阿賀直己さんのレビュー一覧

鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

こーゆう普通のおじさんを待ってました…

表紙から一目惚れ購入
結果 なんだこの完成度!萌え!凄く好き!

あらすじは面倒なので省きつつ、感想
国語の先生×養護教諭の先生 32歳と36歳。先生が先生を縛って襲っちゃう(文字にすると凄い)までの展開はありえないっちゃありえないけど、それも気にしない圧倒的な画力があって引き込まれます。

青鬼先生のルックスがすごく良い!漫画だからって若作りせずイケメンでもないむしろ36歳にしては老…

1

花と天使 小説

阿賀直己  ぱち 

洋菓子店で紡がれる愛はケーキより甘い!

物語・地の文が登場人物の目線で書かれているので、気付いたらどっぷり感情移入していて、もう辛いところは辛いし幸せなところは蕩けるように甘くて、最高に至福な読書タイムでした。ありがとうございます!大好きな一冊が増えました!

「花と天使」でずっと深海の心情・語り口で物語は進んでいき、次の「しょっぱいケーキ」は同じ店でバイトをしている女の子の視点になります。
ここが一番すごいと思った部分なのですが…

1

鬼と天国(下) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

ストーリーとエロが両方詰まっていて良かった!

青鬼先生が保健室のベッドに縛られて、拘束+目隠しプレイを天獄先生にされている場面から下巻は始まります。初っ端から濃いですよね。

天獄先生ってやっぱりひどい男なのですが、後半にかけて天獄先生が恋をしなくなった理由が明かされていく中で本当は誰よりも臆病で怖がりな人なんだなぁと思いました。

人の事は誰よりもわかるくせに、自分のことには誰よりも鈍感な、そんな歪で、独占したがりのワガママで、人を…

1

鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

おっさん×おっさんが好きな姐さんにオススメ!

攻めが、おクズでしたね、、、。

受けを楽しめる玩具呼ばわり+本気で好きになる気はないのに強姦+弱味を探ってつけこむなど、ピュアなBLが読みたい方は萎えてしまうかも、と思いました。なので、なんでもバッチこい!むしろ酷い男たまらない!という方に良いかもしれません。

しかし、ここからの展開もありますので、上下巻揃えて読むのが一番オススメです。

あと、くたびれたアラサーだけど少女性を持ち…

1

翳りの星(スピカ) 小説

阿賀直己  ぱち 

自意識が邪魔をして

うーん……昭和の頃の『耽美』というか『JUNE』を読んでいる様な感じでした。
なかなか読み進められなかったのですよ。無茶苦茶忙しい時期に読んだというのもあるのですけれど。
お若い姐さま方には逆に新鮮なのかもしれませんが、私にとっては「どんな障害があっても幸せになっていいんだーっ!」っていう『BLの発明』がとてもとても刺激的だった経験があるので、いまいち乗り切れず。

10代の自意識がキリキ…

1

鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

攻めの得体の知れなさが不気味でこわい……

多分、私のツボに合わないだけだと思いますが、なんで攻めがこんなに受けに執着してるのかがわからず、ただただ不気味だなぁ…としか思えませんでした。
好きすぎてついつい意地悪しちゃうというか、執着の裏に攻めの好意が見え隠れするみたいなのが好きなので、この攻めは私から見ると妙に観察力に優れていて人の弱さを嗅ぎ取る能力や、ノーを言わせない微笑みの圧力など含めてほぼサイコパスにしか見えなくて怖かった。
絶…

7

lie cry like コミック

阿賀直己  yoshi 

原作ありのコミック

絵がすごく綺麗で、原作はあると言ってもコミックにするのはまた大変だろうなあと思います。
でも背景の書き込みとかあまりなくてのっぺりしている印象で、線やバランスが流麗なだけに、自分の好みにははまらないのが残念。

まるで子どもな俳優、十和田と、実力はあるメーキャップアーティスト、谷。
十和田が余りに美しく、惹かれる谷。何かと世話を焼く谷に、次第に心を開く十和田。

谷が好感と共感を持てる…

0

lie cry like コミック

阿賀直己  yoshi 

美しい男

yoshiさんの美麗な絵によって十和田が"美しい男"である説得力が強い作品になっています。女性的でもなく、あくまでも男の体型も含めていいですね。全編通して絵がとても綺麗です。

問題のラストシーン。たしかにモノローグだけ見ると…ってところもあるのですが曖昧すぎてちょっと判断しかねます。ハッピーエンド好きとしてはそうではない解釈をしたい。どうやらその後のストーリーが同人誌で出…

0

lie cry like コミック

阿賀直己  yoshi 

胸が苦しい

ふたりが心を通わせる描写に無理がなく
少しずつ、穏やかに、大きな事件があるわけではないけれど
相手に惹かれ、相手にとっても自分が少し特別な存在なのだと自覚していく様が すごくリアルだと思いました。

こういった終わり方は全く予想していなかったので読み終わってしばらく呆然としてしまいました。

「自分が美しくなくても好きになったか」という十和田の質問に、しばらく経ってから谷が出した答え。…

2

鬼と天国(上) コミック

阿賀直己  お吉川京子 

保健室に男の養護教諭が鬼門なの

これ、普通に「鬼」が出てくる人外ファンタジーじゃなかったのか。

あらすじ読んで、当然、そんな人外ファンタジーじゃないってわかっていた。
わかってはいたけど、鬼より怖い物って、あるなあって。
とりあえず、人間より恐ろしい生き物はいないって事です。

この作品、人気があるけど、何となく、読むの後回しにしていて、
この評価って事は、その、なんとなくの、、なんとなぁくの予感が的中してたって…

2
PAGE TOP