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綾ちはる 伊東七つ生
renachi
ネタバレ
鬼と人間、前半が前世での二人の出会い、後半が現世で再会するお話。時系列に沿って描かれ分かりやすい反面、盛り上がりがエピソード単体によるものになり、淡々としているように感じた。ラストがあっさりご都合展開になって拍子抜け。 タイトルのわりにスケールの小さいお話だった。 大人になるために、人間を喰わなければいけない鬼の紅。だがそのターゲットを愛してしまい……という始まり。紅と有馬の距離が近付く描…
綾ちはる 黒沢要
しょしょまる
一読しました。とても切なくて好きな系統のお話。 でも今ひとつ泣けない。なんでかな?と思ったら、やっぱり引っかかってたのは死神の存在だと思うんですね。ファンタジーのご都合主義はいいんですけど、あの死神って誰なの?というところが引っかかって仕方ないんです。冬至と椿に似ている描写がありましたよね?なんかそこが引っかかってしまって。どなたか理解力のない私に教えてくださいませんか?(笑) 綾ちはる先…
綾ちはる yoco
綾ちはる先生の本は「神様の庭で廻る」に続いて、まだ2冊目の新参者ですが、なんていうんですかね、他の作家さんにはない世界観を違和感なく描いてくださいますよね。文章も読みやすくて、でも読み応えがあって。本当に才能のある方だと思います。 今回のお話は老婆に貰った指輪の不思議な力により、欲しがっていた愛情を欲しかった人からもらえるようになった、でもそれによって心は苦しいことになってしまい…というお話…
綾ちはる カゼキショウ
ふたりにとっては課題の残る終わり方で、ハッピーエンドといえばハッピーエンドだけれども、なんとも言えない苦しさがあるこの終わり方が良かったです。 初めての先生でしたが、文章が読みやすく素敵ですね。気取ってないけどオシャレ。 ただ!この作品、設定があったり、過去の回想があったりでスラスラとは読めませんでした。でもストレスはなかったですよ。 一読して、疑問に思うこともいくつか出てきました。もう1回…
綾ちはる 真青
甘食
話は面白かったです。タイトル回収の所などはおおーっ!と思いました。ただ病みキャラありきというか病んでる人が多すぎ。最初は受け視点で「ゲイだけどいつか幸せになりたい。絵の中の男の人が好みのタイプ」というちょっと不思議ちゃん入ってるけど基本は素直なお坊ちゃんです。でも後で結構過酷な経験をしてた事がわかる。 次は攻め視点ですが、「大嫌いなタイプの金持ちの奴が自分に恋しちゃってるよ。おもしれー。弄ん…
ぶーすけ
積読していたので本作の情報はきれいさっぱり忘れていましたが、読後に作品ページを確認してみて購入動機は教師×生徒とヤンデレだったことを思い出しました。 ネタバレを見ずに読むことをおすすめしたいので、未読の方は読まない方がいいです。 上記のようなことを書いておいてなんですが、情報ゼロの状態で一章を読み進めるのはなかなか辛かったです。なぜ陽斗が悪魔を呼び出したのかも分からなくて、物語に入り…
綾ちはる 小椋ムク
皆大好きキュンキュン男子高校生の寄宿舎ものです。場所は長野。自然の美しい場所にある男子の園。受け攻め以外の友達たちのキャラも魅力的でした。 成瀬(攻め)と宮原(受け)との運命的な出会い。2人は共に秘密を抱えていて中盤でそれらが明かされていき、2人の距離も縮まる。そんな時に起こった友人・溝口の同性愛発覚事件。皆仲良かったのにいざとなったら冷たすぎる。心がヒリヒリする場面でした。主人公達の代わり…
atyanmama
長いこと積んでいたんですがやっと読みました 鬼の設定が素晴らしいお話です 鬼は所謂乳歯のような角をもって生まれる。鬼の結界の中時間をかけて体が(力が?)満ちた時その乳角が落ち、そこからその鬼の使い魔のような小鬼が生まれる。 そして角が落ちた鬼は結界をでて人間の住む世界に行く。そこで出会った強く惹きつけられた人間を食わねばならないのだ。期限は一月。その間なら角が落ちてもまだ体内に鬼の力が残…
碧雲
プロローグに「もしものときは、俺を・・」と紅が語り掛けていて、 紹介文には「成人するために、心惹かれた人間を食べなくてはならない鬼の紅」 ・・と前置きされていたら、 これは悲しい結末が待っているんだろうなーと、心の準備をして読み進む ・・・有馬を食わずに済んでも、種類が異なる生き物なので、有馬の寿命は紅より早く尽きてしまう。 種を超えた愛のお約束・・寿命の違いは、どうにもならない。 …
fandesu
2019年3月に綾ちはるさんがしばらく活動を休止すると聞いてかなり寂しく思いました。 今作品は『イエスタデイをかぞえて』と同様に死が大きなテーマになっていると聞きまして、なかなか読み始められませんでした。いや、そのテーマがダメっていう訳じゃないんです。割と好きと言うか、読んでしまう傾向が強いのですけれども。「しばらく読めないのならもったいない」と無意識に思っていたのかも知れません。 死は愛…