囀る鳥は羽ばたかない(2)

saezuru tori wa habatakanai

鸣鸟不飞 2

囀る鳥は羽ばたかない(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神538
  • 萌×237
  • 萌22
  • 中立9
  • しゅみじゃない11

187

レビュー数
51
得点
2913
評価数
617
平均
4.8 / 5
神率
87.2%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
発売日
価格
¥695(税抜)  ¥751(税込)
ISBN
9784813030348

あらすじ

真誠会若頭で真誠興業の社長である矢代は、ドMで変態、そして淫乱だ。
元警察官で付き人兼用心棒の百目鬼は、矢代を綺麗と言ってはばからず、心酔している。
だが、矢代が昔から想いを寄せる影山と、その恋人久我の存在を知ると
次第に百目鬼の矢代への想いも変化し、それを自覚していく。
そんなとき、矢代が何者かに狙われる。

表題作囀る鳥は羽ばたかない(2)

百目鬼 力(25歳・元警官で不能の部下)
矢代(36歳・ドMで淫乱で変態のヤクザ、若頭)

同時収録作品囀る鳥は羽ばたかない

三角(62歳・道心会執行部若頭)
矢代(36歳・ドMで変態のヤクザ・若頭)

同時収録作品囀る鳥は羽ばたかない

竜崎(38歳・道心会傘下、松原組組長)
矢代(36歳・ドMで変態のヤクザ、若頭)

その他の収録作品

  • 扉絵用白黒スケッチ1P

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レビュー投稿数51

物語が大きくうねり出す。それでも頭は「概ね綺麗だ」

そぼ降る雨の舗道に佇む矢代。雨の匂いと街路の音がしそうな、およそBLらしく無い表紙に息をのむ。後で見返したら、この2巻だけ253ページ。他に比べて特大ボリュームとなっていて、物語が急速にうねり出す巻でもあります。
百目鬼の想いは止められなくなっているし。
ここで、矢代の気持ちに全く気づかない影山の、矢代を「友達として」大事に思っていることが伝わってきたり。
それに思いもよらず、胸を痛める百目鬼。
「どうして分からないんだろう、こんなに綺麗で こんなに一途な人が傍にいるのに。(中略)どうして俺はこんなに腹が立って、少し苦しいんだろう。」
影山には視えていない『感情スペクトル』が百目鬼には視えている、とても切なくて美しいシーン。美しいと言うのにはそぐわないかもしれないけれども。

…矢代が子供の時に義父に無理矢理犯されている痛ましい事実、を夢でまた見ていて。これは幾度と無く見る悪夢。
慟哭にも似た台詞、
「人間を好きになる孤独を知った。それが “男” だという絶望も知った。俺はもう充分知った。」
泣いている矢代。
シーンが突然切り替わって、集中治療室のガラス越しに見える、三角さん、天羽、七原、百目鬼、その他。機器の小さな音まで聞こえてきそうです。どのページもそうなのだけれどもドラマの絵コンテの様で。とても見馴れたリアリティがある。
そういうところもこの2巻の見どころのひとつ。

中盤から物語は矢代の荒れていた(三角さん言うところの『暗黒時代』)10代終わりのガキだった頃に立ち返る。三角さんとの出逢い。(三角さん、若くてやっぱり昔もカッコいい。)竜崎との関わり。(乳首噛むのスキー)そして不穏な空気をまとわりつかせている平田。
影山の知らないところで、影山を救けようとしていた健気な矢代。

情報量が多くてとても読み応えがある巻でもあって。読み返す度に涙する巻でもあります。
特に今現在で最新の5巻に関する伏線とも言える人間模様がありすぎ。
寡黙で静かな百目鬼の内にほとばしる熱さが昂ぶっていく寸前にもあたるかと思いました。

少しだけホッとするのは。矢代が百目鬼に着せた、あの趣味の悪そうな、虎のスェット。ニットかな。矢代は爆笑するけれども。アレは最新のアレッサンドロ・ミケーレによる、Gucci なような気がします。いやまぁ、百目鬼が最新のGucci 着てても爆笑するだろうけども。

