稲荷家房之介さんのレビュー一覧

愛しすぎる情熱 小説

英田サキ  稲荷家房之介 

キュンキュンします

英田サキさんにハマってます。
英田サキさんの小説は、ワンシーンワンシーンが萌えたり切なかったりで、読んでるあいだずっと、心臓の一部がキュンってなりっぱなしになる。
ノンケの高津が少しずつ夏目に惹かれていく過程が可愛く、一途な告白に胸を打たれ、夏目に退けられて傷つく様子に涙。
経験豊富で大人な夏目のドジっぷりも可愛い。親父ウケはいいなァ。

2

肉球手帳 コミック

稲荷家房之介 

ムラクモは生涯の強敵(とも)となるのか

おなじみ「百日の薔薇」の番外編である肉球編をまとめたもの。
本編よりはタキがクラウスにメロメロでラブラブなのが特徴か(笑)
すぐにクラウスのつまらない嘘に騙されて、ぺろーんと服を剥かれてしまうタキが可愛くてオススメ!

しかし少尉やら指揮戦車のムラクモによって、クラウスのセクハラはことごとく阻止される。
特にムラクモのタキへの懐きっぷりは、クラウスにとって脅威とも言えるかもだ。
にゃー…

4
二次創作

たおやかな狂える手に コミック

稲荷家房之介 

生命の根源を揺さぶる声を

稲荷家房之介いわく「暑かったのでエロです」とのことだが、その言葉通り表紙も裏表紙も中身も、全編にわたり肌色満載のエロな一冊。
しかしこの作者がただの裸祭りをするはずもなく、もちろんきっちりと最初から最後まで、芯となるテーマはぶれずに描かれている。

それははぐれたヒナ鳥が親鳥を呼ぶ生命の悲鳴。
外敵に見つかり襲われる危険性よりも、自分を救いあげてくれる可能性にかけた本能の叫び。
それを自…

2
二次創作

ひみつきち通信 春夏号+maimai コミック

稲荷家房之介 

尻尾は正直

稲荷家房之介のハガレン・ヒューロイ本にゃんこver.再録集その2。
06/01/15以降発行の「ひみつきち通信5~8」「ひみつきち通信大雨号」に、05/9/25発行の合同誌「軍のにゃんこの銀の鈴」と06/02/12発行の「軍のにゃんこの銀の鈴2」寄稿分をあわせて収録したものとなる。

今回もクッキング編はにゃんこ達の可愛さと共に、BL的なおいしい部分もハズさない。
服が溶けて全裸とか、裸エ…

0

ひみつきち通信 秋冬号+にゃん コミック

稲荷家房之介 

にゃんだらけ。

稲荷家房之介のハガレン・ヒューロイ本にゃんこver.再録集。
05/12/29発行の「ひみつきち通信秋冬号」に05/12/29発行のコピー本「つきのうた」と06/01/08発行のペーパー「ひみつきち通信4」をあわせて収録したものとなる。
全てペーパーだったものなので鉛筆描きのラフなものばかりだが、巧い方が描くとそれすらも味があって見惚れてしまう。
「百日の薔薇」の肉球編もそうだけども、稲荷家…

1

陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

盛りだくさん

あとがきにあるように、あれもこれも盛り沢山でおなかいっぱいになれました。
最初の、直井が麝香程度の香りでヘロヘロになり、用意周到な逢澤にいただかれてしまうシーンを、もうちょっと説得力のある展開にしていただければ申し分なかったんですが・・・他があれこれ細かく伏線を張り、うんうんって納得できる設定なのに、あのシーンだけがやけに突発的で獣でただの強姦になっちゃっている感じが否めないので神評価にはできま…

3

陵辱と純情にゆれる獣 小説

秀香穂里  稲荷家房之介 

辛党も、甘党もみなさま大満足!

天才的な映像に、その才能に嫉妬しながらも、対等であろうとして屈服されたくない受けは、とにかく抵抗します!
それにまけない容赦ない攻め&言葉攻め!
軟禁、監禁陵辱がありながら、時々見せる逢澤の優しさ。
直井の戸惑いと、逢澤の才能に惹かれる想いが、交錯してなんとも色っぽい作品に仕上がっています。
逢澤の昔の男が、直井に似ていることに気づいてショックをうけるあたりから、ぐいぐい話が盛り上がり息を…

5
二次創作

PROMISED LAND コミック

稲荷家房之介 

死ぬまで生きる

稲荷家房之介のハガレン本。
東部(イシュバール)内乱時のヒトコマ。
数人の小隊で調査に出たヒューズ一行は、思わぬ敵襲に遭いピンチに陥ってしまうのだが、単身で乗り込んできたロイが敵部隊を殲滅し、事なきを得るというお話。

「百日の薔薇」を読んだ誰もがこの2人を思い浮かべるのだろうが(笑)、これが稲荷家さんの超ツボなキャラとシチュということで理解しても良いと思う。
もちろん若干キャラの関係性…

3

未然の恋 小説

柊平ハルモ  稲荷家房之介 

攻めが可愛くて仕方ない

野生身溢れるワイルド俺様攻めにクールビューティ受けと言う雰囲気の設定です。
少年時代に二人とも共通の人に言えない過去があるのですが、大人になってから再会し、それをネタに受けの事を言いように弄ぶ俺様な攻め・・・最初は嫌がりつつ次第に躯から堕ちていく受け。。。とBL定番の陵辱的な話を想像していたのですが、読んでみると全然違いました。

人に知られたくない過去を共有する相手として最初は季逸(きいつ…

1

ビューティフル・プア 小説

榎田尤利  稲荷家房之介 

公爵の真実に、主人公といっしょに唖然!

大御所、榎田先生の作品です。安心して読めます。おもしろいです。
画商の玲一郎が守銭奴であるという理由も説明くさくなく、さらっと読者に受け入れられます。このあたり導入部うまいです!
逆に、玲一郎視点なので、どうして、公爵がそこまで領土に執着して身を売ってまでも守ろうとするのか、公爵の人となりを知れば知るほど、不思議に思えてきます。
トリニティアという小さな国の公爵が、一年間身を任せる見返りに公…

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