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37/42(合計:413件)
ミナヅキアキラ
むぼち
ネタバレ
特に表題作が、甘党にはたまらない傑作です。 話の中ほどで、和有希が芳川につきはなされるところが、ぜんざいに添えられた塩昆布のように、読み味を引き締めたうえで、その後のたっぷりと甘い展開を一層際立たせていて効果的です。 間を置かず、芳川の方から和有希を追いかけてきてくれたのも、長すぎる焦らしが苦手な私には程よい加減でした。 エロ場面の描き方も、和有希が食べられそうなほど可愛がられて…
茶鬼
最近、単色のトーン遣いのカラーがとても素敵なミナヅキ絵。 今回の単行本は、多分全てが昭和なノスタルジーの魅力あふれる背景に、ちょっぴりミステリアスな要素をちりばめて惹きつけて離しません! どれも読んでいる最中もですが、読んだ後にじわじわと浸みてくるくる何かがあって、色々と思いを巡らすのがとても心地良い余韻を残すのです。 最初に載っている民俗学を学ぶ下宿大学生と推理小説家との出会いのお…
さくらら
ミナヅキさんの待望の新刊! 短編集なので何度も見返してしまう、じわじわくる魅力満載です。 帯の原稿用紙を模したデザインも、ミナヅキさんの独特な画風とマッチしてていいと思います。 どことなくその時その時の描写の中に描かれた温度を感じてしまうような、そんな魅力のある作家さんで好きです。 『書画喰う虫も好き好き』~『大人と絵本』 本の虫な学生朝日向と、小説家の佐野のお話。 ちょっと背伸び…
Krovopizza
ミナヅキアキラさんの2年ぶりの新作は、 昭和が舞台の短編集。 セピア色の表紙と原稿用紙の帯が雰囲気たっぷりです。 中の絵は、ちるちるインタビューにもありましたが トーンを極力排した画面がモノクロ映画のようで素敵。 カラーでも白黒でも、 独特の温かみあるミナヅキ絵が大好きです。 (リヤドロ人形を描いたような口絵がお気に入り) 収録作は、怪談風味~ラブコメまで幅広い。 暗くて…
読み終えた後、すぐに再読したくなる漫画に当たったのが久しぶりで、それだけでも満足だったのです。 二度目を読む前に、皆さんのレビューを見て、今度は「スーツに刀」に注目しながら読んだところ、私にとっても、それは大層よいものだと分かりました。 ミナヅキ先生のホームページを拝見し、続編の同人誌を早速注文してきたところです。 萌えは自分の内から自然に現れるものではなく、掘りおこされ、呼び覚…
高岡ミズミ ミナヅキアキラ
marun
個人的な好き嫌いなのですが、どうにも面白さが感じられない。 内容的にシリアスだから面白くないと言うのではなく、ファンタジー要素なのに そのファンタジーも人魚の肉を食べた狼が恒久の命を得て、更に発情期に 眠りから覚めて~なのですが、どうにも今一なのです。 人外ものでワンコ、発情期等様々な萌えポイントがあるのに全てがハズレてる感じ。 そして受けになる内科医がこれまた、性格的に暗い暗い、育…
主人公の性格からか、すごく淡々とした印象を与えるファンタジー 大学病院の医局長から縁談を勧められ、うっとうしくて個人病院の内科医となった主人公・聖。 その生まれから人への関心が薄く、冷たく、恋愛もしたこともなければしたいとも思わない、ただ生きているだけのような人に見える。 そんな聖が、偶然マンションのエントランスで拾った怪我をした具合を悪くした男。 カイと名乗る男に、すぐに家から出て行って…
ポッチ
最近はまった作家さんです。 この作品も萌えました!これが商業デビュー作品ですか。。。完成度がとても高いと思うのは私の気のせいでしょうか。 ミナヅキさんの作品は表紙がとても素敵(いや、中身ももちろん良いですが)。水彩画っぽいというか、色遣いがお上手なのでしょうか。そして表紙をめくるとカラーの挿絵がドーンとあるのですが、これもまた良し。 内容は皆さま書いてくださっているので感想を。 …
本屋さんで見かけて何気なく購入しました。 1ページ目から事を致していたり、絵柄がいまいちツボに入らず、う~む、と思いつつ読みはじめたのですが。萌えました!!3つお話が入っているのですが、どのCPも可愛いです。 表題作「知らぬはおまえばかり」 大学のサークル仲間 チャラ男・芳川×小宮 お酒の席での流れで何となく始まったセフレの関係。チャラ男の芳川とのこんな関係はすぐに終わるだろうとい…
青海
鈴見は商店街の外れでパン屋を営んでいます。 暑い夏の日、近所に銭湯がある事を聞き、汗を流しに行きます。 そこの番台に居たのが有名な書道家の草羽で、鈴見をガン見するばかりか、 コンプレックスを刺激する絡み方をした上に、 「身体の関係前提で、付き合いたい」と口説いて来て・・・ 鈴見は、アイドルの様な容姿なのに、中身は地味で真面目。 そのギャップに失望され続けた過去がコンプレックスになっ…