1

視線に乗る想い。

既刊の1~5巻すべてにも言えるのですが、 2巻で特に印象に残ったのは“視線”。
矢代は視線に敏感だな、と読んでいて感じます。
さらに言えば、矢代は“自分が好意を持つ人間”の視線に対してだけ反応する印象があります。
対象はたった二人、影山と百目鬼。
1巻の高校生時代、影山の視線に反応していた姿も印象的です。
また、百目鬼に関しては穴が開くほどの熱視線で矢代を凝視しているので、百目鬼からの視線については気付くも気付かないもないのだけど。
矢代も熱視線に「見るな」と注意しているし(笑)
この二人以外の誰からどんな目で見られようとも、どこ吹く風でまったく気に掛けない矢代ですが、影山と百目鬼からの視線だけには反応する。

百目鬼は矢代が気になって仕方ないので常に目で追っています。
頭が「綺麗」だから、というのも理由の一つでしょうが「好きだから」目で追ってしまうというのは恋愛初期の自然な身体反応。
好きだから、いつも見つめてしまう。
そしてずっと見ているからこそ、矢代の心の動き、感情の行く先に自然と気付いてしまう。
その最たるものが、矢代が影山を好きだと察知してしまう場面ではないでしょうか。
そこで、百目鬼は独りごちる。
「どうして 分からないんだろう こんなに綺麗でこんなに一途な人が傍にいるのに どうして気付かないんだろう」。
このモノローグシーンでは、靴が脱げた百目鬼を横断歩道の先で待つネオンを背景に佇む矢代の画。
その矢代の美しさといったら!
百目鬼フィルターを通して見る矢代は本当に綺麗。
これは矢代を見るたびに一目惚れを重ねているようなものだなぁ、と。

この後、二人でピンク映画を観るのですが、読んでいてなんだか胸一杯になってしまいました。
百目鬼がしゃくられることを拒否すると断られた矢代は実は傷つくのですが、自分が傷ついていることに気付いていない様子。
1巻で矢代のモノローグにもあったけれど、好きな人に拒否されたら本当は簡単に傷ついてしまう。
そんな脆い心を大人になった今も抱えている矢代。
百目鬼が拒否したのは勃ってしまいそうだったからだけど、そんな理由はとても言えなくて。
理由を言わないまま、でもここにいて欲しいとお願いする百目鬼。
嫌だね、と言って席を立つ矢代。
その後、百目鬼を後ろから見たコマがあるのですが、どんどん百目鬼の頭が項垂れていきます。
この構図と表現が素晴らしくて!
百目鬼の心情が手に取るようにわかる表現方法に唸るのみです。
そんな項垂れた百目鬼のところにジュースを買って戻ってきてくれた矢代。
百目鬼が言うこときかなくて腹立つけど可愛かったから許すって。
もうこの場面で、完全に両想いでしょう!と拳を握りました、私。
けれど、穏やかな幕間のような時間は映画館を出てすぐに矢代が撃たれたことにより終わります。
天国から地獄に落とされたかのような物語の緩急のつけ方がすごい。
そして、ここから本格的に跡目争い含みの抗争が始まっていきます。



1巻で既に矢代を筆頭に登場人物は魅力的で、ストーリーも格別に面白くて吸引力のあるものでした。
でも、この2巻を読んだとき(ものすごく偉そうな物言いですが)「BL界で長く語り継がれる希代の作品が生まれた!」と心震えました。
私はアラフォーですが漫画・小説(BL限らず)をそれなりに読んできた方だと思います。
でも読了から年月が経っても「題名」「主役の名前」「大まかな内容」全てを記憶していて、尚且つ作品に心深く捕らわれて物語世界に引きずり込まれたという感覚を伴った作品はそれほど多くはありません。
ですので、長く心に記憶され続けるだろうと確信を持てる傑作に出会えた喜びで今は満たされています。

こうした優れた作品に出会えるから、読むことをやめられない。

2

勃ったらいいのに。。。

読み終えて、爽快感があるわけでもなく、ひどい重苦しさもない。
映画を見終えた後の感じに似ています。
二巻は、百目鬼が矢代に対しての気持ちに気づくが、矢代の近くにいるために、それを悟られないようにしています。
矢代が撃たれ、責任をとるため、百目鬼が指を落としました。もう、後戻りはできない百目鬼。
と、いう感じの内容で、後半は矢代がヤクザになるまでの話。

