total review:292862today:55
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
9/17(合計:166件)
文善やよひ
みみみ。
ネタバレ
腰痛持ちのおじさん(受)がゆるふわ系人魚(攻)に女と間違われて娶られて、腰痛を抱えたまま不老不死になって悠久の時を生きていて、夫の人魚とは訳あって60年離れ離れで、そしていざ今宵、60年ぶりの再会───と始まるも、実は1年間違えててまだ59年しか経ってなかった…というもはやどこにツッコんだらいいのか分からない情報量満載で始まる本作。 てっきり今回の文善ワールドはコミカルに振り切ったものかと思いき…
雀影
人魚と、人魚に見初められて伴侶にされてしまった人間の男のお話。 人魚はとても嫉妬深くて、伴侶に選んで自分の身を分け与えた人間には、死して別れることも許さず、不老不死の身にして、そして、その先は、、、。 寿命違いの恋には問答無用で萌えてしまう&泣いてしまうのですが、この作品も、朝から(読み始めたのが朝の8時半だったんです)気持ちよく泣いたわ。 時代設定は、多分今より100年以上昔、妖怪など…
東雲月虹
人外ものはあまり得意な方ではなかったんですが 最近魅力がわかってきたような気がします。 人ではないものが人を愛してしまった時、どうにもならない隔たりがあったりしながらも 想いは決して止められるものではないのが切ないんですね。 今作は不老不死の人魚が人間を助け娶り、その人間をも不老不死にしたお話で ちょっと強面のおじさんが触手プレイなどされてしまうなんともお得感のある内容です。 キヨが人…
おおざわ
門善さんの新刊きた……!!と思い、早速電子書籍で購入いたしました。人外といえば鴆も極夜もどちらも心臓が引き絞られる思いでとても楽しませていただきました。 人外専門誌から出てるだけあって本当に人外が半端ないです……。 攻めが長い年月を生きる人魚という設定なのですが、まず私たちの持つ『人魚』のイメージとは全く異なる人魚の造形をしておりまさに妖怪といった方がしっくりくるような設定で背筋がゾクっと…
弥七
泣いてたね! 1度で人魚のことを理解できてなかったのに、何故か泣いてたわ〜。
ぷれぱーる
文善やよひ先生の新作は、 人魚と人間の人種を越えた永遠の愛の物語です。 『鴆‐ジェン‐』は人外受けでしたが、今回は人外攻めです! 不老不死の人魚に娶られた人間の男・キヨ。 〝人魚の肉は不老不死の薬〟と言われ、 人魚によりキヨもまた不老不死の身体となります。 しかし、人間にとって親しい人たちを見送るだけの不老不死は苦痛であり、その呪いを解くべく仲間を探しに行く人魚。 次に会う約束は…
LR
大好きな作品なのですが、読むと体力と精神力一気に持っていかれるので、時間を置いてから出ないと再読できないのです。それでも時々開いてしまう。 誰も悪くなく、みんな心優しいのに、何もかも辛い方向へ流れていってしまう。 美しい世界の中で、淡々と進んでいく悲しい話は、突き抜けすぎて穏やかだと勘違いしそうだけど、みな悟っているわけでもないからやっぱり悲しいまま。 悲しく救いのない話なのですが、…
みちみち
前作がすごくよかったので、事前に内容をとくに確認もせず購入。読み進めて、あれ?これって対人間じゃなかったんだと、今さらながら鴆×鴆という設定にびっくりして読みました。 観賞目的である鴆の美の基準は美しい羽の色。そんな中で最も価値の低いとされる白と黒の鴆。この黒白の2羽(2人)が相手を思うあまり、自らを偽ってみたり、誤解があったりと、ストーリー自体は機微を表現するのが上手い文善さんだけあって、…
あさだ2枚
「満月の王」に初出 同人誌の続編が収録され、「鴆 -ジェン-」の続編同人誌も加えた一冊です。 「鴆 -ジェン-」がお好きだった方は、表題も好みだと思う&続編収録があるのでぜひ買っていただきたい。 「鴆 -ジェン-」の感想と同じになりますが、文善先生の絵柄と世界観がとても合っています。ファンタジーは設定を増やすだけ増やせるのでごちゃごちゃしがちなところ、必要な設定だけを見せていて…
異種和姦好きはハマらざるをえない作品でした。 文善先生にしか描けない、絵柄と世界観が調和した漫画だと思います。 世界観の作り方がBL漫画の枠内でなくても素晴らしい作品です。それでいてBLとしての満足感も高い! ファンタジー漫画は風呂敷を広げ過ぎて閉じられないものもありますが、1冊で過不足なく設定を広げて綺麗に落とされています。 フェイ(攻め 人間)の兄の死を主軸としたミステリー調の話運…