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榎田尤利 湖水きよ
marun
ネタバレ
恋人のような甘い関係とは程遠いけど、身体の相性は異常な程良かった二人の続編 鷹目は嫌で気に食わないけれど体臭が欲情するほど惹かれてしまう。 そして鷹目は同僚になったけれど女好きでだらしない千里にうんざりしつつも やはり気になる存在ではある。 相変わらずワンコ並の嗅覚を誇る千里は、傍にいっても大丈夫な女の子を物色中。 それでも一緒にいて匂いが平気な女の子がいても、今度は性的な興奮が出来…
アリスクレヨン
「相性診断サービス」を業務とする一風変わった会社を舞台にした『nez』シリーズの第二弾です。 確実に、前作より面白くなってます♪ 前作は新シリーズの第一作ということで、仕事を通して主役カップルのすごい能力を読者にご紹介+ラブも始まりました?ってかんじ(まあ、やることはやったわけですが)でした。 今作は、前作から二か月後くらいの設定。 ラブだけではなく、ちゃんとお仕事していてしかも仕事…
茶鬼
相性診断の会社CASの実働部隊として動く、神経質で几帳面で観察力抜群のゲイである元公調のエリート鷹目と、女の子大好きの匂いでその人を判断できるという抜群の嗅覚を持つ千里の、どうみても相性悪そうな二人組を描いたこのシリーズ2冊目が出ました♪ またまた登場人物が増え、1冊目はどちらかというと人物紹介の様を仕事を通して描いていましたが、今回はいよいよ多分この話のメインとなるかもと予感させる核心をチラ見…
火崎勇 湖水きよ
あむり
ショコラティエのお話ですが、 香りとかをイメージしてしまって、チョコを食べたくなります。 丁寧な作品となっており、意外とシリアスも入っています。 ショコラティエの小笠原は、自分の取材をしたいとやってきた 編集者玉木と出会う。ただ、玉木は、ショコラが苦手で、 食べることはできないという。 しかし、小笠原は、玉木の味覚の鋭さに気づき、 玉木に美味しいと思ってもらえるショコラを作りたい…
フード雑誌を手掛ける編集の受け様とショコラティェの攻め様が織りなす作品だからか かなり詳細にフード関係の記述が多くて、さらに本気のフードコメントなので 思わず食欲をそそられるような内容になっています。 甘いものが筋金入りで嫌いでチョコの匂いすら拒絶している受け様と攻め様の出会いは 最悪と言っていいのですが、そこに攻め様がゲイで受け様がストライクゾーンであり、 受け様がフード雑誌の申し…
などというおバカなタイトルをつけてしましましたが、なかなかにショコラや食べ物の味の表現が自分の頭の中と口の中で再現されそうなほどのモノを感じまして、こうなったわけです。 出版社勤務で今回ショコラティエの小笠原を取材して彼の本を出そうという編集・玉木楓が甘いもの嫌いのチョコ嫌いという設定。 生粋ゲイの小笠原は今まで恋愛というものをせずにセフレ関係ばかりをしてきた男だったのだが、この楓は好みド…
義月粧子 湖水きよ
Krovopizza
『捜査官は愛を語らない』のスピンオフ。 前作未読です。 本筋のストーリー展開を追う分には問題ありませんでしたが、 前作キャラが度々出てくるので、彼らの人物像を知ってた方がより楽しめたかも? 前作カプの受けの兄・遥翔が主人公で、警察組織に身を置きながら、ヤクザ・貴龍と身体関係を続けている…というリスキーなお話。 このヤクザ・貴龍とは学生時代からの付き合いで、敵対する立場となってからは、…
火崎さんの小説、いつもは受けの一人称「俺」に少し違和感があるのですが、 今回は唯我独尊系の攻めが主人公なせいか、「俺」語りがすごくピッタリだなと思いました。そんな「俺」が初恋に落ち、天然でミステリアスな受けに色々振り回されているところが美味しい作品ですv 海外から帰国後、チョコレート専門店のオーナー兼ショコラティエとして大活躍する小笠原(攻め)。 恋人より何より仕事優先な遊び人のゲイです…
ぺこるん
私、気に入ったお話だと、一度読んだ後すぐにパラパラとお気に入りの部分だけ二度読み三度読みしちゃうんですよね。 このお話はなんというか、ワクワクしました! シリーズの一冊目だということで、二人の紹介的な軽いお仕事のお話と、ラブに片足突っ込んじゃうとこまで。 気持ちはわからない、けどカラダは惹かれる、みたいな。 攻の鷹目は学歴も身長も顔も優秀だけど、対人関係が上手くない、堅物で潔癖で、それ…
東雲月虹
榎田さんの最大の魅力といっても過言ではない 実際いそうな登場人物と、 今回は滅多にいなそうな嗅覚の持ち主! 個人的にちょっとツボったのが 小柄で小太りの平凡なおばさん、CAS社長の大島阿利さん。 あんな鷹目にすいすい喋れるなんて凄いw サバサバして遠慮が無いようでいて、女性らしい気配りもあり、 なかなか爽快な気分になれました。 鷹目は陰険眼鏡。(漢字にするとすごく嫌な気が…