好きなら好きって言っちゃえばいいのに!なんて思うのですが、それをしたら矢代のそばにはいられない。もどかしさが、いいんです! 
そして、なぜ矢代がヤクザになったのか。これは、なんか悲しくなりました。影山のため。それぐらい好きでも、手が出せない相手。

本当に、ドラマや映画を観ているような、とても読み応えのある一冊でした。
早く続きを読まなければ!と思います。

2

一番好きなシーンがあるので・・・

2018.3現在でコミックスもドラマCDも5巻まで発売されていて、ついつい繰り返し読んでしまうのですが、何度見ても聴いても、私は2巻に一番好きなシーンが有ります。
それは、バーで影山先生、久我君と4人で話した帰り、ピンク映画館に立ち寄る為に車から降りた矢代さんを百目鬼くんが見て思うシーンです。「どうして 分からないんだろう こんなに綺麗で こんなに一途な人が傍にいるのに」から続く想い。そこで矢代さんの純真さに私も胸が締め付けられて、このシーンが頭にこびりついてからの過去の話ー影山の病院が地上げにあうのを阻止するために矢代さんがヤクザになった、というエピソード。最初に読んだときは凄い衝撃でした。だって、影山は矢代を恋愛対象としては見ていないし、それ以上はないって分かってるのに…そこまでね、するんだ…と。
百目鬼くんはバカ、とか鈍感、みたいに描かれてますけど、矢代さんに対してはすごく敏感というか、他の人が分からない矢代さんの想いを分かっちゃうんですよね。矢代さんも百目鬼くんにはポロポロと本音みたいな部分を話していたっていうのもあるかもしれないですけど、この関係性もまた良く分かるお話だと思います。

皆さま同様続きが非常に楽しみですが、繰り返し読める、という素晴らしい作品だと改めて感動しています。

3

映画化!実写化!皆さまはどうお考え?

1巻に引き続き神ってますよ、ヤングな言葉使っちゃうけど。まさにソレよ。
まずはこの表紙にぎゅっと胸を鷲掴みされた〜。掴んでいっそオレを殺してくれ〜的な。
「囀る〜」のレビューはステキで文学的な物を多くの皆さんが上げてらっしゃるのでここからは私の妄想を垂れ流させてください。ってお断り?ゴメンナサイ素直にお詫びします。でも訂正しない!書いちゃうわ。

表紙は雨でにじむS宿K舞伎町かしら?この横断歩道。イメージ的には職安通りから2、3本入ったところ?ド、ド、ド、ド、ド◯キー♪ド◯キーホぉーテぇー♪前ではナイ事は確かよ。きっと。
とにかくもう場所はいーや、ココにスリーピースにジャケットを引っ掛けて持つカシラが立ってるのよ。いい匂いさせて。昼でも夜でもカシラの所だけ月明かりが当たってるイメージよ。妄想上等よ。でもいるのかしらね。スリーピースは見かけるけど、それにジャケット引っ掛けてるんでしょ?ないわー、現世にいないわー。そうだ、海外に行ったら見れるかも!
まぁ、いいわ、妄想は続くわ。皆さんのレビューに映画のよう、実写化したいと多くみられて私も激しく同意するけどカシラの配役どうします?カシラ。
私は2年くらい考えて(ボッチ暇人上等っす)若い頃のジュリー?っていっけね!髪質が違う!ヨネダ先生のツイッターかな?ロシア系男子をアレンジしてるんですってね。どうしましょ、悩むわ、ああ、痩せちゃいそー。ご勝手にだわー。
あ、そうそうジュリーこと沢田◯二さんもケンカが強くて有名らしいわ。
百目鬼も重量戦車ねー。また悩むわ。今の俳優さんは細マッチョがトレンドですもんね。頭に浮かばない。人名浮かばないのはダダの物忘れかしら。
葵ちゃんはねー、ショートカットの似合う芯の強い子ね。
平田はねイラストからしておデコ皮膚直下
にカッターい頭蓋骨があるのよ。三角さんもパンチくらわせて痛がってたもんね。どなたかあの髪型にすればいいわ。
七原ねぇ、ケンカっ早い元ボクサーかぁ。チョ◯チュねーでおなじみのあの方もケンカっ早いんですってね。余談すぎる。七原こそ細マッチョ軽量級なイメージ。オダギリ◯ョーさんはお顔がスイーツ過ぎるわよねー、どなたか本当にここで元ボクサーに俳優デビューしてもらったらどうかしら?
杉本は大森南朋さんかしら。アウ◯レイジ4かよ!
竜崎は人情味あふれるイカヤク?いかにもヤクザという体でお願いしたい。
三角さんかー、50代後半?かな?遠藤◯一さん?大◯蓮さん?天羽さんが見(魅)?せられた鬼神のような40代?も表現しなくちゃいけないし。
天羽さんも難しいわー。天羽さんっていくつ?三角さんのムスコになれたらって思ってるんでしょ?矢代より5つくらい上かしら?なら三角さんの矢代似の大切な女で天羽さんの母親は三角さんより年上?同じくらいでもいいか。
個人的趣味としてはどこかにインテリヤクザ役で加瀬◯を配役したい。
とにかくだいぶアウ◯レイジだわ。極道の女達、高◯健さん大活躍の東映任侠路線から引っ張ってきたら腐嬢さま方にはババァ何言ってんだ、どタマカチ割るぞ!でしょうしねぇ。
それでもオバチャマ言わせてもらうと、佐藤慶さん、成田三樹夫さんあたり出演お願いしたいわ。お二人とも残念な事に亡くなってらっしゃるけど、ぜひ周りのお姉さま方に聞いてみて。そうなると三角さんは必然的に高倉健さんかなー。高◯健さんが三角さんくらいお喋りするのも見てみたい。でもやっぱり亡くなられてるし。
あ!成田三樹夫さんのおデコは平田のおデコっぽい。そして成田三樹夫さんはガチで東大中退のインテリさんなのよ。平田はそこまでカシコなイメージではないけど。

