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一穂ミチ 竹美家らら
イサヲ
ネタバレ
前回の「なからい」に続き「いわぶき」というスッと読めない苗字シリーズ。 和章のことを『ふったらどしゃぶり』から好きじゃなかったけど、やっぱりそれほど好きになれなかった。 考え方や行動は一穂さんの表現で、すごくよくわかるんだけど、わかればわかるほどに。 たいして年齢も違わないのに、なんだか歳の差カップルのように思えるのは、性格が違いすぎるからだろうか。 整と一生会わないと決めた和章だけど、私…
一穂ミチ
snowblack
見たまま分かるルーレットの表紙は、『ワンダーリング』番外編。 夏休み、甥・英海(インハイ・14歳)を2週間預けられる事になった藤堂。 中国で育ち、英語は苦手、勿論日本語は全く分からない英海のお相手を 雪に頼んだものの、そりゃあ、不安なことこの上もない。 お目付役に、というか 命の危険だけは回避すべく、ポーカー組も頼むのだが…… 迎えに出たフェリー埠頭でいきなり強烈な洗礼を浴…
ココナッツ
『雪よ林檎の香のごとく』の2014年夏コミ新刊です。 デビュー作の同人誌を未だに発行してくださる一穂さんに、感謝感謝でございます。 個人的に一穂さんの同人誌は『雪よ〜』関連の物しか買わないので。 さてさて、カップルは本編同様に教師の桂×志緒。 生徒のことで忙しく、ふたりで会ってるプライベートな時間も呼び出される桂。 そんな桂に「ごめん」と言われるのを避ける志緒。 そして、桂にひ…
『今宵の月のように』。 時はおそらくは1990年代半ば、 ところはラスベガスだろうか…… まだ令輝(レンフイ)も若く、 現役でルーレットを回していた時代のある日、 出会った日本人ビジネスマン。 『ワンダーリング』を読んだ時に気になって、 次なるスピンオフはありやなしや?思った藤堂の兄・令輝だが 淡く美しく洒落た、そしてもの悲しいSSの主人公となって登場。 ステノグラフィカ…
Krovopizza
「ハナビ」ではなく「ヒバナ」。 何故に?と思いましたが、読んでみて納得。 この心がヒリつくような切なさには 花火なんて綺麗な形容より、火花の方が相応しく思えます。 夏休み。志緒が大学生の頃の話です。 「月の夜っていうのはつまらない」 この一節がどの小説の言葉だったか思い出せない桂。 志緒は、多忙な桂のかわりに その本を探してあげようとします。 図書館で会った栫のお…
黄色いポップな表紙、今(?)より若い頃の桂と志緒くんのお話。 『雪よ林檎の香のごとく』通称『林檎』の番外編は、本編終了後 本人達がリアルに生きているように年輪を重ねながら、沢山出ている。 今や桂は志緒の母校から転勤し、志緒は大学を卒業して大学院に進み そして本編中で生まれた小さな妹は、小学生になっている。 今回の一編は時間が少し巻き戻って、多分桂の転勤前 志緒が大学生の時代の話…
riceplant
「ふったらどしゃぶり」から「ナイトガーデン」へと刻々と流れる時間を一顕と整、和章と柊が生きる。 「あわ」 社員旅行で伊勢神宮へ、事故の後遺症で車に乗れない整は一顕という精神安定剤と共にタクシーを無事に乗車する。交通安全のお守りの悲しい思い出が優しく色を変え、一顕が贈った赤いお守りは整の心臓を温め続ける。 親しい同僚に赤ん坊が生まれて、その幸福の形が自分とは縁遠いことに世間との隔たりを感じ…
シンガポールから藤堂の甥・英海(インハイ・14歳)が 遊びに来る。 多忙な藤堂に代わり、ポーカー組(一哉と逸)や雪が 相手をすることに…。 ポーカー組の、良きお父さん&お母さんぶりに和む♪ そして子ども相手でも雪は容赦なくドS。 大人げないとも言えるけど 幼い頃から大人の世界で生きてきた雪には 年齢を理由に子どもの無知や無礼を許してやる道理は ないのでしょうきっと。 …
「月の夜っていうのはつまらない――――」 ワンフレーズだけが頭に浮かぶが、なんの本だったかは思い出せない桂。 学校でトラブルを抱えて電話が鳴るとすぐに出て行く桂と志雄の間にわだかまりが落ちる。志雄は自分が置いてけぼりにされる現状に耐え、桂が疲労していくのになにもできない自分を歯がゆく思う。 せめて思い出せない本を見つけて喜ばせてあげたいと探し始めるのだが・・・。 不平不満を漏らさず…
ディアプラス文庫フェアで、対象の既刊を買うと貰えたポストカード。 その裏のSSです。 久々に桂先生と志緒ちゃんが読みたくて、持っているのにも関わらず購入(涙 内容は当たり前ですが短いです。 桂先生の部屋のカレンダーに載っている『二十四節気と七十二候』。 その中の今日の日付けにあった『腐草為螢(6月11日〜15日くらい)』。 その話から螢、そして妹の美夏の子供らしく可愛い勘違いへと進…