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囀る鳥は羽ばたかない 4 小冊子付限定版

saezurutori wa habatakanai

鸣鸟不飞 4

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表題作囀る鳥は羽ばたかない 4 小冊子付限定版

百目鬼 力,25歳,元警官で不能のヤクザ
矢代 ,36歳,ドMで変態のヤクザ,真誠会若頭

その他の収録作品

  • 遠火(描き下ろし)

あらすじ

真誠会若頭の矢代は、男好きの淫乱と噂されているが、部下とは関係を持たないと決めていた。
しかし、矢代の命が狙われる抗争のなか、付き人兼用心棒の百目鬼との関係が、大きく変わりつつあった。
自分の気持ちを自覚し、矢代を守ることを決意した百目鬼。
守られる立場から、守る立場にーー。
欲望を向けられることのない存在であったはずの百目鬼に、矢代は別の感情を持つようになる。
そんなとき、矢代はある事実に気づき……

作品情報

作品名
囀る鳥は羽ばたかない 4 小冊子付限定版
著者
ヨネダコウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
発売日
電子発売日
ISBN
9784813031277
4.8

(665)

(604)

萌々

(33)

(15)

中立

(6)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
61
得点
3203
評価数
665
平均
4.8 / 5
神率
90.8%

レビュー投稿数61

ジレンマに萌えまくりです!

 1巻から順番にレビューしたいとずっと思っていて何度かチャレンジしたのですが、感想を言葉にするのが私にはとても難しく、書いては消すを繰り返し未だにレビューできずにいた作品です。
 ところが4巻を読んですぐにビューしたくなりました。ずっと、1巻を読んだ頃からずっーと感じていたことを竜崎が言ってくれたからです。矢代のことを「あんなのがヤクザに向いてるわけねぇだろうが」と…。1巻を読んだ時から、矢代はヤクザに一番向いていないなぁということがずっと頭の中にあるので、そこで生きるしかない矢代の姿にいつも胸がキリキリしたんですよね。だからそのことを竜崎がちゃんと理解していたことがわかり、なんだかとてもホッとして心にじわーっときてしまいました。竜崎、やっぱいい奴。
 矢代みたいに純粋で繊細で儚くてそして義理堅い人が、ヤクザに向いているわけがないですよね。影山を救うためにヤクザの世界に入り、約束をまもって三角の下で働く矢代。あと目争いにも出世にも興味がない矢代。ヤクザってもっと貪欲なものでしょう?

 百目鬼の心と体の反応を知った矢代は、やっぱり百目鬼を手放してしまうのかな。矢代が自分の百目鬼への気持ちが愛だと気付いたら、それはものすごい弱点になってしまうから、ヤクザの世界で生きて行くことは出来ないと思うのですよ。そう考えると私の単純な思考では、二人の先に明るい未来が想像できなくて苦しくなるのですが、ヨネダ先生なら私が想像もつかないような、二人が共に生きられる未来を描いてくれるに違いないと期待が膨らんで、「本当に好きな相手とSEXしたことがない矢代が、百目鬼とSEXしたらどうなっちゃうの!?」とか「どんな風に乱れてしまうのだろう!?」と、二人の息詰まるような切ないシーンにも、先が楽しみで仕方がないと言うジレンマに萌えまくってしまいました(//∇//)

 今回描かれた七原と矢代との出会いもとてもよかったです。七原の並々ならぬ矢代への忠誠心や信頼の理由が明かされて、七原も形は違えど矢代を愛していることがよくわかります。竜崎、七原、三角、そして百目鬼、みんな矢代が大好きですよね。私の矢代愛も更に加速しました。だから何が何でも幸せになってくれないと困ります!
 あぁーー!!もう5巻が待ち遠しいですっ!!

38

百目鬼にとってはついに下された死刑判決だろう

発売前のヨネダさんのツイートの意味が4巻を読み終わった今よく分かりました。
今回ばかりは本当に雑誌を手元に用意してから読まないと心臓に悪いです(>_<)
雑誌早く届いてー!!!
大洋図書さん、なんてアコギな商売をなさるのか…!
矢代が最後のページで発するであろう言葉がもう簡単に想像出来て、ラスト1ページをめくる手は止まり、直前の百目鬼の悲痛なモノローグにシンクロした心は「どうかその言葉だけは頼むから百目鬼に言わないであげて…!」って必死に叫んでました。
目の前が真っ暗になる、という感覚を久々に味わいました…

1〜2巻にバラバラにばら撒かれていたパーツが気持ちいいくらい一気に繋がった3巻、矢代を取り巻く男達の矢代に対する様々な情が浮き彫りになりました。
そして4巻。
浮き彫りになった男達のそれぞれの想いの強さに、矢代のカリスマ性を改めて見せつけられました。
百目鬼が矢代を「綺麗だ」と形容するその「綺麗」の意味を今巻でようやくきちんと飲み込めた気がします。

