野原滋さんのレビュー一覧

龍王さまと純愛の花-時を越えたつがい- Amazon限定ペーパー 特典

500年DT

本編後日談でサブタイトルは「完璧なる五百年DT」。ひょっとして野原先生、くふくふ楽しみながら書かれたのではと思うニヤニヤ話でした。

以下がっつりネタバレ

無事、初の種族との戦いに勝利して、二人の住まいのある山に帰ってから、毎晩いちゃこらしている二人。でも確か誰ともこんなことしてないはずだよな、と思った竜一が「なんでそんなうまいの?」と聞いてみたら・・

水晶で竜一の姿を見る度にどう…

2

龍王さまと純愛の花-時を越えたつがい- 小説

野原滋  みずかねりょう 

攻めが健気すぎるわ!!

こちら、異世界トリップものです。

300年もの間、一途に受けを待ち続けた龍(ドラン)の王と、ごくごく普通の大学生である主人公。
彼等が異世界でじっくりと心を通わせ、やがて本当の番となるまでー。
それが、甘く優しくあたたかく綴られた、感動的なお話でした。

個人的に受け史上主義だったりするので、溺愛攻めと言うのが好きで仕方ないんですよね。
で、今回の攻めとなるル・デュラですが、もう本…

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龍王さまと純愛の花-時を越えたつがい- 小説

野原滋  みずかねりょう 

溺愛系異世界トリップファンタジー

大学生の竜一が異世界トリップした先で出会ったのは巨大なドラゴン。
突然、異世界に飛ばされ、元の世界には戻れないうえ、
イケメンの龍王ル・デュラから〝つがい〟だと言われ求婚される竜一はーー…⁉︎


何もわからないまま異世界で生活せざるを得なくなった竜一は不憫なのですが、とにかく一途なル・デュラが愛すべき存在(*ฅ́˘ฅ̀*)
一夫多妻制のドラン族において、運命の番を300年待ち続ける一…

8

つま先にキスして 小説

野原滋  鈴倉温 

受けがおバカだけど一生懸命でまっすぐで熱くていい子

スパルタ教育係×トップアイドルの影武者
下町育ちで江戸っ子のおバカ受けが、トップアイドルの影武者になるべく血の滲む猛特訓をするハメに……。

そしてコミカルなお話かと思いきや、途中のシリアス展開。
きたー!って感じ&痛かった……。

私は正直、「一姫プロジェクト」なんてなくなっちまえ!!としか思えなかったです。

本当の一姫はハム子、つまりボンレスハムみたいなんですね。
だからス…

0

そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

「サルナシの砂糖漬け」で泣いた。

祝言の後に届いた父親からの文を読み上げるラストシーンに感動しました。
「復讐は悲しい連鎖を生むだけ」
空良が言うように相手の幸せを願う真心こそ、自分を悲しみから解放してくれるものなのだというメッセージを感じました。
わたしにとっては、どんな甘い台詞の応酬よりも最高のラストシーンでした。
父親とのわだかまりがやっと解け、この時本当の意味で空良の生き方が報われたんだなあと思えたので。

そ…

2

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

もうひとりの彼を失った悲しみ

記憶を失った主人公・克己が、記憶喪失中にどこでどんなことをしていたのかを知りたくて捜索するうちに、弘之という男に出会う。その男こそが記憶のなかった期間の自分と一緒に暮らし、恋人として過ごしていた相手と知り、克己はしだいに彼が気になっていく…というお話。

克己は弘之と暮らしていたその期間、ユキと呼ばれて彼に大切にされていた。過去が明らかになるにつれて、最愛の恋人を失った弘之の悲しみが胸に迫り、…

1

そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

幸せを知った空良が周り中を幸せにしていくお話

不憫健気受け空良の物語第2弾
『そらのだいじな旦那さま』の続編です

難産の出産で母親が亡くなったことから生まれた男の子が母殺しと父親から疎まれ、故郷ではいないものとして扱われながらも真っ直ぐに育った心優しく純朴な少年。
政略にために姉の代わりに嫁いできた北の国で旦那様との幸せな生活を送る空良のその後。

男同士のカップルにつきもののお世継ぎ問題や同盟国の内乱に巻き込まれたり…。

4

そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

めでたしめでたし、で締めくくれる続編です。

 新興国の領主の長男である攻め様の高虎と、不憫受け様の鑑とも言える受け様の空良。
この2人前作がとても好きだったので、続編が出ると知って、とても楽しみに待っていました。

 すでにくっついている2人の上に、空良にメロメロの高虎がいるので、しょっぱなから甘い上にエロい。
初心でアナタの色に染まります、な空良に何させようとしてんだ、高虎ってば。
シックスナインを持ちかけて、恥ずかしがる空良に…

6

そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

そらの続き

先生買い。王道だなあと思うのですが、なんかダメなんですよね、好きだわ空良ちゃん。攻めも周りのキャラもいいからかな?応援したいと思わせる良い子のお話、本編240P超+あとがき。萌よりですが萌2にしました。

間もなく隼瀬浦に嫁いできて3度目の冬を迎える空良。変わらず高虎と仲睦まじく過ごしています。そんな隼瀬浦には孝之助という、次郎丸の一つ下の子が同盟国から人質としてやってきていて、その子も交え、…

5

そらのいとしい旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

もう少し自分を認めてあげても良いんじゃないかと思ってしまって

あとがきによれば、今まで野原さんは続編を書いたことがなく、今回が初めてとの事。私のイメージではもう『売れっ子作家さん』なのでちょっと意外でした。

涙なくしては読めなかった前作。
私が大泣きしたのは、空良の健気さは『幸せを知らない』事から来ているから。
本当に喉が渇いている時には、20ccの水道水でも与えられれば涙が出るほど嬉しかったりします。
前作の空良って、ずーっとこういう状態なんで…

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