囀る鳥は羽ばたかない(6)

saezurutori wa habatakanai

囀る鳥は羽ばたかない(6)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神323
  • 萌×215
  • 萌3
  • 中立7
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
59
得点
1691
評価数
351
平均
4.8 / 5
神率
92%
著者
ヨネダコウ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
発売日
価格
¥666(税抜)  
ISBN
9784813032205

あらすじ

これまで守り通してきた一線を、ついに越えてしまった矢代と百目鬼。
百目鬼は矢代がかけがえのない存在であることを、矢代は百目鬼への感情の正体と、自らをかたちづくる矛盾の正体に直面する。
大切だから、離れない。
大切だから、手離す。
平田との抗争が切迫する中、百目鬼を捨て、ひとりでけりをつけようとする矢代だったが……

命をかけた抗争の行方は?
矢代と百目鬼の関係は?
怒濤の新展開!!

表題作囀る鳥は羽ばたかない(6)

百目鬼 力(25歳・ 元警官のヤクザ)
矢代(36歳・ドMで変態のヤクザ,真誠会若頭)

その他の収録作品

  • 飛ぶ鳥は言葉を持たない

レビュー投稿数59

初めて出会う美しい受け

好きになるのが辛い…個人差はあるもののこじらせ度合いが群を抜く八代。
その為に愛と向き合えずに苦しむ様が、理解できるものの悲しすぎる。

これほど、読者の心を苦しめる受けに初めて出会いました。胸が苦しいです。

ストーリー展開もしっかりしていて、八代の頭としての度量には圧巻させられます。任侠者とは思えないスマートぶり。警察も手玉に取る様は八代だからこそできるもの。

「こんな人ヤクザにこそ必要なのでは」と思わせられます。暴力がほぼ皆無。お金は投資というスマートな方法で稼ぎます。だから、警察も文句が言いにくい。

ただ…どうしても好きな人を側に置く勇気は持てない。そんな八代に翻弄されてます。

0

ボコボコ→ツイッタアカ作成

ぶん殴られた。ボコボコ。 5巻までは何とか耐えてきたのに、6巻で頭爆発して一人で抱えきれず、ひとさまの感想を読みたいやら、萌えを吐き散らかしたいやらで、ツイッターのアカを作ったのでした。
生涯No.1作品✨
ツイッター専用アカで感想を呟いています。 https://twitter.com/mo_to_curry

1

胸がギュッとなる

胸が締め付けられる。
お互い惹かれあっているのに、そばに居て欲しいのに、それができない。

今まで作ってきた自分がを失うのが怖い...
大切になった人を壊したくない、守りたい。


2人の気持ちを思うと、苦しくなる。
幸せになってほしいなぁ。

3

ストーリーと、心理描写の巧みさが見事

もう何を書いていいやら。読み終わったあとむちゃくちゃ胸が痛かったです。
最後の、病院の屋上で百目鬼が何をどう決断したのかが知りたいです。
(彼が矢代さんの選択を受け入れたのはかなりショックでした。いや、矢代さんの頭の中はわかってるんです。自虐・自傷行為を快楽だと思い込むことで自己を守り、そのために大切なものを手放すという自虐的行動に出るのもわかってるんです。辛いこと痛いことが彼にとっての快楽のはずですから。ただ、それでも百目鬼が可愛くて手放したくなくて、手放さなきゃ気持ち悪くて苛立って、百目鬼の気持ちを知ってそんな自分の壊れた胸中に混乱して、百目鬼の腕の中で幸せを感じるべきときに一番辛い場面を思い出して、それが自分なのだと思い知って、百目鬼だけのものになることが不可能だと思い知って、涙して。そんなのわかってるんです。矢代さんが子供の頃の虐待を快楽に転換したことで自分を守ってきたことを、百目鬼も気付いたんでしょう。それを百目鬼がどう受け止めたのかまだ分かりませんが・・・それでも、ショックでした。そりゃ2発も打たれてあそこまで言われたら離れるだろうけど、それでもショックでした。百目鬼の気持ちが知りたい。)

