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20/22(合計:215件)
ゆき林檎
はうる
ネタバレ
久々に、身震いしました。 とても素敵な物語に、絵がハマってて、こう言うのが読みたかった!と鳥肌。 クライマックスの一夜の表現がとても素敵で、苦しい恋慕の箍が一気に外れて、 報われた感に包まれて幸せでした~ なんなら、3巻くらいの内容でも良かったのになぁ、、、 もっと読んでいたいふたりでした。
ももいろさんご
表紙の薄い緑の儚さと、旧制高校生の恋という萌えポイントマックスな裏表紙の解説に、惹かれて手に取ったのですが、めちゃくちゃはまってしまいました。 主人公麻倉の純情で清廉な性格も、立花の社交的で誰にでも優しい性格もツボにはまり、この時代物としては珍しく、ほのぼのとした清涼感で終わっているのも嬉しかったです。物語の小道具でラムネとラムネ玉(ビー玉)が出てきますが、これがうまく使われていて、読ん…
雀影
この本1冊全部で1つのストーリー。 絵の端正な雰囲気と大正時代設定のストーリーは相性がとてもいい。 学生寮や遊廓のエピソードもこの時代設定だからこそ、他の時代や、ましてや現代を舞台にしたら、なかなかこんなには二人の関係を描けない。 いろいろな物に縛られた不自由な時代にあって、一時の自由を謳歌する学生時代。 お話に登場するキャラが絞ってあるところがいい。 お話に関わるのは立花と朝倉、朝…
上条当麻
ネタバレ有です。 麻倉は、立花と松本の打ち合わせにお茶をもってきます。 松本「麻倉 その手首どうした?」 麻倉「えっあ… いや…ちょっと」 松本「てっきり立花に何かされたのかと思ったよ」 麻倉「ー…あ」 松本「最悪だ」 立花「何でだ?」 松本「お前のせいで麻倉がどんどん変な道に…」 立花「…別に強要してないぞ 麻倉だって」 松本「黙れ変態野郎」 激しくやったわ…
snowblack
いたずら描きのような、あっさりというか 肩の力の抜けた線で描かれたペーパー。 (いや、これ違う漫画かと思いましたよ、絵があまりに違って……) 本編の最後に加えられた『餞』のエピソードのその後。 SMチックなことを致して、手首に跡がついた麻倉…… 打ち合わせに訪れた松本(かつての同級生にて、今編集さん)に どうしたのか?と問われて、狼狽える麻倉…… ああ、最悪だ〜 僕の大…
舞台は大正末〜、純粋な恋を貫いた二人の物語。 旧制高校、ハーフの華族の御曹司、幼馴染みとの許されざる恋、 大震災、別離、再会…… ラムネのビー玉のイメージも美しく、 主役二人の表情が切なく、 かそけき音がどこかから聞こえてくるような 好みの世界観の、雰囲気のある作品になっている。 ただ、神評価にできなかった惜しい点が二つ。 1つは、この生涯の恋を書くには、ちょっと書き足…
レアル
まず、表紙の淡い色使いと、儚さを感じる絵、そしてタイトルに惹かれました。 読んでみると、絵は美しく、登場人物の憂いを帯びた顔に心を奪われました。 間の取り方が上手で、空気を感じるような、そんな気がしました。 すれ違い、ゆっくりと重なった心がまたすれ違う。 ふたりは本当に幸せになれるのか・・・ そんな気持ちで読んでいました。 立花に思いを寄せる女性、菊乃さんが登場するのですが、 菊…
kays
ゆき林檎さんの作品の中で一番好きです!! 切ない恋とゆき林檎さんの絵がマッチしていて涙を誘われました! どーしても許せなかった点が2つあります!! 立花!キミ、女を利用しすぎだよっ!! そして、最後にラブレターと称して作品を残して先に逝くんじゃないよ!! この2つは、お話の流れ的に必要不可欠なのは分かりますし、最後にラブレターを大事にしている麻倉にもジンワリときますが…どうしても…許…
だらむし
繊細かつ丁寧な絵柄で彩られる短編集です。 前作も同様の雰囲気を持った作品集でしたが、この一冊の方が格段に濃密になっています。お話の深みと萌えの厚さが増しているように思いました。 [マジックメールチョコレート] お話の筋とは違うのですが、ダイスケが紗知ちゃんに直接尋ねたところで頭抱えました。その後大丈夫だったんだろうか…(●組の眼鏡の男子がさ…とかならんのだろうかなんて) 臆病なのに大胆…
ruirui
まだ終わらないで、もっと読みたい。もっとこのふたりを見ていたい。 はやく次が読みたい、でも終わりが近づくのが嫌。 そんな気持ちで最終話を迎えました。 登場人物の表情がとにかく上手いことと、背景の建物や小道具類もとても丁寧に描かれていて、ページのすべてが美しいです。 キャラクターの色気がハンパなくて(エロという意味ではなく)、彼らの葛藤や苦しみや我慢を思うと切なくなります。 BL的には…