青石ももこさんのレビュー一覧

ペーパー・バック(1) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

一束が可愛かった

新聞社シリーズの番外編同人誌類をまとめたもの。
主に『is in you』の圭輔×一束、次に多いのは『off you go』の良時×密。
後は『ステノグラフィカ』西口×碧が少し。

本編よりも圭輔×一束が可愛らしくて萌えました。
ややこしい話なく美味しいところだけ読めるからかな…。
純粋に可愛いな~、楽しいな~って感じでした。

『off you go』の二人、というか十和子と三人…

0

アンフォーゲタブル 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

友情じゃダメなのか

シリーズものの一作だと知らずに読みましたが、その点は別に苦はありませんでした。

このお話って別にBLじゃなくていいんじゃないかなー。いや、受が女性でもいいって意味じゃなく、二人の間にあるのは純粋で特別な男の友情のほうがしっくりくる気がして、キスやセックスがなんだか取って付けたようで最後まで萌えることができませんでした。

会えるかどうかも分からない同性(たった数ヶ月間しか知り合いじゃなか…

5

ペーパー・バック(2) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

尽きない想い

集録作中、書き下ろし以外は既読だったが
それでもまとめて読むと、感無量という感じだった。
作者が述べているように、「佐伯さん祭り」(笑)、
新聞社シリーズの中でも、off you goの二人の分量多しです。

西口が佐伯を表して「エッジの効いた性格」という場面があるが
off you go自体がエッジの効いた作品だと思う。
こういう優しく遣る瀬無くも非常に鋭い感覚は
一穂作品に共通…

8

ペーパー・バック(2) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

佐伯密には興味が尽きない

新聞社シリーズの番外短編の詰め合わせ、その2.
その1の方は同人誌やらなんやらで既読の作品が多かったけど、こっちのその2の方はほぼ未読作品ばかりでした。
めんどくさい男・佐伯密と、静兄妹の不可思議な関係は、書いても書いても次々とエピソードが湧き出すようで、読んでも読んでも知れば知るほどもっとその間のこと、この先のことと果てしなく知りたくなって、本当にきりがない。
逆に圭輔と一束、西口と碧の話…

3

is in you 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

ちょっと辛口

大学柄仕事柄帰国子女や駐在帰りの知人が非常に多いのですが
ほとんどの人は本当の国際人でどの国もいいところわるいところもあり
それでも日本はやっぱり素晴らしい国だと言いますが
たまに外国かぶれをして日本の悪いところをあげつらう人もいますね。
そういう人は本当に苦手だったので読み始める早々一束も苦手にw
病気に関しても某俳優さんが同じ病気ですがテレビで堂々と裸になってらっしゃいますし。
た…

9

ペーパー・バック(2) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

佐伯氏祭?

明光新聞社シリーズの同人誌再録集、第2巻。
こちらは『off you go』のエピソード中心です。

表紙の佐伯氏には誰やお前!と叫びたくなりましたが(そもそも青石さんの絵のタッチが、個人的に本シリーズのイメージと少し違うかもしれません。『off you go』の表紙のセンスは大好きですが。)、書き下ろしまで読み終えると、こんな穏やかな表情も悪くはないなと思えてきました。

再録分は全て…

15

ペーパー・バック(2) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

表紙の密さんにびっくり

こんな穏やかな表情で良時の胸にぴったりと寄り添う密。あのひねくれ者がここまでラブな空気飛ばしちゃっていいんでしょうか?同人誌作品集って素晴らしい。

私は一穂さんの作品の中で密というクセのあるキャラクターが一番好きなので大満足でした。前回のペーパーバック1も良かったですが、私にとっては少し密不足という感じだったので。

短編・中編ばかりですがおなじみのあの新聞社関連のキャラばかり登場するの…

5

ペーパー・バック(1) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

元のシリーズも読み返したくなる

新聞社シリーズの番外短編の詰め合わせ。
同人誌や小冊子類で既読の作品も結構多かったかな。
こんな風に番外編を集めて本にしてもらうと、元の作品も読み直したくなる。
いろいろなカップルの話が次々登場するので、ちょっと戸惑ったけど、元の作品のが印象深かったから、どの登場カップルの事も、どんな内容だったかも思い出すのはそれほど難しくはなかった。
全体の印象としては、一穂さんにしてはエロが濃厚。

3

ペーパー・バック(1) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

作品同様読んだ側も色んな気持ちが交差する

一穂さんの新聞社シリーズの番外編を集めたもの+『is in you』 の書き下ろし短編。今回ペーパーバック1の方では、『アンフォーゲタブル』のお2人はほとんど出番なしでした。冬梧が一瞬出てきましたかね。
詳細なレビューは他の方が実に的確に書かれていらっしゃるので割愛します・・・☆
私は一穂さんの作品の中でもこの新聞社シリーズが特に好きで、今でもテレビでニュースを見るたびにこの作品の登場人物のこ…

9

ペーパー・バック(1) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

過去、現在、未来を行き来する物語世界

明光新聞社シリーズ番外編集、その1。
(その2は来年の1月19日発売予定。)

このシリーズは一穂作品の中でも別格に好きで、特に『off you go』はBLにハマって間もない頃読んで衝撃を受けた一冊。
幼少からの特殊な三角関係を情趣豊かに綴りつつ、記者の仕事もリアルに描き出す作品世界に大変引き込まれたものです。
そのリアリティはシリーズ通して健在で、海外特派員、校閲部員、速記者…など様…

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