英田サキさんのレビュー一覧

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

茶鬼さんに同意

私もリブレ系の英田サキさんにどうも違和感を感じてしまう。
英田さんだけじゃなく、こないだ某作家さんの作品でも同じことを感じたんだけどさ。
なんていうか…個性的な長所殺し、みたいな。個性的な長所を殺して何を持ってくるかというと、「BLのお約束」。
「えーっ。何故そこでBLのお約束!?」って思う箇所がいくつかあって。
まあでも、個性的な長所というのは裏返せば短所(かも)なわけで、作家さんのディープなフ…

5

君のために泣こう 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

どっちも優しすぎて切ない。

こんなに一直線に恋愛ONLYなお話、英田さんの作品では珍しいのでは?

英田さんのお話はヤクザやらFBIやらに恋愛が絡んでくる、「恋はスリル・ショック・サスペンス」な感じが醍醐味なんだと思っていました。
卓越した筆力はもちろんですが、先の読めない展開が更に上手さを引き立てているんだと思っていたんです。

こんな風に、しっかりしっとり恋愛オンリーのお話を読むと、改めて、「本当に本当に筆力の…

5

バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

ヘタレわんこ?

友人に借りた本です。読みやすくて面白く読めました。

2

canriensis(合同誌) 小説

木原音瀬  遠野春日  英田サキ  和泉桂  水壬楓子  神崎貴至  深井結己 

カナリヤ椰子

このタイトル、何のことかと思ったら、宮崎の日南海岸沿いの道路脇とかによく植えてある、あの、おっきな椰子の木の名前らしい。
裏表紙の写真のね。

宮崎県の口蹄疫被害のチャリティーって事で、神崎、木原、遠野の3氏が発起人となって作られた合同誌。
一応、発起人の3氏は牛とかマンゴーとかみかんとか宮崎の農産物に関連したキーワードが入った作品を、
協賛参加の英田、和泉、水壬、深井の各氏は縛り無しで…

2

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

凶暴だー

私立探偵の陣内×美貌のやくざ・天海の話。
まず設定だけでありがとうございます状態。こういうカップリング設定が好きな方は買って損はないと思います。
このお話の最初は「腐れ縁」の天海が、厄介な仕事を陣内に持ってくるところ。陣内を殴る蹴る脅す、ドアを破壊する…、断ると更に厄介で、しかも報酬は破格とくれば引き受けてしまう。このように始まっていきます。
天海は強い人間です。冷徹で、富も地位もあり、望め…

0

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

前向きで、素直でイイ子

英田さんって、こんな芸風だったっけ?

ツルッと普通におもしろいけど、英田さんの本としてある種の期待して読むとちょっと肩透かし。
まあ、このタイトル、この表紙、この粗筋からして、そもそもその種の期待はしてないけど…。

受けの子が、なんに付けても前向き、変にひねくれたた考えしない、素直なイイ子。
その子が、いろいろ弱っていた最悪な朝に、ちょっとやさしくしてくれた鳶のオヤジに一目惚れして…

4

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

英田さん…?

微妙…?

呑んだくれて潰れてたところに颯爽と現れたカッコイイ男!
一緒に働きながらさらに尊敬して、憧れて、恋になって…と、分かりきった展開でも、受けが攻めに惹かれる気持ちが凄く分かるから、充分楽しめました。前半は。

ただ、当て馬たちが続々と登場する後半が、なんだか微妙?
当て馬たちに真剣みが足りないというか、そもそも当て馬たちが攻めや受けとどうこうなりたいと思っていないからというか…

3

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

読みやすさにも“安全第一”

面倒見のいいオヤジと居場所を見つけた青年とのガテンラブでした。
建築現場を舞台に“安全第一”がテーマのお話なので、小さな誤解や嫉妬などはあるものの、基本ほのぼのとしていて安心して読める内容でした。

2話目では、それぞれの過去のせいで一波乱あるのですが、それも彼らの絆をより深める役に立ったという展開で、ボーっと見ていても大体分かるテレビドラマみたいな感じがしました。

真剣に働く姿やお互…

3

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

仕事もエチも安全第一w

どうも英田さんの作品はリブレ系のものと、他社ものの落差が大きく、うなることが間々ある。
今回もそうだったのだが・・
可もなく不可もなく、無難に軽めにまとまって、まとまり方は上手いな~とは思うのですが、とても印象に残るかというとそうでもない。
だから悩んじゃうのですよね~

特にやりたいこともなく、何となく流されて生きてきた男が、彼女と友人に裏切られ、落ち込んでいる時に見た鳶のたくましい姿…

5

エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

あっさりと

思ったよりもあっさりと終わってしまった感じがしますね。
密造銃に関しては本当にあっさりかもしれない。それよりも今回は、
椎葉と宗近はもちろん、五堂や東明、紀里が中心になって話を進めているような気がしました。
個人的に気に入っている場面は、紀里と椎葉が一緒に居るところです。
ほのぼのした感じなので、癒されるところもありますが、話の展開が早すぎるので突然東明が来てグロッキーな展開になることもあ…

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