青石ももこさんのレビュー一覧

ステノグラフィカ 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

カップルとしてはとても好き

シリーズ作品だが単体で読んでも問題ないと思う。前作で出番があった西口は、名前がやたらと出てくるモブのような印象だったので。速記者の碧はこの作品で初登場。仕事も性格も興味深いキャラで引き込まれた。

碧は発言だけを見れば浮世離れしているような、独特の雰囲気を持っている印象。その実、料理も裁縫も得意で、地に足のついた生活をしている。落ち着いた振る舞いに説得力を持たせる背景も描写されており、するする…

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off you go 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

大人になって一緒にいるためには

シリーズ作品「is in you」から続けて読んだ。あちらでは強烈な当て馬として存在感を示していた佐伯密のお話。こちらだけでも読める作品だが、あの過去があってこその結末な気がするので、両方読むとより楽しめると思う。

両視点で、最初は良時視点から。良時の語りは年齢のせいもあってか、淡々としているように感じる。そして決して思うままに行動したりしない。その慎重さは良時を支えるものでもあると思う。

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is in you 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

十三年越しの初恋とすれ違い

すれ違って終わった高校時代と、社会人として再会し、三角関係を経て関係を築き始める二人のお話。一束の設定が興味深く、相手役の圭輔も魅力的で良かった。社会人編は香港の描写が楽しい。当て馬にしては強烈な佐伯のキャラも好きだった。

一束は香港からの帰国子女で、それゆえに疎外感を抱いている。同じ帰国子女の中でもいろいろある、という視点は勉強になった。個人的に一穂さんに驚かされるのは、少ない文字数で人物…

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ペーパー・バック(2) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

佐伯密が大好きになりました

シリーズを通してoff you goがとても好きなのですが、本作を読んで、佐伯密の魅力に圧倒されっぱなしでした。

それぞれの過去のエピソードが、私の頭の中にある人物たちのイメージをきれいに補完して、さらに輪郭をクッキリとしてくれて、あながち自分が抱いていたものと遠くなかったと、安心して読みました。
ほんとに、ほんとによかった。


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overtour
密と一束
無…

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ペーパー・バック(1) 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

こうしてまとめて読むことができて感無量です

大好きな新聞社シリーズ、もっと読めるなんて、嬉しくて、ただ感無量でした。
圭輔と一束のカップルも好きですし、良時と密も大好きだったから、本当にありがとうございます。

以下、印象的だった箇所を少し。

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you belong to me
良時と密と十和子の関係は、off you goを読んだ時、兄妹、結婚、離婚、不倫、と複雑な関係で地雷だらけと当初は思っていた。
でもワン…

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off you go 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

ほろ苦く少し甘いストーリーにどっぷりと沼り、最高に好きな作品となりました

先生の作品が大好きです。新聞社シリーズを追って読んでいますが、この作品が一番好きです。本当によかった。

兄妹を含む三角関係だったり、攻めになったり、受けになったり、不倫したり、離婚したり、このシリーズには地雷にもなりうるような突飛なことが多くあるのだけど、根底にある信頼、強固な絆が揺らぐことはなく、だからこのストーリーを自然と受け入れることができて、そして、人生って色々なことが起きるよなと思…

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is in you 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

会いたきゃ会えるようにできてんだ

先生買いです。順番が前後したけど、新聞社シリーズが好きで、読んでいます。
今回もストーリーがとても面白く、登場人物の心の揺れが深掘りされていて、とても良かった。


高校時代、孤独だった一束に、屈託なく、先輩面することなく、すっと並走するように仲良くなった圭輔。
興味を持って、相手の話しを聞く。
しっかりと鍛えられた圭輔の身体と、自分の身体を比較、コンプレックスを抱える一束。圭輔が自分…

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ステノグラフィカ 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

碧と西口、2人とも大好きです

一穂先生買いです。最高でした。
ずっと余韻に浸っていられるくらい、よかったです。
こうして心を揺さぶられる作品に出会えることは、幸せだなと思いながら読みました。

読ませるストーリー展開はもちろん、碧と、西口の2人がとても好きだったというのがこの最高の評価に繋がっています。

最初は西口の、男らしさや、情に深く、照れ、優しさ、子供のようにやんちゃな部分、有能な奥様へ嫉妬したりと甘えや弱…

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アンフォーゲタブル 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

”17年分”の思い

「泣ける小説」が無性に読みたくなり、色々調べてこちらの
作品にたどり着きました。

新聞記者の攻め視点の物語。
「新聞社」シリーズ4作目とのこと、シリーズはまだ『is in you』しか
読めていませんが、他作品も絶対読もう…!と決意させてくれました


夜読み始めて、この時間まで一気読み。
実は涙こそ出なかったのですが;

報道のあり方。
17年分相手を想い続けた二人の想…

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off you go 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

こどもで大人な恋

『is in you』ではかなりクセのある当て馬だった密(佐伯)。
嫌な奴っぽく映ってはいたけれど心底悪い人とも
思えなかったので、
彼が抱え続けていたものとか一束への最後の執着がここに繋がっていたとは…というのも知ることができて、
前作のぶんも含めてスッキリした気持ちです。

良時と密、それぞれが自分の気持ちを押し殺して
長年過ごしていたわけではなく
形容することができる感情とは…

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