total review:286044today:8
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
3/4(合計:39件)
愁堂れな 広乃香子
飛鳥樹理
ネタバレ
傲岸なイケメン作家と泣き虫で可愛らしい新人編集者。 とても可愛らしい一作でした。 表紙のイラストも可愛らしい感じなので、 BLを全然知らない人ならそういう本と気づかないかも、 とリアルでも買い易いような気がします。 一応萌×2ですが神との間くらいかな。 BL的要素だけだと萌×2ですが、 君嶋の隠された過去や作家としての苦悩、 安藤の秘めたエピソードやそれを知った君島の想い、 …
きたざわ尋子 広乃香子
marun
前作の「優しくせめないで」の続編も、やっぱり感想としては割れ鍋に綴じ蓋。 S気質の強引な攻め様が無自覚M属性の受け様と、傍から見たら受け様が酷いことを されているように見えがちだけど、実は性格的にネガティブだから強引に仕掛けられ 無理やり気味に押し切って愛情やらを押し付けるくらいでないと受け様に伝わらない。 そして、攻め様も自分が初めて執着した相手に、身勝手にしつこくしてる、実はこれこそ …
目薬
身体の関係ありきで始まって、お互いにプライベートは詮索しないし好きにもなってはいけない。なんて攻めの倉木がルール宣言してしまったため、2人とも気持ちが追いついてきた時には倉木はどんなに口説いても信用されないし、間宮は頑なに気持ちにブレーキかけてしまう事態に。ただ、このルールがあったため二人とも執着するまでにいたれたのは言うまでもありませんが。 攻めが執着露わに受けをいじめる設定は好きなのですが……
カトリ
好きな設定です。 真宮(受様)は、とある理由により高校を中退。大学生になっても、親しい友人を作らず、家族のもとを離れ一人で暮らしています。そんな真宮に倉木(攻様)が身体の関係を迫るのですが、ひどい事に自分を好きになるなと言うのです。 でも、寂しさに気づかないふりして、一人で頑張ってる真宮は、それはもう…グラグラきちゃうわけですよ。 倉木の方は飄々としていて、真宮を傷つける事や、突き放すような事…
10年前の作品の文庫は再販書籍で書下ろし付の再登場なのですが、この主人公の二人、 結局のところ割れ鍋に綴じ蓋なんですよね。 MとSの関係とでも言いますか、思いが通じ合うまでかなり傷つけ傷つけられる関係。 そして、個人的には高校生時代の受け様が学校を辞めた理由に今一つ納得出来ない。 陸上部で高跳びの選手で、でもいつも目の前には友人でもあり、超える事の出来ない 相手がいて、プライドと挫折…
AK
読み始めたときは傲岸不遜な態度の君嶋のどこに惹かれるんだろ? って思いながら読んでました。実際あまり共感はできかねるのですが。 (君嶋が安藤に惹かれるのは分かるのですが) 安藤が続編を望んだ理由のところに だめだ私、こういう話に弱いなんだよな・・・。 分かっていてもつい涙が勝手に落ちてきてしまいました。 終わりには君嶋が安藤にベタぼれな感じが好みでした。 いつもだったらイ…
砂原糖子 広乃香子
もこ
よもや砂原さんの作品に中立を付けるなんて(*ノД`*)・゚・。 いまは友達としての距離感な二人。 けれど二人にはドラマがあって。別れた過去がある。 それを田舎の村に引っ越してきたばかりの少年が「手紙」という形で みつけ、その手紙のなかで成長する受の気持ちを知っていく。 どんな人なのだろうという期待。 そして、自らに起こった気持ちと重ね~な部分ありで 2部構成的な? あ~そう…
設定が男なのにきれいとか美人でも男の人が男の人に見えないのはイマイチ。 なので真頼のかわいすぎる容姿は正直複雑なのですが・・・ 自分と似た境遇にいた「マヨリ」の手紙。 「マヨリ」の子供時代はツンデレ?・・・さぞかわいかったんじゃないだろうか。 手紙にはその心情が素直に書かれ、小学生のころの誤字が目立つ手紙にほのぼのさせられ 中学生のころの初キスの感想にニヤニヤさせられ、高校の最後の手…
茶鬼
色々な事情を抱えた大人の関係があり、そして、手紙を通して子供の関係があり、 そんな”手紙”という一つの接点をもって、過去を語り現在から未来に繋げる。 なかなかに斬新な手法で、目を引かれました。 大人になってしまった為にいろいろなしがらみを抱えてままならない部分を、子供の純粋な心と目で、目覚めさせる。 情に訴えるだけでない何かがそこにはあって、思いもかけず子供の一途な心に胸を打たれてみたりも…
雪代鞠絵 広乃香子
べあ
だけど引き込まれる、そんな物語でした! 明治という特殊な時代が舞台だからでしょうか。 千冬を拾った玲人の甘やかしっぷりたらもう・・ 甘々ですねw でも、甘えることに慣れていない千冬の戸惑い、 可愛かったです! 結構、すれ違いが多くてヒヤヒヤしました・・。 両想いになった後の二人の幸せそうな表情の最後の挿絵はとても良かったです。 想いが伝わるのに時間がかかったけど、だ…