葛西リカコさんのレビュー一覧

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

ダブル・バインドの意味

完結しました!ダブル・バインド。
ラノベのBLという域を超えて、本当に読み応えのある事件性と人間関係で、本当、面白かったです。
今回の表紙は上條と瀬名に戻りましたが、口絵カラーが萌え萌えしちゃいまして♪
裏面なんか、進藤と忍と葉菜ちゃんの3ショット・・・この意味がラスト付近でわかったときに、うう~ん、、してやられたか!!と、参ったのであります。

3巻のラスト、いよいよ真相に迫った忍と上…

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プラチナBOOK 02 セレクトフェア2011 特典

続きが気になる!

こちらは、2011年のプラチナ文庫フェアで配布された小冊子「プラチナBOOK 02 セレクトフェア2011 」の簡単な感想です。

※ここからは、ネタバレがありますので未読の方はご注意下さい。


■いとう由貴『誘い』より

『happy happy bdays』(6ページ)

弟(攻)に甘やかされている兄(受)。兄が帰宅すると、おいしいご飯とメモが用意されています(*^…

1

魅惑のバディ 小説

御木宏美  葛西リカコ 

ためらいに理解ができない・・・かも・・・

二人が恋人になるまでの「恋のフォーカス」と、その1年後の話「恋のジャーニー」の2本からなってます。
何か攻めも受けも初めから両思いなのに、欲情も持っているのに。攻めが思いきれなくて、受けも健気に待っている感じがあって、それがいい方向へ動けばいいのだけど、何だかモヤっとしたものを残してしまって、いつもなら、それが等身大と思えばそうなんだけど、ギャップ萌えになるまではいかなかったのが正直なところ。

1

恋愛革命 小説

海賀卓子  葛西リカコ 

どんどんかわいくなってくる。

初読みの作家さんです。
いやー、読んでよかった!!
非常に満足です。

大学生の虎之介はある日バイト先で別れ話をしている男女を見かける。
その夜、駆けつけた飲み会で同級生の兄としてその男・瑞希と再会する。
酔い潰れた瑞希に散々な目に遭わされた虎之介はもう会うこともないだろうと思っていたのだが、あるバイトを持ちかけられて…。

最初は虎之介にしてみれば単なる迷惑な人でしかないんですよ…

3

恋愛革命 小説

海賀卓子  葛西リカコ 

恋愛のマイナス部分もエグってくる

普段あんまりショコラは買わないレーベルなんだけどジャケ買い。
こういうシンプルだけどお話の重要なモチーフ(携帯)がさりげなく描かれているのって好き。
表紙で手に取って内容も当たりだったわけだから新規開拓に一目惚れもたまには良いものです。
お話はなんとなくだけれど木原さんの書きそうな話に感じました(悪い意味ではなく)。

徹頭徹尾恋愛小説。
制御不能な感情のベクトルとしての恋愛は読んでい…

5

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

年下のほうが年上みたいですよ♪

やっぱりね、何も突っ込まずに素直に彼等を受け入れてこそ感じられる感動とか喜びとかがあるのですよ。
いちいち重箱の隅をつっつけば、あれやこれやきっとあるんだけど、それをつついても尚それを超える胸キュンの数々や恋の切なさがあるからこれが好きって言える。
まだ「君に降る白」からしか作者さんの作品を知らないけれど、そういう作品を書く作家さんなんだなって思います。
またまた今回も、主人公の少年にちょっ…

9

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

いよいよ佳境

一連の猟奇殺人事件を軸に、ヤクザと愛人、学生時代の先輩と後輩、二組の男達それぞれの関係が、縒り合わさるように描かれてきたお話も、とうとう真犯人らしき姿をとらえた第3巻。

もしかして、真犯人って!
だとしたら、○○さんは!
そして、刺されちゃった葉月は!
さらに、祥はどうなるの!

実は、前の本が出てから間が開いちゃうと、結構ザックリ設定を忘れちゃったりしてるのだが、この1冊だけでも…

2

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

猟奇事件を軸に踊る魅力的な男達!面白い!

3巻め、すっごく面白くなってきたーっ!
実は、英田先生って硬質な文章だなぁと思っていたんです。
文章で“萌え”させるのはなくて、キャラを動かしてのタイプだと。
だから、こういう話はスッゴク合う!
もう乾杯!ってくらい楽しめています♪

登場人物が本当に魅力的!
刑事・上條のヘタレワンコにはツンデレ瀬名でしょー?
ヤクザ・新藤には滅私愛の葉鳥だし!
多重人格の祥に、友達の赤松くん^…

3

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

もうっ!ホモになってやるw

いよいよ3巻に入って佳境に入ってきました!
暴走族の線から独自の調査を進める葉月と、レイプ事件から女性の線で調査を進める上條と。
そこに関係する人間に新たな人物の登場を見せて、この二つの調査が重なった時、事件は解決するのか?
事件自体はそんな動きを見せながら、主人公達にも大きな動きが!
こんなにイッパイテンコ盛りなのに、散漫にならずに見事にその枝葉の回収を見せて一つの大きな木になって行こう…

1

ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

もう、みんなかわいくないところがかわいい。

2巻です。
…まだ続くのですね。あう。

今回は事件方面ではまた新たなことがわかったりで拡がった印象。
犯人までは辿り着いていないし、これから何が起こるかまだわからない感じ。

恋愛方面では瀬名と上條が一段落着いたといった感じでしょうか。
上條は常にぐるぐる「俺はホモじゃねー!」な勢いでここまできたのですが、それでも瀬名の脆いところとかを見せられると感情的に動いてしまう部分があって。…

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