葛西リカコさんのレビュー一覧

金銀花の杜の巫女 小説

水原とほる  葛西リカコ 

こういうの…苦手なはずなのに

葛西先生の挿絵目的で購入しました。
が…これはちょっと失敗だったかもというくらい苦手要素がありました。

まず何より現実感のなさ。
作家の水原先生があとがきでも書かれているように、”ファンタジー性の強い作品”これがどうもわたしは苦手です。
そして、何というべきかホラーちっくな描写がいくつか書かれているので、怖いものが苦手な自分には読むのが嫌になってきてしまいました。
特にラストの真実が…

7

金銀花の杜の巫女 小説

水原とほる  葛西リカコ 

マンボウ的に神作品!…内容、神絡んでますし。

水原先生の【青の疑惑】!滴るようなエロスにすっかり虜になり作者買いしておりました!確かに登場人物が色々と痛い目にあってるお話し多いんだけど、最近の作品はそうでもないですよ~?!
咲と幹、二人の謎が明かされ、最後のご宣託…あたりでホロリとさせられました(・_・、)日本のどこかにあるかも知れない「あやかしの世界」と後書きに有りましたが…因果はめぐる…その終わりの始まるお話し堪能いたしました!開かれた…

2

好きになるはずがない 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

それでも好きになる

思わず作品タイトルに答えてしまうようなタイトルを付けてしまいましたが
世の中には絶対なんて言葉がないのではとしみじみしてしまいます。
作品自体はかなり甘めで受けが溺愛されている雰囲気があって良かったですね。
個人的にメロメロに愛される受けって大好きなのです。

しかし、読みすすめていた時にこれはもしや私の地雷が隠れているのではと思ったら
やはりありました、それは攻めの元恋人が既に亡くなっ…

13

金銀花の杜の巫女 小説

水原とほる  葛西リカコ 

よかったです

葛西先生のイラスト買いでした。
しかしワタシはこのような因習(地縁/血縁)モノ、好きなので、楽しく読ませていただきました。
すごく大げさに言うと、横溝正史の山村の因習モノ的なイメージ。
あそこまでの凄惨なミステリー感はないですが、田之倉の素性のところはお話的にしっかりしていたと思います。

確かに話の最初のほうから話のスジがわかる感がありましたが、幹、咲、そして田之倉の三角関係と神谷の衰…

3

金銀花の杜の巫女 小説

水原とほる  葛西リカコ 

双子の巫覡、こういう物語は好きです。

表紙とあらすじに惹かれて、購入。
評価があまり高くなかったのでどうだろうと不安でしたが、想像していたよりも面白かったと思います。
陰と陽、正反対の巫覡の双子と、運命の人。
閉ざされた村の因習話、たまらないですね。
とても読みやすいので、一気に読めてしまいました。

そう、良くも悪くも読みやすいのです。
色々伏線がはってあるのですがどれも先が読めてしまって、皆思った通りの結末で意外性は…

2

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

やっぱり合わなかったです

宮緒さんの作品を読むのはこちらで三冊目だったと思うのですが、うーん、やっぱりわたしには合わないようです(汗


受けの祐一は、ひじょうに美しい男なので女性からモテモテですが、女性恐怖症。
原因は、長い髪の女性に追われる夢のせい。

攻めは女装姿も美しい、呉葉。
複数の店を経営する出来る男のはずなのに、祐一への対応はまったく理解不能。


まさかまさかの前世話でした。
いや、こ…

4

金銀花の杜の巫女 小説

水原とほる  葛西リカコ 

因習と因縁

山奥で神の依代として政財界のトップに神の御宣託を授けて来た巫女の一族。
現在巫女である咲と顔に火傷痕のある幹。
議員秘書である田之倉が名代として社を訪れることで一族や双子の運命を変えて行きます。

美貌の双子と顔の火傷痕、現代社会から隔離された一族の因習と血族の因縁とくれば横溝正史の小説が頭をかすめます。

話は幹視点と咲視点が交互にストーリーをつなげ、2人が田之倉を好きになる過程や思…

3

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

キュン死、初体験!

凪良さんのシリアスタッチの作品は初読みです。
でも、すっごい良かった!
はー、もっとはやく読めば良かったー。


加瀬はチンピラなみに目つきの悪い28歳。
これでも受け。
スーパーネガティブ男で、コミュニケーション能力がマイナス値。

攻めの阿木はパン屋のオーナーで38歳。
ヤクザと言ってもいい強面ながら、愛想も面倒見も良い。
実はもとホンモノの方。


主な登場人物は…

7

金銀花の杜の巫女 小説

水原とほる  葛西リカコ 

言葉で説明ばかり、退屈でした

この著者の他の作品も読んだことはあります。
今回は「痛くない」です。
またこの作品は違う作風へのチャレンジであったようです。
でもこの話、わたしには面白くなかった…。

一応ネタバレ有りにチェックをいれておきます、
読み始めてかなり早くから、
山岸涼子の「時じくの香の木の実」って漫画をおもいだしてました
 それでわかる方にはネタバレになると思うので。

話がうごかず、モノローグ…

4

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

前作から読めば良かったかも

高評価だったので読んでみました。スピンオフらしいのは知っていたけど、前作未読だからか、年齢の割に思考回路が幼くて、シャツに固執したりする加瀬の気持ちがほとんど理解できず、もともと後ろ向き過ぎる主人公が苦手ってこともありますが、残念ながら私には響かなかったので、淡々と読み終わってしまいました。。一度は拒否った阿木が、加瀬を受け入れるまでの葛藤とかがもっと深く書き込まれてたら、もっとドキドキしたと思い…

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