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一穂ミチ 青石ももこ
ゆうかのん
ネタバレ
英語ペラペラにいつまでも憧れがある私ですが 日本語が母語でよかった、と心底思える作品でした。 何気ない日常や心の動きを表す文章に ものすごく惹き付けられました。 言い回しひとつひとつに、日本語が母語で日本に暮らしているからこそ掬いきれる(と思われる)ニュアンスがあって。 友人のおすすめで手に取りましたが読んで本当に 良かったです。 色と水と雪と言語。 出会いの高校時代から再会したあ…
椎崎夕 青石ももこ
ロペ丸
自己肯定感の低い受けが、それ故に自暴自棄な生活(性活)をしていたのが、攻め出会い大切にされ、周りの助言もありどんどん変化していく……… 王道ですがやっぱり何度読んでも面白い! 今作の攻めは言葉足らずすぎ、受けは自分や周りを信用しなさすぎ、という事で後半までかなりヤキモキする展開が続きますが、私はそのヤキモキが大好物なので楽しく読めました笑 椎崎作品に多い嫌なキャラですが、今作だと意外…
おぶもいもい
新聞社シリーズ4作目。 ボリューム的にはそうでもなく読みやすいページ数だったのだけど、 このシリーズのどれよりも重たいテーマで本の厚さの倍くらいの読み応えがありました。 お仕事BLとしての一面と、心の奥を暴いていくような展開が本当にすごい。めちゃくちゃ引き込まれました。 冬悟と望、どちらの気持ちを考えても辛い部分がたくさんあるので さくさく読み進めるには苦しいところもあります。 何…
「off you go」で何度か名前が出ていた西口が今作のメイン。 政治部記者の彼と国会速記者の碧とのお話でした。 お互いに相手の存在を認識していて、深く関わり合う前から意識もしていた西口と碧。 これまでは接点が無かったから交わることなくいたけれど、ひょんなことから話すようになって距離が近づいていくなかで 最初はうっすら見えていただけだった好意が少しずつ濃度を増していく様子がたまらなく…
yumyumyum
新聞社シリーズがとても好きで、本作に辿り着きましたた。一穂先生買いでもあります。 このシリーズでは、佐伯をはじめ、静、西口など登場人物が非常に魅力的で、かつお仕事BLとしてもとにかく大好きで、本作も心に沁みました。 *** 出会いこそ突飛でしたが、そこから交流が始まる冬梧と望。 自分のことに対して無頓着すぎると望に怒られる冬梧。 自分はストレートで男は無理だもんという冬梧…
ゆきゆん
ラストのラストでものすごい重い題材を持ってくるところが本当に先生らしいですね これまでのシリーズすべてとても良く、何度もないたのですが、この作品ももれなく泣かされました 製薬会社の偽造、それによる社員の自死…どこを切り取ってもものすごく苦しい一冊でした そして主役のふたりも一筋縄ではいかず、再会するまでにものすごい時間がかかりました でもその時間は確実に二人に必要な時間だったし、それを経て…
文字で書き起こした言葉と人間が実際に口にする言葉 同じなようで全然違う 同じなのは一度発したら取り返しがつかないということ それを序盤に伏線として織り交ぜておいて、それをそのあと大事な場面で回収させる… 天才すぎませんか…????? 書き起こした言葉は裏にどんな意味があったとしてもそのまま受け取られる他ないけど、人間が発した言葉は時として裏返ったりねじまがったりして相手の心に届く あー…
まるで、本当にその人たちがいるかのような質感でこちらに伝わってきます これ、すごすぎません?? 癖、表情、言葉遣い、心の動かし方… 何をとってもしっかりこのキャラはこうするだろうなというのが土台にしっかりあって、本当に生きているみたいに感じられます それがまたさらに感情移入を深めてくれて読む手が止まりません 前作と今作どちらも、私の中では「過去」がテーマかなと思っています isinyo…
こんな絶品小説を前になんてレビューしたらいいか言葉が見つかりません この作品には「昔の男」と言える立場の男が二人います 受けを取り合うという言葉では簡単に片付けられないこの三人の関係性がとても素晴らしい この二人、どちらも「昔の男」なんです 高校の時にあまりにも好きすぎて拒絶してしまった弓削と、後腐れない大人の関係でいたはずの佐伯 どちらも昔の男なんです… うまい…うますぎる とくに…
renachi
一束と圭輔、良時と密と十和子、西口と碧、冬梧と望の各カプのページ割合は1巻同様かな。相変わらず西口と碧パートはとても平和で、間に挟まれる清涼剤のよう。一束と圭輔も転勤による遠恋展開はまだ先のようで平和だった。 一束と密が再会し、良時に二人の過去を勘付かれたようだったけど、密と良時の関係に影響はなさそう。一方、一束の方は12時間もかけて圭輔のもとに飛んで行く。この二組のカップルの両極端な感じが…