伊東七つ生さんのレビュー一覧

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

急展開に、萌えも急降下しましたが・・・

女装モノは、特に好きなシチュではないですが、嫌いではないです。
今回はある誤解から、「受けは女装好き!」と
攻めが思い込むところから始まるのですが、
途中、物語が急展開するまでは非常に萌えさせてもらいました。

◆◆◆

≪CP≫
優秀な会社員・加賀谷 × 女装して誤解された会社員・瀬戸

とある事情から、女装好きだと加賀谷(攻め)に
誤解されてしまった瀬戸(受け)。
しか…

8

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

女装ネタの使い方

安西さんの今までの作品の、
甘くキュンと切ない感じが好きだったのだが、
この作品は正直好きになれなかった。
甘くキュンの持ち味はあり、受けのキャラは好みなのだけれど
女装を巡る展開に無理があるのと、
攻めのキャラに好感が持てないのが、理由だと思う。


仕事は優秀、努力家で、美形で性格もよい、スーパー受けの
健気な恋物語。

密かに同期のモテ男加賀谷を思っているゲイの瀬戸。

9

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

期待しすぎたかな

安西さん初読みなのですが、うーん、ちょっとノリが自分とは違うかなあという感じがしました。
受け視点なのですが、なんというかテンションが高いというか…
他の作品も読んでみないとわかりませんが、ちょっと軽いタッチで書かれる方なのかなあ。

**********************
受けの瀬戸は商事会社のエリート社員。
ゲイで、密かに加賀谷へ想いを寄せています。

攻めは瀬戸の同期で…

15

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

結局は女装男子じゃなくて、女装男子好き

安西リカさんのお話はどれも好みでいつも新刊が出る度、読むのをワクワクしています。
ただ、今回は女装がキーアイテムみたいで(事前のあらすじを読んで…)
個人的に、ガチな女装には少々萌下がりするので、どうだかな〜感があったのですが、
瀬戸(受)は加賀谷(攻)に受け入れられたい一心の行動で、女装が自らの性癖というわけではないのでまだマシでしたが、
加賀谷がどうも違和感ありで、あれだけ肉食系であっ…

6

人魚姫のハイヒール ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

彼女へのお土産選び

本品は『人魚姫のハイヒール』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。

本編後、
帰国した2人が思わぬところで
同期と再会するお話になります。

東欧事業部に移ってからは
2人とも年末年始も仕事で多忙で
初めてまとまった休みが取れたのは
4月に入ってからでした。

日本でゆっくり花見でもしようと急遽
エアチケットをとったのは10日前。

明日の夜には
再び東欧…

7

人魚姫のハイヒール 小説

安西リカ  伊東七つ生 

受けが最後まで女装してます。

瀬戸が健気すぎて…。

同じ会社にいながら、あまり接する機会のない加賀谷に想いを寄せる瀬戸は、自宅で女装した姿を彼に見られてしまう。
瀬戸が女装をしたのは趣味だからじゃなく、女になれば加賀谷に惚れてもらえるかもしれない、と思った為だった。
だが女装趣味がある、と勘違いした加賀谷はノリノリで瀬戸に化粧を施す。元カノの化粧品や服、挙句の果て瀬戸にルブタンの靴までプレゼントする。
加賀谷はゲイ…

7

片思い 小説

木原音瀬  伊東七つ生 

喧嘩ップルと年の差ほのぼのカップルのお話

とても分厚いです。普通の単行本2冊分くらい。その理由は、表題作のカップルと、彼らの友達と先生のカップルのお話がしっかり書かれているからです。二つのカップルは同じ世界、時間に存在しながらかなり違うタイプの恋愛をします。まず、三笠吉本カップル。完全なるバカップルです。三笠は馬鹿で鈍感だけど正直で優しい男、吉本はイケメンで賢い the ツンデレです。惚れたのは吉本からで、三笠にその心がばれて抱かれた後も…

3

花とスーツ コミック

伊東七つ生 

同時収録作が表題作以上に好み!

電子のお試し読みで表題作の冒頭を読んでまんまと続きが気になって買ったのですが、読み終わってみれば、表題作より同時収録作に心揺さぶられてました。
なので、表題作のレビューは他のレビュアー様にお任せして、私は同時収録作の方を。

『白紙』『紙風』(約65ページ)
書けなくなって現実から逃げ出したジュブナイル作家が再起するまでのお話です。
伊東七つ生さんは、非常にリアリティのあるお話をファンタ…

3

愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

あまあまバカっプル

中学時代の同級生、藤原時憲(攻め)・倉知大紀(受け)の二人があまあまバカっプルになるまでの道程これがお話の大部分を占めておりました(笑)
特に攻めの藤原はホントに大紀しか眼中にないので、他者との対応の差が笑える!
マジで失礼なヤツなんですが、超イケメンでハイスペックなので許してやろうか。
この人がワタワタする様が可笑しくて、堪えきれずに吹き出した場面もありました。
内容的には特別な事は何も…

2

いとを繋いだその先に 小説

栗城偲  伊東七つ生 

糸電話は良かったけれど

糸電話で交流を深めていく二人の焦れったさは良かったですが、それ以外の部分に面白さを感じませんでした。

攻は言うほどコミュ障でもないし、行き倒れた見ず知らずの少年を家に住まわせるって、過去に余程の因縁があるかと思いきやそれもない。クライマックスの、受を取り戻しに行くくだりと言い、全体的にほのかなBLドリームを感じました。

そもそも、お互いにいつ好きになったのか分からなかったなぁ…。

0
PAGE TOP