宇宮有芽さんのレビュー一覧

恋愛成功率50% 小説

宇宮有芽  千川夏味 

がっつりリーマン物

初読み作家さんです。
挿絵の千川さんも初めてお見かけする作家さんでしたが、スッキリ綺麗な絵柄でした。
表紙でスーツを着ているのが攻め様ですが、受け様より2歳年下です。
この攻め様の坂本が同じ会社の役員でもある2歳年上の小川に対してはちょっと生意気で強引な所もあるのですが、実は小川にメロメロで結構頑張っているのが可愛いです。
小川の方はいつもクールで感情が読めないタイプで、かなりのツンデレさ…

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不器用な恋のスタンス 小説

宇宮有芽  笹生コーイチ 

惹かれ合う過程をもっと詳しく読みたかった

二人が互いを好きになるのが現在ではなく過去の時点で
回想や台詞の中で語られるだけなので
二人が相手の想いを知り、結ばれてもイマイチ萌え!になりませんでした
惹かれ合う過程をもっと詳しく読みたかった
当て馬の受けの後輩くんは結局受けに惚れてたのかな
受けが結構押しに弱いというか無防備に後輩くんに距離を詰められてたので
攻めがいなかったらこの二人がBLな関係になってたかもしれないと思いまし…

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不夜城の蜜愛 小説

宇宮有芽  緒田涼歌 

自信家&いじっぱり

「パリの花嫁」の続編というかスピンオフ作品。本編カップルよりひねりのある二人のすれ違い多めラブです。本編のキラキラした華やかな甘めラブより、すれちがいのもどかしさとか切なさとじれったさが増量しています。
佳幸はアーティストとして才能もあり、そこそこの評価も得ているのだから、もう少し尊大なくらいなキャラでも良さそうなのに意外に控えめというか卑屈な部分もあったりして。…個人的には、本編の主人公である…

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パリの花嫁 お気に召すまで 小説

宇宮有芽  緒田涼歌 

ロマンティック・ラブ

割とよくあるタイプのBLファンタジーといった趣の作品でした。舞台はヨーロッパ、そして美術に関わる華やかな世界。
似たような設定の話をほかにも読んだことがあるような気がするほどの王道展開ですが、特に破綻や無理すぎるエピソードもなく、さらりと楽しめます。金髪で美形の伯爵と控えめで美しい日本人(だけど割と気は強い)の組み合わせはなかなかロマンティックですね。

盛り上がりポイントに乏しいのが少々残…

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虜になりたい 小説

宇宮有芽  天禅桃子 

もっとみんなに読んでほしいです

親友、世間には内緒の関係、
相手にハッキリ聞けないでモヤモヤしてる感じ、
神とまではいかないけど、何となく心にいつまでも残るような可愛い作品です。
軽く読める作品です。

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ずっと甘い腕の中 ~迷い猫の憂鬱~ 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

後半とても甘い

みずかねりょう先生のイラストが素敵です。
眼鏡が似合う優しげでカッコイイ攻めと可愛らしい受け。 しかし電子書籍で読んだためイラストが表紙だけで残念でした。

あらすじを見て幽霊が実際に出るのではなくて何かを誤解してるんだろうと思っていたため、本当の幽霊でビックリでしたが怖い話しが苦手な私でも大丈夫でした。(夜に読むとやっぱり怖いかもしれません)

霊感のある受けは引っ越した社員寮で霊の…

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闇夜の情動 小説

宇宮有芽  香坂あきほ 

田舎の閉鎖的な一族の話

1冊すべて表題作です。紬(受け)の視点でストーリーは進みます。

田舎の名家である高盛家。
そこに特別な人間の一員である「吸血鬼」がいます。
吸血鬼である宗夜(攻め)に血を提供する「供血者」に紬は選ばれました。しかし血を与えているうちにエッチな気分になってしまいという展開です。

宗夜が自分に執着するのは「供血者」だからではないかと悩むのですが、「供血者」は「吸血鬼」と血が近いほど相性…

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冷徹な秘書と恋のレッスン 小説

宇宮有芽  南月ゆう 

眼鏡をかけている理由

1冊すべて表題作です。
祖父に命じられて後継者教育を受ける羽目になった、陽(受け)の視点でストーリーは進みます。

タイトルから、教育係の古市(攻め)が陽に女性のあしらい方などの恋愛のレッスンをしているうちに、陽が好きになってしまうのかと思いました。しかし、そういうレッスン的なものはなく、普通に惹かれての恋愛でした。

ストーリーの中盤過ぎで初エッチをしたものの、陽は多忙でそっけない古市…

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ふらちなこいのつづき (「不埒な恋のゆくえ」番外編) 小説

宇宮有芽 

番外編ショート2作品

リリ文庫「不埒な恋のゆくえ」の番外編2本です。


「不埒な恋のつづき」
本編「不埒な恋のゆくえ」のその後。

前半は里見(受け)の視点です。
里見が税理士事務所を開所してからの出来事です。
アポイントなしで事務所にやってくる尾上(攻め)に「連絡をしろ」と文句を言う内心で「来ていると知っていたら客先で食事しなかったのに」と悔やむ里見が可愛らしいです。視力が悪いわけでもないのに、服に…

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ずっと甘い腕の中 ~迷い猫の憂鬱~ 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

本物でした

1冊丸ごと表題作です。
日野(受け)が主人公で彼の視点でストーリーが進みます。

日野が引っ越した部屋に嫌な気配を感じるという始まりなのですが、本当に幽霊がいると思いませんでした。そしてもっと霊感がある秋山(攻め)があっさりと女の幽霊がいると話します。しかし、それでどうにかしてくれるわけじゃないという予想外な序盤でした。

秋山が「怖いなら部屋に来い」と誘うのも下心があったわけじゃないで…

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