矢代さんの徹底した冷徹さは非情ではあるけれど、ものすごくカッコ良かった。
それを受けながらも矢代を守ろうとする百目鬼の漢っぷりもまた惚れ惚れします。
ストーリーが進むにつれて、キャラクターの性格が少しずつ変化していく展開の巧みさは圧巻の一言。いつか矢代さんが本当の意味で本音を言える時がくることを心から願っております。

4

矢代よ、腹を括れ

 ついに平田と決着をつけるところまで来ましたね。激昂する平田に対し、一切怯むことなく最後まで飄々とした態度を貫いた矢代。これだけでも器の差が知れるというものです。平田が三角に抱いていた感情は、人間として至極真っ当で、ありふれたもの。自分を惹きつけてやまないあの人の視界に入りたい、認めて欲しい。誰しもが持っている感情です。でも、がむしゃらに行動して認められる程度なら、三角の腹心はもっとごろごろ転がっているはずで。分かりやすい行動よりも、本質をよく見ている彼には、平田の想いは通じなかったんでしょうね。金をつくる才能よりも、黒羽根や矢代にはもっと別の才能があった。平田は最期にそれを痛感したのかな。

 平田との決着で、2人して倒れ込んだ矢代と百目鬼。気が付いた頃には、矢代は百目鬼の記憶を失ったなんて嘯いて。今までどんなに置き去りにしても矢代をしつこく追いかけて来てくれた百目鬼が、ここでは引き下がる。お前なんて知らないと言われたら何も言葉を返せないし、もうそれ以上踏み込むことはできないですよね。あまりにも残酷で、なす術を与えてくれない矢代の強力な盾。ヤクザ同士の抗争中は惚れ惚れするほどの頭のキレと余裕を感じさせるけれど、百目鬼を前にした矢代は、まだ戸惑ったままの未熟な青年なのかなぁと思いました。そこが彼の可愛らしいところでもある。そして、最後に社長と呼ばれていた矢代は、彼が腑抜けたわけじゃないことを示してくれました。百目鬼と向き合える日は必ず来ると信じています。

3

とうとう身体をつないだ二人ではありますが
二人の気持ちと関係が変化していくのは
ここから先かなという感じを受けました。
無機質だった関係が身体をつなげたことくらいでは
揺らがない。
けれど繋いだからこそ見えたものがあったのかなとも思いました。

ストーリーとしては圧巻。
もはやBLとしてでなくても面白い。
ただ、前作からのスパンが長いので
完結したころにまたまとめて読み返したいところかな。
少々難しい展開も多くて・・(^_^;)

ともあれ、
最初からぶれない百目鬼は素敵です。
百目鬼がんばれ(笑
優しい顔も、怖い顔も、矢代を見るその目も好き
最後は甘い二人が見られるといいな

6

すごすぎて

読むのがしんどいくらい。

1

辛い

私の足りない脳みそではもうどんな感情を抱けばいいのかも分かりません。ただただ茫然とするばかりです。
とにかく拗らせた男が多すぎる!。平田に対しては今までこいつ何なんだってしか思ってなかったのに六巻を読んだあとはなんとも言えない憐れみを感じます。
矢代と百目鬼はこれからどうなっていくのでしょうか。大人しくくっついてくれるはずのない二人ですから続きが気になるような見たくないような複雑な心境です。どうか幸せになってくれ。

0

人魚姫のたくらみ

 かつて矢代は言っていた。「俺は俺のことが結構好きだ」と。
 だからどんな過去があろうと、過去は過去として彼の中では一定に始末がついているのだろうと思っていた。いまの彼はもう無力な子どもではない。たとえ望まない性暴力にさらされたとしても、それをはねつける力も、逆に利用して楽しむ智慧も手にしている。彼をことさらに憎み、蔑む輩も周囲にいないわけじゃないが、目をかけてくれる上司も、慕ってくる部下だっている。そしてこのたび生まれて初めて、お互い憎からず思う相手と体をつなげるに至った。