やーね、オバチャマは語りも後ろ向きよ、皆さま、お若い俳優さんでラインナップがあればぜひ教えてください!!!

4

宇宙人矢代その2

2巻で物語が大きく動きます。
長編だからこそ、メインカプ以外の動きに力を入れられると思うんですが、私はこういう描写に力が入ってる作品が好きなので三角さんも七原も思う存分やってくれ!って感じでした。

百目鬼の矢代を見る目が変わります。
今までは美しい美術品でも見るような感覚だったのが、それが動き出して生身に変わったような感覚でしょうか?
しかしそれを望まないであろう矢代を想い、自分の気持ちにセーブをかけます。
そんな中、矢代が撃たれてしまい、守れなかったことを悔やんで指を詰め、影山に頭を下げに行きます。
もうほんと、この流れが秀逸すぎる…。
不器用すぎる百目鬼の気持ちの流れが一切描かれてないのに、行動だけで伝わってくるようで、矢代の「なんだその、極道みてえな話…」にグッと胸を掴まれました。
百目鬼は極道みたいになることで、少しでも矢代の必要になりたかったのかな…?考え及ばないお馬鹿なせいもあるんだろうけど、不器用すぎる。

後半に矢代と三角の出会いの過去があります。
矢代が影山に執着している描写があるんですが、今の矢代にとっては、影山はもうその対象じゃないんだろうな、と。
宇宙人矢代が高校時代に失くした感情を取り戻して行くような気がしました。

男くさいシリアス展開、宇宙人と不器用、インランとインポ(仮)、苦手そうでなければ是非まとめ読みをお勧めしたいです。

3

う~ん・・・

元・警察官、現・ヤクザ:百目鬼力(どうめきちから)×ドMのヤクザ:矢代
です。
神評価が多い中、やっぱり淫乱は苦手だなと再認識しました。
ホント申し訳ないです。

話の内容はキライではないんですけど、いかんせん矢代が仕方ないとはいえ淫乱すぎて・・・可哀想な人ではありますが・・・

さて、矢代が撃たれて、しかも結構な重症・・・そしてその責任を取って百目鬼の指が1本なくなっちゃいました・・・。
で、どうなるんだろう??と思っていたら、まさかの過去の話で・・・
ちなみに三角と矢代の出会った話でしたが、幼少の頃から男に犯されまくっていたので、このころからすでに淫乱でした。
ていうか、真冬の外に全裸で寝転がってるとか、通報されるか死ぬかのどっちかと思いましたが、三角さんに見つけてもらってよかった!・・・のかはわかりませんが、拾ってもらったのは間違いないですからね。

