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19/21(合計:201件)
松尾マアタ
雀影
前作も絵の素晴らしさに感動したのですが、この本も「絵の力」が素晴らしい。 もちろん、ストーリーあっての絵な訳ですが、この「絵の力」のおかげで、ストーリーがくっきりと立ち上がってくる。 表題作は特に。 表題作の二人は、顔の造形、表情共に、少女マンガとしての最高水準の日本人顔だとおもう。 そして、この二人の、骨格やプロポーションがストーリーに与える力! 再会シーンの、穂村が玄関ベルを押すペー…
橘盾
ネタバレ
前作【嘘つきは紳士のはじまり】の感性に衝撃を受け、付いて行きます状態が、この作品で決定的になりました! 茶鬼さんも仰られているように、体がね、軟弱じゃないんです!カッコイイ!(くー) 【オールモスト・パラダイス】【Call My Name】(ショート) 将来有望な中3・穂村×新任美術講師・桐秋 北海道の狭い町での1年弱、先生と生徒の付き合いだけ。 だけど、自分のせいで学校を放れざるえ…
茶鬼
先生と生徒の再会もの、センチメタルジャーニーで出会った新しい恋、魔術師マギと人間になったオオカミのファンタジー 以上の3作品が、軽妙なタッチのラインからあふれるそのスマートな構成、流麗なのに意外にもがっしりした男の身体を描く絵、甘いだけでなくどこかピリっとした辛さをスパイシーに程良く感じさせるストーリーで、より魅力的に見せるお話として掲載されています。 町長の孫として期待されている中学生の…
忘れた頃にやってくる応募者全プレ小冊子、ショコラのアフターストーリー集は豪華版でした! ショコラ文庫創刊から前半期発行のうちの13作品のショート集。 うち本編7作品は、橘には珍しい新刊オンタイム既読のタイトルで、それらのちるちる評価は“萌え”以上ばかり^^ その評価を1ランク上げても良いと思えるショートもあったし、本編未読だけど、このショートから購入を考えている作品もあるんです~! ま…
ひのもとうみ 松尾マアタ
クレタコ
帯『この手が決して届かないことを俺は知っていた-』 松尾さん挿絵でちょいブサ受!!と来れば買いますよー読みますよー!!はい!! えとですね、オフィスモノで上司×部下。 治樹[受]はゲイで、地味で不細工まではいかないけどパッとしないちょいブサ受です。 その引け目があるせいか、録な男に引っかからない。 そんな治樹の幼馴染みであり同僚で良き理解者が三津。 彼は治樹とは対照的に美形で人…
yumenomori
表紙、いいですねー。本屋さんで目を引きました。 攻めは自分本位なんだけど、大人で地位がある男だし、個人的には嫌いじゃないです。 人間ってそういうとこ絶対あるよねって。自信ある男なんだから、求めるものが大きくなったって仕方ないもの。 そういうのBLではあまり書かれることないから面白く読みました。 受けも、そこらへんにとは言わないけどいそうなタイプ。ここまで男にいい加減なのは別として、人間的に…
夛椛
ガリガリで身長も低く顔も地味でコンプレックスの塊だと思っている佐倉はゲイであり今まで付き合った男たちは暴力は振るうは貯金は取っていくはで最悪な者ばかりであった。ある時本社からやってきた小田島に一目ぼれ。しかしながら、親友であり佐倉の性癖も理解している三津には「あの男だけはやめておけ」と忠告されます。 それでも、優しく接してくれる小田島にどんどん魅かれて行く佐倉はある時小田島の本音を知ってしま…
自分の枠から言うと、どちらも好きなキャラではないです。 攻めのスマートさにチョッ早で惚れ(元から微笑まれただけで惚れるタイプ)、ウジウジ悩み悪点を修正しようとしない受けの「佐倉」 そして、あまりにも自分本位な攻め「小田島」 攻め受けとも魅力的に見えなかったです。 だから遠くから斜めから見過ぎかもしれないけど、結局、小田島は自分から離れていこうとしている(ハッキリしない)佐倉に、あれれ?…
橙子
他のレビューにもあるのですが、ほんとに表紙が素敵で、それと同じように内容も素敵の一言でした。 個人的には、非情だった人間が、たった一つの恋によってこうも他人を思いやれるようになるのかと、恋って素敵だなぁって思いました(笑) まさに恋愛をしたくなるような一冊かと← 内容の方もテンポよくすすみますし、読みやすかったです。キャラクターたちも立体的なので、とても引きつけられました。 …
えみう
まずタイトルと表紙のバランスに惹かれました。 ある種ジャケ買いにちかいかも…。 背中を見つめる人と、見つめられていることが当り前と思っている人、そして少しだけ見える肩の人。そしてなんといっても空の夕日。青空でも夜空でもなく夕日。読了後に改めて表紙を見ると話の全てが詰まっていたんだな、という気がしました。 2編収録されている前半部分は雑誌掲載されたもので、後半部分は前半部分と同等量の書き下…