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ヨネダコウ
yoshiaki
ネタバレ
ネットで注文した時には気づかなかったのですが、この本の表紙、単に街角の風景かと思いきや、矢代と百目鬼の姿が描き込まれているんですね。 信号の下にいるのは矢代…裏表紙に百目鬼。 作中にも似た光景が出てきますが、作中では降っていない雨が降っていて。 雨の夜の、賑やかなのに何故か切ない繁華街の光景。通行人は皆傘をさしているのに、何故、二人は傘をさしていないのか…(注) 謎解きめいた面白い構図の表…
ちんすこう
まず届いてすぐ、本の厚さに感動しました。 二巻で完結ではないのですが、ストーリー、その展開、百目鬼の感情や表情の変化に惹きつけられてたまらず 何度も読み返しています。一巻から読んじゃう。 厚さ以上の感動が美しいカバーの中にギッシリ詰まっています。
東雲月虹
それはもう、ヨネダさんがもの凄い漫画家さんだという事は 何度も何度も読み返しては思い知らされて その度にため息が出てしまうのですが。 2巻でもひたすらドキドキしてたまにぶふっとふいて 胸を締め付けられて……。 のっけから本物の警官の制服着てシャクられてる百目鬼に「わー!」となり、 腹を刺された七原を処置した影山の元へそのまま連れて行かされたり、 百目鬼…、いいの?みたいな気持ちに…
茶鬼
2巻にて、「神」出ました!! もうそれぞれのキャラクターが主人公達を含め脇に至るまでたまらない。 もちろん、ドMの八代のキャラは好みど真ん中なんだけど、今回は百目鬼の中のわずかな気持ちの動きが、八代に「綺麗な人と思った」それだけじゃない更に心酔させている事象や、心の動きが見えてそこに注目もするのだが、 八代の過去が登場したことで、現在八代とけん制し合う仲のそれぞれのヤクザの組長である竜崎や、…
もげっと
個人的にストーリーテラー組に入る作家さん。 過去作も面白かったですが、今回が一番破壊力があるなと思います。 メインの登場人物がヤクザですが、任侠物としては少し色味が違うのでご注意。 明るいノリをお好みの方や、逆にとことんドロドロエロスをお好みの方にもオススメできないかも。 もちろんマンガなのでフィクションなのですが、登場人物たちにちゃんとリアリティがあるのが素晴らしい。 八代であ…
御影
『NightS』に出てくる危険なものを運ぶ唐島と、彼に近づいた穂積、『感情スペクトル』に出てくる久郷と笛吹、そして仲屋、『リプライ』に出てくる高見と関…。 読んでみて最初の感想は、「ああ、こんな人が居そう」という共感でした。 特に、仲屋は、誰からも好かれるお調子者だし、高見はすごく真面目なのに不器用な人間だっただけに、現実的だなと思ってしまうのです。 『リプライ』の高見は、関にだ…
正直、表題作はあまりピンと来ませんでした。 本来アウトローものは好きなんですが、運び屋の唐島にややアクが足りないような… 生まれながらに闇社会の人間である唐島が見せる純粋さや人恋しさ、それ自体は文句なしに魅力的なんです。ただ、彼のアウトロー臭さももう少し描写されていた方が、ギャップが際立って面白かったかなと。 行為の後ベッドでタバコを吸う穂積からタバコを取り上げてキスしたり、わんこな唐島も好…
さらうどん
コミックスとして初めて読んで、素晴らしい構成に引き込まれ、最後は涙が溢れました。 影山と久我の話から始まり、→本編は八代の密かな片思いが木っ端微塵になるところから始まります。八代の影山への気持ちが繊細に描かれた「漂えど~」を読んで最初に戻ると、八代の切なさは倍増されました。 八代はただの変態なんですが、百目鬼目線にしてもどんどん魅力的な人間に思えてくるのが不思議。百目鬼はとても正直で純粋で、八…
イヌーピー
最初は、「続き物だからこんなものかな?」とそこまで面白いとは思っていませんでしたが、読み返す度にどんどんヨネダコウさんの世界に引き込まれていきました。 まず、色気があって仄暗い矢代の表情がとても魅力的です。特に「他の奴らには言うなよ?」と言う場面など、矢代の表情を百目鬼の目を通して見ているような錯覚におちいります。 矢代だけではなく他の登場人物も、目線や微妙な表情や何気ない台詞の言い回しな…
ヨネダコウ先生の、世界観が好きです。無言の間とか、登場人物の気持ちにシンクロしながら読めます。 最初は「どうしても触れたくない」というタイトルにひっかかりました。(凄い作戦!?) 珍しいタイトル。「触れたい」ならば、カップルが好き同士なんだなと予測できるし、頭に引っかからなかった。でも触れたくないとくれば、え?なんで?触れたくないのは何に対して?まさか相手が嫌いなの?とかすごく興味を引かれまし…