のキャラや脇キャラがそれぞれ魅力的で、分厚い本なのにあっという間に読んでしまいました。

日…

6

ぜんぶ、猫のせい~木蘭町の謎解き事件簿~ 小説

和泉桂  小椋ムク 

木蘭町のシャーロックw

これ、すっごく気に入りました!
本は分厚いですが、グイグイとひきこまれてあっという間です。
実はぶっちゃけちゃうと、和泉作品のドラマティックロマンティック路線が超苦手なのです。
対してこの作品、ある街を舞台にして世界や設定が庶民的なのです。
多少変人みたいな人が主人公の一人として登場するのも楽しいですし、やり取りも面白い。どちらかというととても日常的なのでコメディタッチな様相も呈していて、…

9

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

木原先生入門として最適

木原先生も小椋先生も好きなんで、こりゃーすげぇコラボや!と思い買ったのだが。

すいません、私にはぬるかった~~~!期待しすぎたか。
これ小椋先生の絵だから余計そう感じるのかもしれないですけれど、
木原先生の痛い系が好きな人にはあんまり勧められないです。
小椋先生の絵は神だと思うんですけど、ほのぼのすぎて萌えに繋がらなかったのが残念でした。

そして十亀が、自分と被っていたのも萌えな…

6

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

優しい、優しい、作品です。

 十亀と万の出会い。恋人になるまで。最初は、ガタガタだった二人が結ばれる。
 大切なものを失うのが怖い十亀さんが、あの雨の日に、走っていく万をなぜ追いかけたんだろう。なぜ追いかけることができたんだろう。それが愛か。

 最初は、弟にちょっかい出されるのがいやで、代わりに自分が付き合えばいいだろ、ていう、なんとも自虐的な理由で十亀をだまくらかして付き合いにこぎつけた万だった。けど、万の方が徐々…

4

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

素晴らしい作品

キャッスルマンゴーという作品は
私の読んだBL本の中でもベストと言える
素晴らしい作品だと、2巻完結を読破して更に
感じさせてくれました。

発売が何度も延期になり、ようやく発売になって
一部書店で売られるも完売入荷待ちが相次いでいる状態で
私もなんとか手に入れた…そんな感じです。


驚いたのはまず厚み。2巻は通常のBL本の1.5倍くらいの厚みがあります。

コミックに付…

4
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