そして、指をつめた百目鬼が病室に来て、泣くんですよね・・・
正直、評価は中立ですが、続き気になるじゃないかー!!って思いました。

6

百目鬼の決意の表情に惚れる。

百目鬼の矢代への欲が1巻よりも更に増していてすごく良かった…
とにかく2巻は百目鬼がかっこいい巻です。1巻ではまだ矢代という未知の存在に対して自分でもよくわからないままに惹かれている、という感じでしたが、矢代が襲撃された事を通して、また1巻に続き影山に対する矢代の特別な想いを間近で見て、矢代が好きだ、守りたい、という気持ちが急に育ったのだなあ…と。矢代が襲われ目覚めるまでの過去の回想、矢代が目覚めて百目鬼の気持ちが固まる、という流れが上手すぎる。
過去の回想では組に入る前、19歳の矢代青年が描かれるのだが、その矢代がまた色っぽい。ある組員と関係を持った際、その男が矢代に本気でハマっていくのが矢代は受け入れがたく、他人からの好意を嫌う矢代の姿は、百目鬼の勃ったら頭は俺を側に置かなくなる」というセリフに確信を持たせ、またこれが上手い。

5

百目鬼は光

 1巻ではこれまで見たことがなかったような矢代と言うキャラにすっかり骨抜きにされて、その孤独とか寂しさに悲しいばかりだったんですが、この巻では萌えもかなりプラスされました~!!
 
 百目鬼を特別扱いして、百目鬼には色々話してしまう矢代。壁にもたれて眠る百目鬼にそっとキスしたり(見えてないけどしたよね!?)、影山と百目鬼の話を立ち聞きして乱入して来て慌てたり、百目鬼の靴が脱げるシーンから映画館で肩にもたれるシーンとか、百目鬼を前にすると純な矢代が顔を出してしまうのに萌えまくりです。
 最初から矢代のSEXシーンの多い作品ですが、百目鬼の膝の上でバスローブ姿で自慰するシーンはやばかった。百目鬼も思わず嘘ついちゃってましたもんね^^;
 
 三角との出会いも描かれています。矢代を便所扱いしている下っ端たちが、実は矢代に手玉に取られていたりする中で、さすが親分さんは肝が据わっていてかっこいいなーって思ってしまうんですが、やっぱり一番怖いのも三角ですよね。まっとうな世界では生きられないから、自分のいられる場所で自分なりに生きている矢代だけど、ヤクザになることは躊躇していて、でもならざるを得なくなって…先を考えると三角との親子の盃はものすごく重いです。
 
 百目鬼にとっての矢代は憧れの存在だから、それこそ光のような存在だと思うのですが、撃たれた矢代が意識が薄れて行く中で見た走馬灯がとても残酷で恐ろしかったから、意識を戻した時に良いことのひとつやふたつはあるんだと思い出したのが、矢代を心配して震えていた百目鬼の姿で本当に良かった。暗闇に差し込む、百目鬼こそが矢代の光なのだと思います。

 実を言うと私はヨネダ先生の絵柄はあまり好みではないのですが、囀るは毎巻表紙が素敵でいつまでも眺めたくなります。

5

ヨネダ先生素晴らしい。

矢代が撃たれたり、百目鬼が指を詰めたりと衝撃の展開。
矢代の過去の描写があり、三角との関係やヤクザになったきっかけが影山の為だったという事が明らかに。

「こんなに綺麗で一途な人が傍にいるのに
どうして気付かないんだろう」(百目鬼)
まさにその通りです。影山、罪な男ですね全く。
鈍すぎますよ。久我と影山カップルも応援してますが矢代を想うとやるせない・・・

エロシーンだけでなく、きちんとヤクザしている所が良い。ストーリーがしっかりしていて読み応えがあります。その分、ヤクザの話が濃くなって来て登場人物の名前や組の関係性等が複雑になり、頭の整理が追いつきませんが、そこも含めてこの作品が大好きです。

重いテーマを扱っている事もあり、深すぎて泣けます。逆に重いのが苦手な方には合わないかもしれませんが普通のBLも良いけど少し物足りないと感じる方には合うと思います。

3

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