テクノサマタさんのレビュー一覧

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

高校生に戻って恋がしたい気持ちになる

先輩×後輩。
可愛いお話でした。
『いとしさを追いかける』が好きな人は気に入ると思います。
そんな感じの雰囲気ですね。
同時収録4編は続編(といっても時系列は表題作が後ろから2番目)です。


就職活動中の大学生・茅原は、高校の時の先輩である坂江と一緒に暮らしている。
すれ違いからケンカとなり、気まずくて朝帰りした電車の中で、過去の坂江を彷彿とさせる高校生を見つける。
そして6年…

5

草の冠 星の冠(5) コミック

テクノサマタ 

やっとハッピーになれた

ヒバナを見るたびに号泣するようになってしまったなっちゃん。
そんな二人を応援してた私もやっと安心できる5巻がきましたよ!

グリンに会わない方がいいと言われていたけれど、夏月が気になっていたヒバナ。
一方、生前自分のしていたことで、ヒバナから離れようとする夏月。
それでもヒバナを見ると嬉しい気持ちが湧き出てくる自分を抑えられないようです。

記憶をなくしていたヒバナですが、ずっと面倒…

5

水色ステディ 小説

松前侑里  テクノサマタ 

なんとも評価に困る作品

萌えか中立かで迷いました。
主人公が自分のカラダを「プレゼント」とかいうところはかなりイヤだった。
いやいや、セックスなんてお互いさまだろうと。まして男同士なんだからさ。
小悪魔は好きなんですが、中途半端だった気がする。突き抜けた小悪魔であって欲しかった。

誠一は好きだったんだけど、最後がヤダ。綺麗に身を引いちゃって、お前はアホかと。

先輩についてはさっぱり意味が分からなかった。
強引にさらえ…

1

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

Fly me to the moonレビュー。

絵の可愛さにやられて手に取りました。
そうしたら、中身は29歳弁護士と15歳(今年で16歳)のアルバイトで生活している少年の年の差ラブでした。

え?攻、弁護士なのに15歳のバイトで生活費を稼いでいる天涯孤独な子に手を出すなんて……!!
この2人の接点は後々明らかになりますが、ヘタしたらドシリアスになりそうな設定で、受の子がこういう性格のキャラだから甘い方向に行ったんだろうなぁと思う。

5

水色ステディ 小説

松前侑里  テクノサマタ 

変わっていく想い

正直この作品を読んだのが1年前くらいなので、しっかりとは覚えていません;
でも、あのとき微妙な感想を持ったことだけは確かです(´-Д-`)

皆実(主人公)はみんなと違う自分が苦しくて迷子になっていた心を、
成行がすくい上げてくれます。自分の気持ち…―
親友の誠一へのゆき場のない想いを、聞いてくれる成行と徐々に親しくなっていくうちに皆実はいつしか成行を好きになってしまいます。
そんなと…

2

草の冠 星の冠(4) コミック

テクノサマタ 

泣けるというより泣く話

4巻になっても終わらなかったよ。
どんどん切なくなって悲しくなって夏月にイラっとした。
が、夏月、これからどんどん辛くなってくるんだろうなと思うとイラっとできない。

4巻は夏月とヒバナが離れるキッカケとか。
付き合いだした二人は結構順調に行くのかと思ったのに。
ヒバナがいろんな顔を見せて、そのヒバナを大切に思う夏月とかとても幸せな未来が待っているように見えるのにそんな一瞬でさえ悲しい…

3

草の冠 星の冠(3) コミック

テクノサマタ 

覚えてなければよかったのにと。

3巻は今までのほんのり幸せとは違ったお話でした。
どんより不幸な感じです。

夏の精として町にやってきた男は、この仕事に着く前の自分の記憶を持っていました。
春の精に話すとそんなことはなかったと言われ、自分の記憶がなぜ残っているのか、不思議だったようです。
しかし、神のいたずらか。。。
記憶に残っている少年と再会します。
が、その少年の傍にはグリンという植物の精がいて、なぜ今戻ってき…

3

草の冠 星の冠(2) コミック

テクノサマタ 

2巻も涙が出てくるお話万歳でした。

そうだったのか!と思わせたのが表紙になってるお話でした。
今回も少し切ないお話満載です。
私の心をガッツリ掴んで話しません。

表紙のお話は梅の精のお話です。
ずっと空き家だったその家にある梅の精は、おじいさんとおばあさんにとても大切に育ててもらったようで、誰が来ても追い出してしまう。
新しく着た物書きの先生も地元の人に止めた方がいい、出るからといわれてしまうくらい有名でした。
しか…

2

草の冠 星の冠(1) コミック

テクノサマタ 

涙が出てくる作品だった。

泣けるBLと聞いて買いました。
実際、泣きそうになりました。

このお話は春・夏・秋・冬の精や花の精、幽霊など人には見えないモノたちと
それが見える人間のお話です。
最初からそういう説明がなく、お話を読んでいくうちに段々と分かってくる部分でもあります。
説明なしってのが、またよかったです。

桜幽霊が表紙になってるお話です。
戦争中に優しくしてくれた彼を死んでもずっと見守っていた…

1

Fly me to the moon 小説

雪代鞠絵  テクノサマタ 

マッチ売りの少女的な幸せ。

以前のビブロス版の時も読んだのですが、手放してしまったので文庫も購入、再読。
わずかな甘いお菓子にだけ幸せを求める男の子。
男の子と言っても16歳なんだから普通ならもうこういうお話は合わないのだけれど、妙に子供っぽいのでOK。
まさか小学生にするわけにもいかないからこの年齢設定で、だから妙に子供っぽい16歳になったのだと思うけど。

子供っぽい16歳に(その保護者だからか?)妙にオヤジっ…

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