崇拝の対象である矢代に対して抱いてしまっている自分の劣情に気づいた時の百目鬼の心情はどんなものだっただろう…
次々と自分の中に生まれる矢代に対する矛盾した思いを理性で抑え続けなければならない状況はどんなにキツいだろうか…
崇拝と劣情のあいだを行き来する百目鬼が時折見せる苦しそうなオスの顔は、矢代でなくともドキッとさせられます。
崇拝から始まった百目鬼の感情がこの状況を抜け出すには、まだひと頑張り必要そう。
百目鬼に必要なのは、矢代を自分と対等に見る勇気でしょうか。
そう考えると、今巻で矢代が力では自分に敵わないことを百目鬼が知ったのは良い兆候なのかもしれません。

一方の矢代は、と言うと…
百目鬼が感じている矢代の「強さ」は独りで生きてきたが故の強さで、それは砂上の楼閣のようなもの。
たぶん本当はすごく脆い。
でも自分で自分を洗脳して、過剰に自己肯定して、必死に見ないふりをしている。
矢代が百目鬼を「怖い」と感じ始めているのは、脆い足場の上ながらも自身を守るため必死に築いてきた「自分」を一握りで壊されてしまいそうだと感じ始めているからなのだろうと思うし、その事実は「独り」に慣れ切った人間には本当に怖いものだと思う。
恋愛をしたことがない矢代には尚更でしょう。
1巻での「傍観者」という矢代を表すキーワードがここでもまた効いてきます。
けれどこのこともまた、二人が進展するための良い兆候であるはず。
矢代に必要なものは人を信じる勇気、でしょうか。
ただ、うーん…百目鬼サイドと違ってこちらは一筋縄ではいかなさそう。。

今回の表紙。
初回版に付いている小冊子の表紙と対になっていて、百目鬼が矢代を真っ直ぐに見据えているのに対して、矢代は百目鬼から目をそらしています。
二人の内面がよく表れています。
二人の視線がしっかりと交わってくれるその日を願ってやみません。

そして小冊子ですが。
これは絶対手に入れた方がいいです!!
何故これを後々は手に入らなくなるであろう小冊子に?!
百目鬼と矢代の出会いのシーンと、百目鬼の想いの始まりが描かれています。
ずっと知りたかったところがやっと少しだけ知れました。
百目鬼にとっては「遠火」だった矢代。
現実に20年以上崇拝し続けているカリスマがいる私には、ここに描かれている百目鬼の言葉の奥にあるものが手に取るように読み取れ、とても苦しいです。

ああ、雑誌早く届いて。
執行を待つ死刑囚の気分から抜け出したい。
安心して5巻を待ちたいよ…

28

嬉しくもあり、悲しくもあり、

最後の最後に、ずっと待ってた台詞が聞けたのに、なんでこんなに悲しい気持ちになるんですかね(泣)

矢代への気持ちをはっきり認識した百目鬼が、前巻よりも暴走(?)しちゃいます。

でも、さすがヨネダコウ先生。任侠・ヤクザものっていう世界観はブレずに、親と子の関係性だったり、敵対視する組が出てきたり、またさらに何か問題が出てくるんだろうな…って、頭の中で色々整理するのが大変です笑(○○組の傘下の○○組って言われてもすぐには頭が追いつかない笑)

七原と矢代の出会いも描かれていて、これがもう、、もうっ!!!!七原がどんだけ矢代を頭として慕っているかが、ひしひしと伝わってきて、三角の親父と天羽さんコンビの次に、素敵な師弟関係だなぁ~って思いました(笑)
なにより、若かりし頃の七原が、七原すぎてっ、、、wwww ほんと、色んな意味で素敵なヤツだなぁ~と再確認出来ました(笑)

矢代を銃弾からかばうところなんか、百目鬼を置いておいて、この二人がデキてもいいやっ///!!!なんて思ってしまうほど、七原かっこいいっす。

でも、やっぱり矢代と百目鬼のぎくしゃくには敵わないですね。もお!矢代っ!!認めちゃいなよ!!!w

七原を影山のお家に届けたときに、百目鬼が弾に当たらなかったことに安堵(?)したのか、百目鬼の頬の傷に触れる、からの!!!車の中に誘い込むところはほんと、エロさMAXです。さらに、車の中で、矢代がその傷を舐めるところなんか、お互いの気持ちが爆発してるかのようで、堪らないっ、、、!
でも、百目鬼の矢代に対する独占欲とかめちゃくちゃにしたいって言う気持ちは、矢代が感じてる以上に強いもので………。よく百目鬼も、そこでブレーキかけられたな(汗)って感心しちゃいました。その後に、車の外で一人で立って反省してる姿が、矢代を傷つけたくない。けど、歯止めが効かなくなりそうでこわい。っていう葛藤を物語っています。
(ちなみに、そのことを子分から報告された三角さんのヤキモチ妬いてる姿が、ほんとに親バカすぎて可愛かった(//∇//))

