宮本れんさんのレビュー一覧

はつ恋ほたる 小説

宮本れん  千川夏味 

薄幸・健気受けさんがお好きな方に

初読みの作家さん。優しく可愛らしい表紙とタイトルに惹かれ購入してみました。内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。






由緒正しい茶道の本家・叶家の分家の長男・ほたるが主人公。
ストーリーはほたる視点で進みます。

叶家は代々分家から許嫁を取るしきたりがあります。娘が本家に嫁いでいった分家は一族の中でも立場が上になることもあり、ほたるの両親は女の子を所望していた…

10

君色恋膳 「飴色恋膳」書き下ろし小冊子 特典

惚れた欲目全開♪

本品は『飴色恋膳』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、巴旦杏の店休日の出来事になります。

日曜日は貴之が営む
薬膳レストラン巴旦杏の店休日です。

本日の貴之は
明日の予約に備えて一日仕込みをし
亮は朝から友達と遊びに行ってしまいます。

淳だけが暇を持て余していて
見かねた貴之に外出をすすめられます。

それもそうかとカメラを持ちだした淳…

2

飴色恋膳 小説

宮本れん  北沢きょう 

しっとり穏やかな良作

25歳のサラリーマン受けと、31歳の派遣社員攻めの話です。

製品カタログなどを作っている忙しい部署で働く受け。そこに派遣されてきた派遣社員の攻め。仕事はできるし物腰は穏やかで、女子社員にも大人気。契約で午後3時には帰っていくので、こんなに仕事ができるのになんで正社員にならないんだろう、と受けは不思議に思っています。
そんな謎が解けたのは、写真撮影が趣味の受けが散歩に出かけたときのこと。偶然…

3

飴色恋膳 小説

宮本れん  北沢きょう 

空腹時にはご注意を

 ハイスペック攻めに胃も心も体も掴まれるお話かと思いきや、受けの淳がすごくいい男でした。家事はまったく出来ないけれど、まっすぐに人にぶつかっていって相手のことを誠実に考える人でした。自分の気持ちを自覚してからのすれ違いでは好きすぎてつらいという気持ちが伝わってきました。

攻めの貴之はある想いを抱えて生きてきた人です。自分の人生に起こったことを人のせいにすることなく日々一生懸命に生きている人と…

6

煉獄の黒薔薇 小説

宮本れん  ジキル 

人物像が複雑すぎて

うう、ごめんなさい。後半は駆け足になってしまいました。前半を読みながら、多分ここを乗り越えれば相応のカタルシスがあるんだろうなーと予感はしたものの、禁忌的で淫靡なのにどうしてだか退屈に感じてしまって読み進めるほど興味を持てませんでした。

一つには、ルカの人物像が複雑すぎてどこに魅力を感じればいいのか分からなかったというのがあります。壮絶な過去があったようなのですが途中まで詳細には明かされず、…

1

蜜夜の刻印 小説

宮本れん  香咲 

健気なヴァンパイア攻めに萌

ヴァンパイアを狩るスレイヤー・キリエ(受け)は、ヴァンパイアの始祖・ユアン(攻め)に敗れ、彼の屋敷に囚えられる。
敵であるはずのユアンに、徐々に惹かれていき……

と、あらすじとしてはよくある話ですが、攻めの意外な健気さと純愛志向ぶりに(良い意味で)期待を裏切られた一冊。
エロ薄ですが、攻め受け二人のプラトニックな関係性に萌があります。

キリエは、ヴァンパイアと人間との間に生まれたダ…

8

あまい恋の約束 小説

宮本れん  壱也 

デロデロ甘い義兄弟3P

管理栄養士になるため勉強中の唯(受け)には、親の再婚でできた2人の兄がいる。モデルの脩哉と弁護士の秀哉だ。社会的に成功していてイケメンで、唯の自慢の兄たちだったが、唯が20歳になったとき、あることがきっかけで秀哉にキスされてしまう。びっくりしたけれど嫌ではなく、困って脩哉に相談してみたら「抜けがけしやがって」と脩哉にもキスされてしまって…。


義理の兄2人に愛される弟受け3P。タイプの違う…

3

誓約のマリアージュ 小説

宮本れん  高峰顕 

執事の控えめなデレに萌☆

あらすじ:
執事の真(受け)は、日本の某資産家が遺した屋敷で執事として働くことに。
屋敷を譲り受けた先代の隠し子・和人(攻め)の奔放で温かな人柄に惹かれていくが……

英国の執事学校で学んだ真は、知性と教養を兼ね備えたプロフェッショナルな執事。
クールですがツンツンした印象はなく、常に温厚に振る舞う姿に人柄の良さとプロ意識を感じさせます。
和人に恋をしてからの控えめなデレ具合もいい感じ…

8

捕蝕 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

ギリギリの異常愛

ありふれた恋愛ものでなく、監禁、ペット、などのアブノーマルに分類される作品でした。
始まって30ページくらいで主人公の圭はいきなり同じ社の理人に凌辱されそのあと軟禁。会社も自宅作業というていにされ、周りとの交流も断たれ…。あれよあれよといきなり続く展開に最初は何故?どうして?って感じになります。

愛はありますが、異質な作品なので好みが別れそうな気もします。
襲ってきた理人の方が、圭のご主…

1

煉獄の黒薔薇 小説

宮本れん  ジキル 

長い長い苦難を乗り越えて

宮本さんの作品は合ったり合わなかったりがあるのですが、こちらはかなりよかったです!
ファンタジーをもともとあまり読まないのですが、(えろ目当てなら読むのですが…)すごく面白かった。

設定がよく考えられてるなあと思いました。
あんまりファンタジーを読まないのは、本によっては世界観の説明や設定が小難しく感じることがあり、自分は難しい事が苦手…^^;だからなのですが、この本は設定があれこれある…

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