total review:292946today:15
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
17/22(合計:215件)
ゆき林檎
snowblack
ネタバレ
途中端折られた感が、とても惜しかった本編。 その合間を埋めるような素晴らしい同人誌だった。 薄い一冊に詰まった、立花の思い、麻倉の思い、 そして麻倉の父の思い、松本の思い…… 実は体の弱い腹違いの兄がいました、設定は ご都合主義でしかも説明調と思わなくもないのだけれど、 それでもそういう何かがないと物語はつながらない。 手を重ねながら語られる、可愛い初めての出会い、 そ…
可横
ドラマCD化されるということで、キャストさん買いでCDを買おうとおもっているので、予習のために買ってみました。 道を別った幼馴染が再開し、また違う道を行き、末にまためぐり合う物語。 再会に動揺するなんて、小さい時にも、名をつけてしまうには淡い想いがあったのでなかろうか。いろいろもだもだしてしまいました。 時代、家柄、時機…。 自分の意思・思惑の届かない力が働いて、なかなか思う通りに行き…
もこ
どうしようもないこの空気感が好き*ノД`*)・゚・。 影をしょってて、他を寄せ付けない雰囲気が印象的な受。 クラスには一度も顔を出さない。 そんな受にであった攻との日常。 少しずつ近づいて、少しずつ雰囲気が和らいで。 そして少しずつ暴かれる過去。 抵抗しないのをいいことに集団で性的暴行・・・ 攻の視点から見る受が好き。ちょっとずつ交わす言葉が増えて 照れたり微笑んだり。そら吸い寄せ…
幸月
まず表紙がとてもきれいで書店ですぐ手にとりました(笑) この作品でゆき林檎さんを知るきっかけになりました。 大正という時代設定も雰囲気も何もかもドストライクでした! この時代では恋も自由にできなかったのだと改めて思いました。 「今でも好きだ」という想いが実を結び、またただのハッピーエンドではなく、立花・麻倉と結ばれることがなかった女性たちの想いも考えさせられる作品でした。 誰かが幸せにな…
いぎー
舞台は大正時代。全寮制の高校に通うことになった主人公・麻倉は幼馴染の立花と再会し、「俺はあの頃お前が好きだったんだ」という立花の告白で徐々に関係が変わっていくが、直後に起きた震災により想いが通じ合う前に離れ離れになってしまうというお話。 ゆき林檎さんの絵が美しく、なかなか成就されない儚いストーリーと非常にマッチしていてうっとりします。 エロに関しては終盤に入るまでほとんどありません。初めて…
サンキスト
久しぶりにBLで泣きました(笑) 電子書籍のサンプルで、絵が好みだったので購入。気に入って紙でも購入しました。 ラムネのビー玉が出てくる度、頭の中で映像化されるような美しく繊細な描写が素敵です。あらすじは既に多くの方が書かれているので省略しますが、切ないです。けど、ハッピーエンド。主役二人も自分の思いを何度も押し殺してきたし、女性を含め皆がハッピーエンドで終われたかといえばそう…
やまいも
同級生に性的暴行を受けて留年した吉岡と、その事実を知りながら惹かれていくケンゴ。 いけないと分かっていながら気持ちが押さえられないはがゆさと葛藤が画面全体の爽やかさと相まって胸に響きました。 安藤の酷さはケンゴじゃなくても許せなくてやるせない。それでもいかにも好青年な球児のケンゴが吉岡に恋をして初々しく一生懸命に気持ちを伝えて上書きしようと歩み寄る姿にきゅんとさせられました。 同居する社会人…
hinahina
まるごと一冊ひとつのストーリーでした。 まるごとなので、読み応えあります。 それに、評価どおり内容にも重みがあって もちろんそこも読み応えアリです。 時代背景は関東大震災の頃、大正時代の設定です。 その時代の事を詳しいわけではないですが、 やはり他の本などにも書かれているように 良い家柄の子供達というのは、許婚が居たり親の組んだ縁談があったり 思う人生を生きるのは難しいんで…
てんとーむし
玉響で好きになったゆき林檎先生。先生の作品を揃えようと買った一冊。玉響と違い、現代もので、高校生同士の恋のお話。いやぁ、青春って感じでした!読んでてキュンキュンしました笑 ひょんのことから音楽室で出会ったケンゴと吉岡。二人は同級生でクラスメイトだけど、吉岡は休みがちでクラスには来ていなかった。そんな吉岡をクラスに戻そうとケンゴはします。 出会いから少しずつ二人の距離は近づいていきます。…
砂緒
絵柄があっさりしていて、綺麗、ストーリーも分かりやすくて読みやすいです。受けの吉岡は外見こそ柔和な印象を受けますが、瞳にはどこか影が宿っており、過去にトラウマを抱えていることもあって、どこか人生を諦めたような雰囲気を持っています。ひとつ年下の攻めである熊田は、まっすぐな心でその吉岡の心を解きほぐしていきます。吉岡の過去には重いシーンも見られますが、二人の純情さがそれを救いのあるものにしてくれていま…