市梨きみさんのレビュー一覧

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

耐えられなかったけれど

手に取るのを躊躇していたこの作品。

なぜならハートフルな作品は大好きですが、
不穏・心中というワードにかなり抵抗があり、
果たして自分に耐えられるのか…と。

上記ワードに引っかかったり、抵抗を感じる方はどうぞ
メンタルを万全に整えて下巻に臨まれるのがよいかと
思います。

辛いシーンに何度も心臓を抉られて嗚咽をあげながら
読み続けて心が瀕死寸前になり読後はしばらく
放心…

7

心中するまで、待っててね。 (上) コミック

市梨きみ 

躊躇していたけれど

こちらの作品、読みたいけれど躊躇していました。
市梨きみ先生の描かれる絵がお綺麗ですし、
繊細な心理描写もお上手で好きな作家様。

そんな先生の新刊がタイトルからかなりの地雷…!
しかも『ハートフル不穏』の煽り。
もう、どっちなの!?みたいな。
さらに『人を選ぶ問題作』。
う〜ん、受け入れられるかな…と。

しかし結局はやっぱり読んでみたい〜!と
作品への興味深さが勝り、いざ…

2

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

これは、、

ネタバレしてますのでご注意を。

SNS等の宣伝で気になって読んでみました。葵兄ちゃんは昔に死んでるのかなって何となく察していたのでストーリーにそれほど驚きもなく、結末はちょっと悲しかったです。死んだ人が会いにくる話ってけっこう見たりするけど、あまりBLだと見ないなと思いました。そこの点が珍しくて良かったと思います。

葵兄ちゃんの死に方が酷いのでそこは受け付けられない人がいると思います。…

15

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

心が揺さぶられました。

1巻ではハマらなかったものの、2巻でドはまりした作品のひとつです。
2巻の方が断然心を揺さぶられる内容となっています。

結末よりも葵兄ちゃんの過去の方が衝撃的だったため、もっと葵兄ちゃんと福太の幸せなところとか、二人の過去の話が読みたかったので、そういう意味では上下巻完結だと尺的に物足りなかったです。

市梨先生のエロ表現が多少私の好みではないところがあるためか、上巻ではエロいらないな…

13

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

無理です

この作者さんの作品が好きだったので買ってみました。
結果こういう作品は好きじゃありません。まさに賛否両論漫画で拒否派でした。
幼い子が辛い目にあったり、性の対象として表現した描写は苦手です。

このお話は物語を通して伝えたいことが全く分かりません。あの環境で恋愛を通してあの結末で得たものは一体なんだったのか。失って理解できるというものもありません。
でも刺激があることが続くので先が気にな…

31

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

まさしくハートフル不穏BL

すごく丁寧に描かれていて、だからこそ切なくて
苦しくて、でも幸せなお話でした。

2人の関係はとてもハートフル。
でもとりまく環境が不穏で、かなしい。

読後、かなしい気持ちも押し寄せてきましたが
それは過去や環境へのやるせなさであって
迎えた結末に関してはとてもよかったですし満足しています。
そして2人の幸せをただただ願うばかりです。

人を選ぶ作品ではあると思いますが

9

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

これが2人の最高の愛の形

人を選ぶ作品だと市梨きみ先生が何度も仰っていた意味が分かりました。
でも、2人のどこまでも真っ直ぐな愛。
私にとって最高のハッピーエンドでした。
超がつくほどのお人好しで、小さい頃はぽっちゃりとした体型で「ぶー太」と呼ばれ、虐められていた福太と、そんな福太を虐めから救った、28歳のはずなのに体が幼いままの葵兄ちゃん。

そんな2人の物語、解決編です。
これ上下同時刊行で本当によかった.…

17

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

葵兄ちゃん、よかったね。

どこまでも二人にとって真っ直ぐなハッピーエンドでした。

上巻で散りばめた伏線が綺麗に回収されていきます。タイトルからして既に危うい雰囲気だったとはいえ、再会してから幸せに暮らしていた二人の世界、そして穏やかに笑っていた福太が着実に壊れていく様は、読んでいてとても胸が苦しかったです。
福太がしまい込んだ記憶、そして葵兄ちゃんの真実。全てを知ってから上巻を読み返すと、葵兄ちゃんの言葉や表情の一…

21

心中するまで、待っててね。 (下) コミック

市梨きみ 

二周目が更に深い作品

ハートフル不穏な問題作!! という文句に惹かれ、
苦手要素を押しのけて、ただただ読んで良かったと、純愛と悲しみと幸せで一杯です。

特に下巻は、感情を激しく揺さぶる衝撃的な描写と、ストーリー構成に呑み込まれ、
賛否両論でしょうが、個人的には幸せ感に満たされたラスト…
そのまま上巻に戻り二周しましたが、実はちょっとした言葉の意味が思いの外深くて、
二周目は本当に色々持っていかれてしまい、…

25

心中するまで、待っててね。 (上) コミック

市梨きみ 

苦手要素を押しのけて、読んでよかったと思える作品。

作品を知った時は苦手要素(画、ショタ)が強くてスルーだったんですが、
ハートフル不穏な問題作!! という、ちるちるインタビューに引っ掛かり、
記事に興味を惹かれ、苦手要素を押しのけて手にして読み終え一言…本当に読んでよかった。

読み手を選ぶ作品であることは確かですが、
激しく感情をゆさぶる素晴らしい内容と構成で、苦手要素がなければ文句なしで神作品でした。

【謎かけ編の上巻】と紹介…

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