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40/51(合計:510件)
安芸まくら 尾上与一 木原音瀬 さとみちる
muccu
本編を読んでいたのは「リバーズエンド」と「明日も愛してる」のみでした。 リバーズエンドの番外編は、十亀が監督として評価され、 万もホテル経営のビジネスとして頑張っている話でした。 本編で登場した撮影チームの面々も登場して懐かしかったです。 すでに十亀組が出来ているんですね(笑) 十亀の自叙伝的シナリオを読んだ万が、 十亀の過去の辛さや寂しさを包み込むかのように頭を抱く姿がぐっと…
尾上与一 牧
葡萄瓜
手順一つ間違えれば謗りを免れ得ない番外編再録集を 敢えて出したのは、このシリーズに対する産みの親と 育ての親の誠意なのでしょう。 ただ枠外の話を詰め込みましたよと言うぞんざいさが 見え隠れしていたなら評者は褒め言葉を見つける努力を せず、ファンアイテムですねと斬って棄てていたと 愚考します。 あくまでも作中時系列を尊重して、と言う展開ですので 静かに引き込まれるのですね。 あ…
幸成
ネタバレ
そうそうパスワード入れてこのタイトルの話を読んだ時も凄く号泣したんだった。 それがまたこうして本になって読めるとは。 もちろんそれ以外、同人誌など自分が入手してないショートとかがまとまって手放せない1冊となりました。 やはりその後のカプがどうしてるのかがわかって一安心。 この本に書かれているよりも、もっともっと苦しい日々もあったろうし、これからも続くこともあるのだろうけど、それぞれの気持ちが読めて…
香子
待ってました!1945シリーズの番外編。 第一弾の今回は六郎×恒メインで、資紀×希が少し登場します。 恒が予科練へ行くときのエピソードや、ラバウルでの出来事。それから恒たちが投降し、助けられたあとのアメリカでの暮らしなどが描かれています。 天真爛漫で激しい性格の恒が、たまにロマンティックなことを口走るシーンは必見です。 戦争も終わり、弟の希とも再会できたので、これからは心おきなく六郎と…
マキヲ
1945シリーズの存在を知ったとき、単純に「よくこのテーマでBL小説が出たなぁ」と思いました。ここまで太平洋戦争に真正面から向き合った作品はない…という点でも是非いちどは読んでほしいと思う作品です。 「戦争×BL」というイメージだけで不謹慎だとか、日常を忘れるためにBLを読むのにテーマが戦争なんて言語道断…という意見も分かるのです。私も学生の頃だったらそう思って手に取らなかったと思います。 …
snowblack
1945seriesの二冊目、『碧のかたみ』の番外編。 Web限定ストーリーや、書店ペーパー、同人誌に収録されたもの、に 書き下ろし3編と4編のマンガを加え、長短計26の作品が収められている。 本編の隙間を埋める小さな話に加え、その後の彼らが描かれ、 本編の世界を更に広げるファン必読の一冊。 このシリーズ一冊目があまり好みではなく (その天球儀カップルも登場します。) 二冊目の六…
…正直、どう評せば良いのか悩んでいます。 シリーズ作の中でこう言う味わいがあっても 良いかと日和ってしまう一方、中途半端に 織り込まれたBL文法さえなければなぁ…と 言うかなり不届きな考えも浮かぶのです。 展開としての必然性は多分理解しています。 どの登場人物にも嫌悪感を抱いておりません。 なのに、何かが合わない。しっくり来ない。 物語として読むには、一味足りない。 でも…
桓武天皇
え...これで終わりなの?こんなあっさり二人とも帰ってくるの? これが読後の感想でした。1945年シリーズはファンも多く、人気な作品だと思いますが今回の『プルメリアのころ』はあまり趣味ではありませんでした。 まず、カズイと千歳があまりにも簡単に同性愛を受け入れているのがとても違和感がありました。突然エッチするか?って聞くカズイもおかしいですし、いいよと言って受け入れる千歳もおかしいでしょう…
もこ
これで最後と思うと感慨深い。 というかすごく寂しい。 本作プルメリア。 これまでのヒロイン、、、もとい、受はどちらかというと ヤンチャな子が多かったので今回はうってかわってな印象。 高いところが怖い。戦争がこわい。人を殺すなんてもっと怖い。 震えて泣いて、吐いて叫んで。 やかましいという意味ではこれまでと同様かもしませんが(笑 貴族に生まれた受と貧乏な家庭で生まれた攻。 …
尾上与一 黒沢要
bonny
ノンフィクション・ノベル。読みにくかったです。冒頭、若田という元新聞記者の男が、ある時効になった事件の目撃者(一当事者)として交番に通報するシーンから始まり、それから過去に遡って物語の核となる殺人、監禁事件が紐解かれていく構成となっているのですが、それが現実なのか若田の妄想なのか、終始モヤ〜っとしていました。最後も、もしや夢オチでは?などザワザワと雑念が浮かび、個人的には世界に入り込むのが難しい作…