囀る鳥は羽ばたかない(6)

saezurutori wa habatakanai

囀る鳥は羽ばたかない(6)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神361
  • 萌×220
  • 萌5
  • 中立7
  • しゅみじゃない5

81

レビュー数
63
得点
1907
評価数
398
平均
4.8 / 5
神率
90.7%
著者
ヨネダコウ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
発売日
ISBN
9784813032205

あらすじ

これまで守り通してきた一線を、ついに越えてしまった矢代と百目鬼。
百目鬼は矢代がかけがえのない存在であることを、矢代は百目鬼への感情の正体と、自らをかたちづくる矛盾の正体に直面する。
大切だから、離れない。
大切だから、手離す。
平田との抗争が切迫する中、百目鬼を捨て、ひとりでけりをつけようとする矢代だったが……

命をかけた抗争の行方は?
矢代と百目鬼の関係は?
怒濤の新展開!!

表題作囀る鳥は羽ばたかない(6)

百目鬼 力(25歳・ 元警官のヤクザ)
矢代(36歳・ドMで変態のヤクザ,真誠会若頭)

その他の収録作品

  • 飛ぶ鳥は言葉を持たない

レビュー投稿数63

ギャン

帯に劇場アニメ化決定とありました。これだけ面白ければ当たり前ですね。

ところで5巻で平田を自分の手で殺してやりたいほど腹が立つとレビューしてましたが、無事?に三角によって処分されてました。

やはり矢代は頭が切れましたね。そして平田の掃除屋が良い仕事してました。1番振り向いて欲しかった三角に無視された形で死んでいく平田、これ以上残酷な扱いありませんでした。

最後の病院の屋上での七原と百目鬼の会話がキツ過ぎて…、これから7巻を読むんですが寝れなくなりそうで怖いです。

0

最高で最強の神作品!

劇場版を最初に鑑賞しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!劇場版を見た時、矢代の声が矢代でしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、Netflixで同級生も続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした!どうか矢代と百目鬼に幸せが来ますように!

0

息苦しさに胸が詰まる

1冊まるまる平田回です。
やっと決着がつきます。

真誠会組長の平田が仕掛けた盛大な親子げんか。
弟分の竜崎を丸め込んで三和会系の豪多組が抑えた薬を捌かせて、売上の4/5を吸い上げ、豪多の組・仲本に上納する。
さらに竜崎を使って矢代にヒットマンを仕向けることで、邪魔者を2人排除する。
当確と思われている三角の道心会組長就任を、下部組織のゴタゴタでひっくり返すべく、対抗馬の柳と裏で手を組む。

途中まで上手くいっているかに見えた平田の陰謀の穴は、竜崎を侮っていたことだったんだなあ。
竜崎の矢代に対する想いを見切ったつもりで動かしていたけれど、世の中には平田のように単純な人間ばかりではなくて。
憎しみで曇った目では、矢代の能力も見抜けなかったのも大きい。

兄弟殺しは古くからある命題でもあって。
一番有名な弟殺しは旧約聖書のカインとアベル。
兄殺しでは、ギリシア神話のオシリスとセト。
その両方が、「親にもっと愛されたい、認めてほしい」という嫉妬が原因でした。

平田は黒羽根という兄を殺し、矢代という弟を手にかけようとしますが、それはすべて「三角に自分を見てほしい。必要としてほしい」という思いから。
自分は正当に評価されていないと感じる人間ほど、自己顕示欲や承認欲求が強くて、周囲をしっかりと見えていないことが多いですね。
黒羽根を消せば三角は自分を見てくれると思っていたところに、ポッと出の矢代が労せず三角の寵愛を奪っていったら…。
自分自身を変えるよりも、邪魔者を消すという方法で状況を変える方が簡単。
特に平田のような人間はself-esteemが高いから、ありのままの自分に目を向けてさえくれたら、三角はきっと自分を側に置きたくなると思い込んでいる。
悲しいものです。
だからこそ、それだけの価値がある自分が寝返ることが三角にとって大きな痛手になると信じてるんですよね…。

ひとは自分に好意のある人間しか傷付けられないと考えていまして。
期待するから落胆するし、好きだから拒絶されたら悲しい。
だけど相手が自分に期待していなかったら、無関心だったら、何をしたところで変わらない。
たとえば別れ話をしてきた彼氏にどんなに酷い言葉を投げつけたとしても、言葉の矢が相手の心に刺さることはないんだよなあ。投げつければ投げつけるほど、自分だけがまだ相手への思いに囚われているという現実を突きつけられるだけで。

