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54/55(合計:542件)
椎崎夕 コウキ。
marun
ネタバレ
ノンケとゲイの恋のお話で、偶然の出会いから徐々に気持ちが傾いていくような 大人の男と大学生とのストーリー。 受け様はゲイで、バイト先の上司と付き合っているのですが、ある日些細なことが 原因でケンカになり、上司の彼の部屋から追い出され、でも手荷物を部屋に置いたまま 出されたので、帰る事も出来なくてマンションの廊下で困っていた時に、 そのマンションの隣人が出先から帰って来て、廊下で騒ぐなと苦…
茶鬼
椎崎作品もいつも分厚い気がしますw それだけ丁寧に、丁寧に、綴られているのだとは思いますが。 きっと省略できることもあったりするのかもしれないのですが、本当は気持ちが通じ合っているのに主人公がグルグルして意地張っちゃうせいで、なかなか進展せず、焦れったく思いながらも引き込まれていくのは、作家さんが好きな部類に入る欲目があるからでしょうか? まったくの受け視点なので、攻めの気持ちは想像できはす…
尾上与一 コウキ。
ofnotice
尾上与一さん。今後、炸裂する「何か」がある作家さんゆえ、 少し、辛口レビューといきましょうか。 この方の作品はまだ二作目ですが、「なんだなんだ!?BL版梶井基次郎か!?」と 思わせる強烈な色彩感覚と、独特なシュールさはありますが、 下手すっと破綻寸前の危なっかしさが残る…。 風景の書き出しは非常にいい。 「二月病」では寒々とした田舎の風景、本作では山寺のゆっくり流れていく時間が体感…
和泉桂 コウキ。
mou
表紙等見て、「時代物かぁ~」と思い読み始め・・・かなり後になってから「???」という感じでした。 Hもほぼ無く、BLと言われなければ、わからないかも(結局、最後にはHもするのでBLですけど・・・) でも・・・ちょっと「ファンタジー寄り」かな? 受けちゃんが、もう少しハラハラさせるような性格だったら、もう少し盛り上がったかな? 嫌いなお話ではないけど、「船乗り」の荒っぽいところとか、受けちゃ…
商船の船長と遭難してしまって船長に助けられた女装訳あり男子とのラブ。 時代背景も設定も有りそうでなさそうなファンタジーテイストの作品で、 架空の世界でのお話と言う感じでなかなか面白いのですが、何やら気になる事も多くて 続編かスピンオフ作でもあったらいいなと思いましたね。 大日本帝国の受け様は帝都の学生なのですが、ある日英国で蒸気機関を研究開発してる 受け様の父親が行方知れずになり、単…
kirara
まずはひとこと、これは本来の和泉さんの持ち味を求める方には、まったく物足りないでしょうね。 この評価は『本来の和泉さん』は今ひとつ合わない私の、極めて個人的な好みです。 私は、なんというか『和泉さんの持ち味がよく出ている(と思われる評価の高い)作品』は、ほぼ受け付けません。和泉さんが好んで書かれるキャラクターのタイプが、私の好みとまったく相容れないんですよ。 決してキライな作家さんじ…
サガン。
かわいらしいお話でした。 和泉さんのかわいい系のお話ですね。 その中でもかなりかわいい方向なんじゃ? 訳あって女装して英国へと向かう船に乗っていた珪。 その船が難破し海に投げ出されてしまう。 そんな珪を助けたのは華やかな金髪の男・ライルで…。 和泉さん曰く明治っぽい感じのパラレルファンタジーのような。 最初の方はその世界観というか蒸気機関とかのお話が出てくるのでなかなか物語に…
スペアミント
タイトルからいって海軍ものなのかと思いましたが、ちょっと違いました。作者いわく明治っぽいファンタジーだそうで、パラレルワールドの物語です。ちょっぴり謎があるけど明るい話なので、最後まで一気に楽しく読めました。 イラストも世界観に合っていて可愛いです。 主人公の珪は父と離れて帝都の寮で暮らす男子高校生。可愛い顔のせいで文化祭で女装させられたりしつつも、楽しい日々を送っています。そこで英国に単…
せっこ
坊さんには一切萌えを感じないもので、最初はためらっていたのですが、『二月病』があまりにも素晴らしかったので、勇気を持って読み始めましたら。 夢中になりました。大変面白かったです。仏教の教えが大変わかりやすく書いてあり、しかも登場人物たちのありようがまさに深く仏教的なのです。 「恋慈って変な名前だなあ…」って思っていましたら、その謎が彼の生い立ちによってわかり。恋慈が幸久を一見誤解…
2月にホーリーからデビューした作家さんの今月はドルチェから。 視点や表現が独特でユニーク(面白いと言う意味ではなく)なんだと思いました。 「二月病」では少し切なさが表立った作品だったのですが、今回も切なさやりきれなさが満載かとおもいきや!? その理由や事柄は悲惨であるものの、対照的な生き方をする二人が主人公であったために、そして何よりラストでの或る意味ドンデン的な展開。 絶望的な僧侶以外は…