真宮藍璃さんのレビュー一覧

義弟~青蛇の虜~ 小説

真宮藍璃  東野裕 

先が読めない面白さ!

最近の作家さんてホント、レベル高い人多いなぁ。
予定調和と雰囲気だけで乗り切れた時代とは隔世の感があります。
これもBL離れした骨太なストーリーと、
先が読めない展開にしてやられた感じ。

「義弟」というタイトルと、肌色率高い表紙につられて購入。
しかも、イラストは東野裕センセイだし!

芸能人同士の結婚により、息子同士が北鎌倉の屋敷で出会う。
主人公の名前が二ノ宮朔也、というい…

5

執愛虜囚~マフィアと復讐者~ 小説

真宮藍璃  立石涼 

マフィアらしくないかも

サブタイトルがマフィアと復讐者になっているし、重い作品かと思ったら
以外にあっさり読めるし健気な甘さもたっぷりあるラブでした。

父親がクラッシクのピアニストで自身もその勉強をしていたが、自由に音楽に心を
躍らせる事が出来るジャズに転向して父親からは絶縁状態なジャズピアニストの弘樹。
唯一の理解者であるはずの姉が婚約者と事故死してしまい、自分の所へ来たからだと
思い込み、更に追い打ちを…

3

義弟~青蛇の虜~ 小説

真宮藍璃  東野裕 

犯罪の痛さが大きい

義兄弟ものなのですが、単純な親の再婚同士で兄弟になって云々では無いストーリー。
そこに幼児の人身売買、児童ポルノなどの犯罪が背景にあり、シリアスで重い。
そしてその犠牲者で被害者である者が加害者にならざる得ない暴力的な楔。
花丸blackなのでエロエロですが、恋愛とはかけ離れた痛いエロ凌辱系ですね。

主役二人の両親は華やかな芸能界の人間で受けである朔也も子供時代に名子役として
名前が…

5

義弟~青蛇の虜~ 小説

真宮藍璃  東野裕 

作られた17歳

義理だけど兄弟モノ。
しかし、この話は禁忌をテーマにしたものではなくて、辛くて苦しい胸の内がサスペンス風味満載に展開されており、この作家さんの過去作品が自分的に今一つだったのですが、中々に今回は読み応えがありました。
義理の弟となった17歳と思えないとんでもない姿にビックリしたのもつかの間、垣間見せる17歳の素顔のギャップとか、彼の苦悩とか
兄となった22歳の賢さと、酷い目にあわされながらも…

7

エスケープランチは美人秘書と 「ヴァージンハネムーンは御曹司と」SSペーパー 特典

読みたかった続き

本編の後日談です。
本編では、南国リゾートが舞台だったのですが、
こちらでは、日本に戻ってきた2人のあま~いやりとりです。

本編から考えると日本での2人は、仕事ですべきことが山積みだろうし、
大変な日々だろうと思うのですが、そんな2人のほっとした時間を
読むことができます。

黒川視点なので、もっと黒川の内面を読みたかったのですが、
SSということでページの関係から浅くなってし…

0

ヴァージンハネムーンは御曹司と 小説

真宮藍璃  みずかねりょう 

南国リゾートなウキウキ感

舞台が南国ということもあり、
読んでいて海の波の音が聞こえる気がするような
癒される雰囲気でストーリーが進んでいきます。
2人にとって、ドラマチックな夏休みといった日々のストーリーです。

ホテルグループの社長秘書だった水瀬は、
いきなりリタイアしてしまった元社長黒川を追って、
南国リゾートのホテルにやってきました。
水瀬は、黒川を社長に復帰するように説得する任務を与えられていたの…

0

ヴァージンハネムーンは御曹司と 小説

真宮藍璃  みずかねりょう 

敵を欺くには味方から?

信頼し尊敬していた元上司の攻め様を元の会社に戻ってもらおうと、秘書の受け様が
攻め様所有の南の島のホテルへ任務の遂行の為に行ったはずが、いつの間にか
新婚カップルも真っ青な甘い毎日を過ごすことになるストーリー。

攻め様は日本でホテル経営する家の御曹司で跡継ぎで、実家のホテル経営が傾き気味の
所を海外から戻りわずか2年で再建してしまった後、何故かあっさり経営から抜け、
南の島に隠居同然…

1

エスケープランチは美人秘書と 「ヴァージンハネムーンは御曹司と」SSペーパー 特典

ようやく秘書らしく

やはり生まれ育った日本の方が真面目さを活かせるのか、
はたまた本編と違って黒川視点だからツンに見えるだけか。

ともかく、本編では見せ場のなかった水瀬が
ここへきてようやく秘書らしく、しっかり者の顔を見せている…気がします。


本編から半年。
日本に帰国し、グループ最高経営者とその専属秘書として
日々忙しなく働く二人。
あのあと不正行為が明るみに出て、予想通り経営の危機に陥っ…

0

ヴァージンハネムーンは御曹司と 小説

真宮藍璃  みずかねりょう 

南国リゾートラブv

優しい男前×上品な美人で、ひたすら甘いお話。
社内クーデター、という社会派な要素もあるのですが、
南国リゾート地で繰り広げられるラブラブにアテられ、
終盤まですっかり忘れてましたw


主人公の水瀬尚史(受け)は、黒川将之(攻め)の元専属秘書。
黒川は、ホテルグループの御曹司だが、突然会社を辞め、
オセアニア某国の島で、独自にホテル経営を始めていた。
水瀬は、黒川を日本に呼び戻す…

2

愛玩ホスト ~No.1の代償~ 小説

真宮藍璃  石田惠美 

表紙だけで丼飯3杯いけますっ!!

石田要先生の美麗な表紙!これは買わずにはいられません!!
艶っぽい雰囲気でずっと見つめていたくなります。

前半『愛玩ホスト』と後半『オンリーワンは揺るがない』の構成。
謎のインテリホスト晃の正体は前半の最後で判明します。
前半では両想いになるまで、後半ではその後が書いてあります。
両方とも受けの美里視点だったのですが、後編はできれば晃視点でのお話を入れてほしかったかな。
晃の気持ち…

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