平田が何をしようと、三角は傷付かない。
ただ面倒ごとが増えることを憂うだけ。
平田が「こっちを見て!」と大きな声を出せば出すほど、その声の大きさを疎まれて耳を塞がれるだけ。
平田の最期に三角が投げつけた言葉が辛辣でした。
あんなに焦がれても、結局、三角の心を1mmも動かすことができなかったんだなあ…。

長くなりました。
矢代と百目鬼のことに全く触れないまま1100文字超えてしまった。
6巻で想いを遂げた百目鬼ですが、矢代の心を覆った殻を破ることは出来ず。
むしろ「百目鬼と自分は違う」という思いを強くさせただけで。
同じであれば、側に置いておけたのかもしれない。
けれど違うと分かったら、もう側には置いておけない。
自分のために何もかもを投げ出すやつだから、自分の代わりに盾になることを喜ぶような人間だから、側に置いておいたら自分が弱くなる。
守りたいものが出来るとひとは強くなると言いますが、全員がそうではなくて。
つらいです。
それでも食らいつく百目鬼がつらい。
何を言っても届かないのが悲しい。
そして突き離すことでしか百目鬼を守れないという矢代の考え方も切ない。

それぞれの想いが強ければ強いほど、苦しい。
そんな6巻でした。
間違いなく「神」です。

2

憧れた男に無視されて…愛が歪む時

この巻は、出版された時に前巻をおさらいせずに読んで訳わかんなかった覚えがある。
2年弱空いていたからか、「掃除屋」と鮫/鯨コンビ、柳、豪多の仲本、平田、昔の三角、七原、などなど顔がこんがらかって…
今回1巻から一気に読んで、顔もいきさつもガッチリ把握できたらめっちゃ面白い巻じゃないの。
と言ってもこの場合BL的な部分じゃなくてヤクザの報復の部分ね。
平田が仲本と手下をあっけなく殺し、ここに至ってまだ矢代に罪をなすりつける。
だけどとっくに三角にはわかってて…
…と平田の粛清展開が始まります。
平田の野郎ぶっ殺してやりてぇ…と思いながら読んでたわけだけど、こうなってみると平田も可哀想な奴。
『俺を見ろっ 俺を…』
『俺の知らねぇところで勝手に死ね』
…三角の冷酷さが骨の髄までクる。
また、この巻では矢代の自己破壊願望的なものも。
わざと平田の暴力/殺意を薄笑いで受け入れる矢代の描写に音は無く、寄せる波、羽根を散らす鳥、茎が折れかかった花…
綺麗には生きられない、綺麗に生きる資格などない、もう終わらせたい…
そんな気持ちだったのだろうか?

この後は雑誌を追ってないので、7巻が出るのを楽しみに待ちたいです。

0

初めて出会う美しい受け

好きになるのが辛い…個人差はあるもののこじらせ度合いが群を抜く八代。
その為に愛と向き合えずに苦しむ様が、理解できるものの悲しすぎる。

これほど、読者の心を苦しめる受けに初めて出会いました。胸が苦しいです。

ストーリー展開もしっかりしていて、八代の頭としての度量には圧巻させられます。任侠者とは思えないスマートぶり。警察も手玉に取る様は八代だからこそできるもの。

「こんな人ヤクザにこそ必要なのでは」と思わせられます。暴力がほぼ皆無。お金は投資というスマートな方法で稼ぎます。だから、警察も文句が言いにくい。

ただ…どうしても好きな人を側に置く勇気は持てない。そんな八代に翻弄されてます。

1

ボコボコ→ツイッタアカ作成

ぶん殴られた。ボコボコ。 5巻までは何とか耐えてきたのに、6巻で頭爆発して一人で抱えきれず、ひとさまの感想を読みたいやら、萌えを吐き散らかしたいやらで、ツイッターのアカを作ったのでした。
生涯No.1作品✨
ツイッター専用アカで感想を呟いています。 https://twitter.com/mo_to_curry