 当面の最大の敵であった平田をたくみに追い詰め、あと一歩で勝利を手にできたはず。なのにこのタイミングで彼の選んだ道は、もはや殺意を隠そうともしない平田の前に、あえて丸腰の自分をさらすことだった。「ああこれで ようやく俺は 俺を終わらせることができる」

 改めて彼の傷の深さ、絶望の計り知れなさを思わずにいられない。普段は完璧に意識の底に追いやって綺麗に覆っていても、ふとしたはずみでそれは何度でも鮮明に蘇る。自分とよく似た境遇の子の話を聞いたときとか、街で睦まじい母子を見かけたときにも…

 今でもきっと、彼の目の奥をのぞき込めば、幼い男の子が薄暗いアパートの片隅で膝を抱えてうずくまったままなのだろう。平田がしょうもないゴミのようにあっさりと処理され、かろうじて矢代も百目鬼も命をつなぎ、そしてこの物語はまだ続いてゆくらしい。矢代と百目鬼にこの先の未来がまだあるなら、あの子を暗闇から救い出すところからもう一度はじめなければならないのかもしれない。

 激動の6巻。矢代は自分自身のことはあんなに粗末に扱うくせに、どんな修羅場でも、というより修羅場になればなるほど、身近な人間を護ろうと手を尽くす。それも、相手には微塵もそうと気取らせない形で。百目鬼は固すぎて融通利かないだけで、頭そのものの働きは決して悪くも鈍くもないと思うのだけれど、それでも人に指摘されるまで全く気付かずにいた。「守られてんのはテメェじゃねぇか」(甘栗グッジョブ!!)
 初めて矢代のボディガードについてこのかた百目鬼は「頭は俺が守る」とそれはもう気の毒なくらい一心に思い詰めてきた。矢代の銃撃事件があり、さらにここにきて矢代が力では自分に敵わないという事実も身をもって知ってしまった。どうしたら守りぬけるかを必死に考えることはあっても、自分が守られる立場となってしまったときどう動くか、それは全くの想定外だったに違いない。それでも、とりあえず「自分がヘンなものを向けたから頭に捨てられた」わけではないと分かっただけでもどんなにか救われただろう。矢代にしてみれば、自分の勝手な自己破壊願望に百目鬼はもちろん、他の舎弟も影山も、誰一人巻き込みたくなかっただけかもしれないけれど。

 そもそも矢代がこの世界に足を踏み入れたのだって、「かげやま医院」をヤクザの地上げから守るためだったことを思い出す。まるで人魚姫のごときその献身に、ニブチンの王子様(=影山)はまったく気づかず、さっさとよそのお姫様(=久我)と結ばれてしまったけど。でもこの巻で、彼の中での矢代が既に当たり前のように「身内」認定されているのがわかって少し和んだ。
 そう言えばこの巻では出番のなかった竜崎、彼はちゃんと自分が矢代に守られてるのに気づいてたな。いつもしたたかで容易に本音をさらさない矢代の脆さ、あやうさにも。ひたすら粗暴なだけのようで実は意外とこまやかで、矢代のことをよく見てる。七原に「俺はお前らなんかよりずっと昔からアイツを知ってる!!」と自慢するだけのことはある。でも長さだけなら影山の方がずっと長いんだから、やっぱ愛の力だよね。彼の純情が報われる日は来そうにないけど、この物語がこの先も続いてゆくなら、ぜひ彼にも再びの活躍の機会を!

31

抗争決着に安堵

ヤクザ抗争は痛々しく読んでて重苦しくなるんですがやっと決着がついてホッとします平田さんお疲れ様でした6巻にエロは必要ないなくて良かった問題解決に尽くした出来の良いストーリー矢代と百目鬼の掛け合いも美しい1冊にまとめるなんて脱帽ですラストは新たな始まりの予感次巻が待ち遠しいです

6

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