ヤマシタトモコさんのレビュー一覧

くいもの処 明楽 コミック

ヤマシタトモコ 

ガチンコLOVE

ドラマCD聴いたら、ものすんごく良くって
原作を買いに走ったε=

三十路を2年も過ぎたら
恋に臆病にもなるし、まして男同士
好きだけで突っ走れないお年頃v
まるで漫才のような恋の駆け引きとセリフ。
シュールなセリフの裏には、恋の本音とテレ隠しがいっぱい。

とりえは馬鹿の32歳受け
正直、おっさんですが妙にかわいいv
ネガティブな26歳攻めのケメン君は
クールですが恋心が…

5

イルミナシオン コミック

ヤマシタトモコ 

BL?

BLのような違うような…

ヤマシタトモコさんらしい作品だと思いました。
あえて結末を出さない、友人止まり、みたいな感じが考えさせられて好きです


なかでも、

ばらといばらとばらばらのばらん

好きです


題名も好きなのですが、十亀がかっこいいのと、(ライバルの)女の子目線で書いている作品で、新鮮さが良い


あの人のこともBLらしくないが、話としてすごく好き…

2

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

史上最強のヘタレ(笑)

読むのが勿体なくて大事に取っていた(笑)1作。
あとがきにも書いてあるが、珍しくすでにできあがった恋人同士の2人を、出会いまでさかのぼって描いてある。
出来上がった2人だから最初からアマアマな雰囲気。でも木原さんだし、どこかで痛い展開が待っていると身構えていたら、これまた最後までほとんど痛い展開がなしで、ある意味肩すかしをくらった(笑)でも、ほっと心温まるイイ作品。
刑務所行きを食らった前科…

11

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

La vie en rose

まず、表紙のヤマシタ先生の絵に惹かれました。
優しいイエローグリーンの背景とロンちゃんとモモの表情がとてもいい。

最初から主人公二人は恋人同士で、物語を遡っていくような形です。
モモの過去は木原先生らしい悲惨な人生で、最初は暗い気持ちになりましたし、ストーリーにも陰惨な描写はありますが、全体的にはモモとロンちゃんの真っ直ぐな純愛モノです。

お堅くて初心なロンちゃんがとっても可愛かっ…

11

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

泣きじゃくってしまった

そんなに号泣できるような作品ではないと思うんですが、なぜかボロボロに泣きじゃくりながら読んでしまいました。
木原音瀬さんがデリヘル業界にやたら詳しいのにも驚きました。知りあいにデリヘルのオーナーやってる人がいて、たま~に事務所に遊びに行ってたんですが、登場するデリヘル嬢について、『こーゆう娘、いるいるw』とか思っちゃいましたよ。彼女たちはたいがいわがままでルーズなんだけど、あっけらかんと明るくて、…

28

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

割れ鍋に綴じ蓋

「箱の中」の脇にでてきたゲイの囚人をモデルにした・・・
とかなんとか(ですよね?)

優秀な兄への劣等感から不良になり
あとはずるずると堕ちるところまで堕ちていったモモ。
二度の服役。
出所したら誰ひとり自分のまわりにはいなくなっていた。
自暴自棄のモモに真剣に関わってくれたのが6歳年下のロンちゃん。

モモは、どーしょーもない経歴に不細工な顔w
ロンちゃんは、まっとうすぎる道…

6

くいもの処 明楽 コミック

ヤマシタトモコ 

独特なテンポ

くいもの処明楽の店長とバイトくんのお話。
店長が三十路すぎにもかかわらず馬鹿っぽい感じがよかったです。
攻めのバイト店員鳥原がクールで生意気な感じなのに不安になって考えこんだりする感じも好き。

ただローテンションで話が進んでいくので、萌えの山がなかったというのが正直なところ。
ヤマシタトモコさんの漫画はテンポが独特ですよね。詩のよう。
そういう雰囲気が好きな方にはとっても好ましい作品かと。

た…

4

悲しみの涙はいらない 小説

水原とほる  ヤマシタトモコ 

不器用な足長おじさんと健気な少年の切ない愛

泣けるお話でした。切なさや痛さと優しさが絶妙に調和していて、読後は温かい感動に満たされます。

遥(受)の境遇はひたすら悲惨ですが、彼は「涙はよけいに惨めにするだけ」と決して涙を見せません。健気さがいじらしいです。同時にどこか達観したところが、年齢不相応で、彼の境遇の悲惨さを物語るようで、切なくなります。 

一方の国枝(攻)は、何を考えているか分からない男。気まぐれから遥を引き取り、生活…

6

タッチ・ミー・アゲイン コミック

ヤマシタトモコ 

切ないものからオカマ攻めまで多種多様!

収録作品全部が好き!
表題作「タッチミーアゲイン」は、7年前に1度だけ関係をも二人が、お互い恋心を抱きながらも何もなかった振りして友人関係を続けていく話。
お互い今の関係を壊したいと思いつつも、一歩を踏み出せずにいる。
もどかしいけど、その気持ちよくわかりますよね。
切ないけれど、キュンキュンしちゃいます。
「もう一度おれにふれて そうすれば これを最後の恋にするのに」は名台詞!!
キ…

8

薔薇の瞳は爆弾 コミック

ヤマシタトモコ 

バラエティに富んだ、更に広がるエンターテイメント

ヤマシタさん自身も書いていらっしゃいますが、今回の単行本はふり幅がスゴイ。。
ギャグたっぷりのかわいい読みきりから、アフガニスタンが舞台の時事ネタを練りこんだ重いテーマの読みきりまで、バラエティに富んでます。
その分私はとても楽しめました。
この本は独特の雰囲気のまま、如何にヤマシタさんが多種多様な物語を展開するかという挑戦のようにも感じられます。

『恋の心~』以来、やっぱりヤマシタさ…

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