1

胸がギュッとなる

胸が締め付けられる。
お互い惹かれあっているのに、そばに居て欲しいのに、それができない。

今まで作ってきた自分がを失うのが怖い...
大切になった人を壊したくない、守りたい。


2人の気持ちを思うと、苦しくなる。
幸せになってほしいなぁ。

3

ストーリーと、心理描写の巧みさが見事

もう何を書いていいやら。読み終わったあとむちゃくちゃ胸が痛かったです。
最後の、病院の屋上で百目鬼が何をどう決断したのかが知りたいです。
(彼が矢代さんの選択を受け入れたのはかなりショックでした。いや、矢代さんの頭の中はわかってるんです。自虐・自傷行為を快楽だと思い込むことで自己を守り、そのために大切なものを手放すという自虐的行動に出るのもわかってるんです。辛いこと痛いことが彼にとっての快楽のはずですから。ただ、それでも百目鬼が可愛くて手放したくなくて、手放さなきゃ気持ち悪くて苛立って、百目鬼の気持ちを知ってそんな自分の壊れた胸中に混乱して、百目鬼の腕の中で幸せを感じるべきときに一番辛い場面を思い出して、それが自分なのだと思い知って、百目鬼だけのものになることが不可能だと思い知って、涙して。そんなのわかってるんです。矢代さんが子供の頃の虐待を快楽に転換したことで自分を守ってきたことを、百目鬼も気付いたんでしょう。それを百目鬼がどう受け止めたのかまだ分かりませんが・・・それでも、ショックでした。そりゃ2発も打たれてあそこまで言われたら離れるだろうけど、それでもショックでした。百目鬼の気持ちが知りたい。)

矢代さんの徹底した冷徹さは非情ではあるけれど、ものすごくカッコ良かった。
それを受けながらも矢代を守ろうとする百目鬼の漢っぷりもまた惚れ惚れします。
ストーリーが進むにつれて、キャラクターの性格が少しずつ変化していく展開の巧みさは圧巻の一言。いつか矢代さんが本当の意味で本音を言える時がくることを心から願っております。

4

矢代よ、腹を括れ

 ついに平田と決着をつけるところまで来ましたね。激昂する平田に対し、一切怯むことなく最後まで飄々とした態度を貫いた矢代。これだけでも器の差が知れるというものです。平田が三角に抱いていた感情は、人間として至極真っ当で、ありふれたもの。自分を惹きつけてやまないあの人の視界に入りたい、認めて欲しい。誰しもが持っている感情です。でも、がむしゃらに行動して認められる程度なら、三角の腹心はもっとごろごろ転がっているはずで。分かりやすい行動よりも、本質をよく見ている彼には、平田の想いは通じなかったんでしょうね。金をつくる才能よりも、黒羽根や矢代にはもっと別の才能があった。平田は最期にそれを痛感したのかな。

 平田との決着で、2人して倒れ込んだ矢代と百目鬼。気が付いた頃には、矢代は百目鬼の記憶を失ったなんて嘯いて。今までどんなに置き去りにしても矢代をしつこく追いかけて来てくれた百目鬼が、ここでは引き下がる。お前なんて知らないと言われたら何も言葉を返せないし、もうそれ以上踏み込むことはできないですよね。あまりにも残酷で、なす術を与えてくれない矢代の強力な盾。ヤクザ同士の抗争中は惚れ惚れするほどの頭のキレと余裕を感じさせるけれど、百目鬼を前にした矢代は、まだ戸惑ったままの未熟な青年なのかなぁと思いました。そこが彼の可愛らしいところでもある。そして、最後に社長と呼ばれていた矢代は、彼が腑抜けたわけじゃないことを示してくれました。百目鬼と向き合える日は必ず来ると信じています。

3

とうとう身体をつないだ二人ではありますが
二人の気持ちと関係が変化していくのは
ここから先かなという感じを受けました。
無機質だった関係が身体をつなげたことくらいでは
揺らがない。
けれど繋いだからこそ見えたものがあったのかなとも思いました。

ストーリーとしては圧巻。
もはやBLとしてでなくても面白い。
ただ、前作からのスパンが長いので
完結したころにまたまとめて読み返したいところかな。
少々難しい展開も多くて・・(^_^;)

ともあれ、
最初からぶれない百目鬼は素敵です。
百目鬼がんばれ(笑
優しい顔も、怖い顔も、矢代を見るその目も好き
最後は甘い二人が見られるといいな

6

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