梨とりこさんのレビュー一覧

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

ノスタルジックな夜の光と影、そして朝。

ファンタスマゴリアって何?と思った人も多いと思うが、私もその一人。
そのタイトルのちょっと不思議な響きが気になっていた作品は、
ファンタスマゴリア……「走馬灯」がキーにもなり、
全体の雰囲気を作ってもいる作品だった。

くるくると回るファンタスマゴリアのように、
8歳で出会った束井艶と永見の物語は、
現在と過去が入れ替わりながら回りながら進んでいく。

全体には明るくない物語なの…

6

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

とうとう此処まで行ってしまったかという続編。

とうとう此処まで行ってしまったかという続編。
わんこ攻め、美人受け大好きー!と気楽に読み始めたのですが、私が期待していたものよりも重かったようです。

監督絡みのオチは何となく見えていたのですが、まさか二人がこんな事になろうとは。
一応、平穏な毎日に戻りましたという事でしょうけれど、狂気がいつ芽吹くか分からない事態は少々恐ろしいです。
嫌いじゃないのですが、手放しで大好き!というには、期…

8

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

個人的には、「渇命」の後に読む方がよかった気がします。

関連三冊まとめて購入したので、ちるちるさんのレビューを参考に「渇命」より先にこちらを読了。
同人で出したものを刊行したそうですが、う、うーん。
嫌いじゃないのですが、ぱんつ日記は無理があるような。
この大量のスケッチブックを持って、行方をくらませた事になりますよね(笑)

雪路さん目当てもあったので、これはこれでよかったと思います。
個人的には、「渇命」の後に読む方がよかった気がします…

2

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

思っていた以上に、犬過ぎて驚きました。

唯一無二の関係が好きでわんこ攻めが好きなので、これは読まない訳にはいかない!と、ずっと気になっていたので漸く購入。
買うには勇気のいる表紙なのでずっと迷っていました。勇気がないので、通販しましたが(笑)

思っていた以上に、犬過ぎて驚きました。
うわー。
そうか、わんこでも本当に犬になりたいヤンデレもいるのですね。
最大のライバルが犬っていうのもすご過ぎます。

ヤンデレはあまり好…

3

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

渇仰と、渇命の間のお話しだとか…。

うへうへげへげ

へ、よだれ垂らしながら…爽やかいい男が絶対やってはいけない事のてんこ盛り!
なんなんですよ、コレ~~!!マンボウの大好物なアホエロライン超えてます!!!本編より好きなんて言ったらまずいですかね?
本編では、恐ろしいまでに美麗で迫力あってイケてる男…のはずなのに、何でこんな事に!!
そして、トドメは【ぱんつ日記】!ここまでの執着に耐えられる明良こそ凄い。心身ともにタフネス…

6

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

あー、、、

なんで、これ、商業出版物なんでしょうか、、、

いや、まぁ、
バカワンコが盛りまくるお話で、
薄いし、
サクって読んじゃうには楽しいのは楽しいけど、、、
元が同人誌で、それに書き下ろしプラスして、、
同人誌2冊分としたら、文庫本の500円なんて、超お買い得だっていうのは、十分納得できるし、
そもそも同人誌って、売られているところが限られているし、
それも、まず、何時、どんな本が出…

4

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

変態犬!!でも愛があるから気にしない!!

渇命よりも薄いので先に読みましたが、とにかくやってました!!
いつまでもやってました、やりまくってました(^^;)
薄い分、やってるだけになった気もしますが気にしません。
だって愛があるもの!!(重そうだけど…)

文章だけ読むと引くわ~な内容でも
挿絵の達幸見るとカッコいいしなぁ~っ。
ちょっと(?)変態入ってるけど、お金もあるし、自分だけだし、お買い得?
明良の立場で考えれば、…

3

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

これもひとつの愛のかたち

前作の「渇仰」に輪をかけて達幸が狂ってます。
明良の思考も結構いくとこまでいっちゃってますが。
ラストまで読んで、この2人はこれで良いのかもしれないなぁと思いました。
愛の形はひとそれぞれですし・・・。
とりあえず2人が幸せそうでなによりです。

そして、前作同様2人をフォローしまくっていつもハラハラさせられている松尾さんには幸せになってほしいとつくづく思います。
もしかすると、もう…

7

ぱんつを穿きたい3日間 小説

宮緒葵  梨とりこ  青山十三  黒岩チハヤ  雪路凹子 

買って正解

以前に発売された同人誌「PH3」に描き下ろしや他作家さんの寄稿が加わった、ちょっぴり豪華な一冊となっております。
でも、厚さは薄いのですぐに読み終わります。

「PH3」は既に購入済みなのですが、迷わず購入。
結果、買って正解でした。
「PH3」を読んだことがある人でも、描き下ろしがあるので十分楽しめます。

それにしても、達幸は相変わらずの変態犬ぶりで
とくに描き下ろし「ぱんつ日…

6

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

よかった~とはならないけど。

BL系の小説で珍しく読むのに時間が掛かった気がする本作品。

前作が好きで読むという方にも今回の内容は好き嫌い分かれると思いますが、
前作はまあまあ、と思った私は2人がどうなっていくのかというのが気になり続編も読んだ次第です。
最後まで読み終わった後も私自身彼らが選択した先の未来はこれからどうなっていくのかな~とそこがどうしても気になって気になって。
2人一緒に狂うならそれはそれでいいの…

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