その後、百目鬼のアパートに行って、待ちに待った展開になるんですが、、、なんでですかね。とても悲しいです。こちらとしては、ずっと聞きたかった台詞が、百目鬼としては一番言われたくなかった言葉で………、その言葉が矢代の口から出てしまったら、もう側には置いてもらえない。ってことになるから、、、とっっっっっっっても複雑な心境のまま、次巻を待つしかないというwwwww

そして何よりも、放っておけないのが竜崎なんですよね。ある意味、三角さんより百目鬼より七原より影山よりも、矢代のことを思ってる人物。だからこそ、任侠の世界から矢代を遠ざけたいからこその竜崎の行動なんだろうな。って思いました(泣)
竜崎には幸せになってほしいです。号泣

あと、平田、許せないっす。怒

お願い、誰も死なないで。ヨネダコウ先生、誰も殺さないで下さい。お願いしますっっっっ!!!
次巻、首を長くして待ってます。

25

魅了的な関係性

4巻はとにかく登場人物の関係性に萌えました!

竜崎と矢代、竜崎が一番矢代という人間を分かっていたのかな。「矢代がヤクザに向いてるわけがない」と、流されてヤクザになりヤクザである自分を認めきれない矢代、若い頃の傷付きを竜崎が一番感じとっていたのかなと思いました。竜崎悲しい。。。(T_T)いいやつだよ。。。

七原と矢代、七原のヤクザの親子関係の考え方は矢代に魅了され矢代という人物を絶対的に信頼し人として惚れているからこその考え方なんだと、改めていい関係だなと思いました。そして若い頃の七原がとても可愛い(笑)モジモジが可愛い(笑)

三角と平田、三角なりに平田のことを可愛がっていたんだと、盃を交わした親子として大切に思っているんだと思いました。平田は欲よりも矢代以上に自分を認めて欲しいだけなのかもしれない。これから平田をどう処分するのか気になります。

三角と天羽、この巻で天羽の三角に対する思いを知り。切ないような言いようのない感情になりました。血の繋がりはないものの母親が亡くなってもずっと大切に育ててくれ、側に置いてくれた三角への人として尊敬し憧れ、親として求める気持ちが切ない!一度でいいから三角さん天羽を抱きしめて頭を撫でてあげてーー!!!!!

三角と矢代、三角はやっぱり親バカで矢代が可愛く特別だと再確認(笑)

矢代と百目鬼、とにかくエロくて切ない。百目鬼の矢代への思い、独占欲が加速し少し怖い。これは矢代も怖くなるわ。愛欲の中にある独占欲や支配欲ほど嬉しくもあり怖く、言いようのない不安ってないもんね。矢代も百目鬼に自分が惚れていると自覚してるのかな?少し自覚しているから怖いのかな?親や影山、求めた人から愛をもらえたことがない。経験がないから百目鬼を求めるのが怖いのかな。まだまだこれからの二人の関係が楽しみです。
掃除屋との抗争の後の、矢代が百目鬼の頬の傷を触り、車の中に引っ張り入れ行為へと持ち込むシーンがエロい‼︎
命懸けの抗争の後の安心、安堵が一気に性欲を駆り立てお互いを確認し合っているみたいでエロい‼︎

とにかくヨネダコウ先生はすごい‼︎
私の拙い言葉では表せられない。すごく引き込むのが上手だなと、あらためて囀るに出会えてよかったと思いました。
あー続きが気になる‼︎

16

夜明けまで

誰にとっても特別な存在、矢代。
ある者は彼を憎み、ある者は彼を愛すが、
執着をするというころにおいては、共通。
一人、本人だけを除いては。

夜明けを思わせる表紙を裏切り、本編は暗くて熱い本格的なヤクザもの。
スピーディな目の離せない展開の中、
矢代に執着する人々の錯綜する思いが明らかになっていく。
平田、竜崎、三角。(そして天羽の選んだ生き方も。)

この巻、脇役七原にスポットが当たる。
盃を交わしたら家族だという、七原のまっとうさ、暖かさ。
だが、それを甘さと言う世界が繰り広げられていく。

矢代への思いを自覚し欲望を取り戻した百目鬼、
一方であんなに聡いのに、自分のことには無自覚な矢代も
百目鬼には体が先に反応する。
誰とでも寝るくせに、恋をした相手と体を重ねたことのない矢代、
矛盾をはらんだ彼が、自分の中に生まれた持て余すものを投げ捨てるように
最後に放った台詞は……
ここで?!続く?!

未だ闇の中、夜明けは間もなくなのか?
そして、そこには何が待っているのか……、夜明けは彼らを幸せにするのか?

5巻を熱く待ちます。

16

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