座裏屋蘭丸さんのレビュー一覧

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

萌えの感情は弱かったですが、十分に面白かった。

読む前に既読の方の感想を色々と拝見していましたら、どこかで、「悪夢のように幸せな」に似た感じ、という文言を目にしましたが、まさにそんな風な攻めでした。

綺麗な男性が恋を大切に温め続け、成長し、周到な準備を施し、それと悟られないようにじわじわと、というのは宮緒先生の面目躍如と言った感じで面白いです。(ん…?)と戸惑いながらも、蟻地獄の如く否応なく少しずつ絡めとられていく受けの描写からも、攻めの…

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夏の澱 掌の檻書き下ろし限定特典SSペーパー 特典

数馬の引きこもりっぷりがハンパない件

ある夏の夜。
雪也により時の流れが止められた快適な部屋で過ごす数馬は、打ち上げられた花火で今の季節が夏だということに気付く。
なんと数馬が最後に外に出たのは冬だったという驚愕の事実(!)

仕事から帰宅した雪也に、抱きしめられ外に行ってみたいかと聞かれるも、最早そのような気持ちも起きなくなっている数馬。
外の世界よりも、雪也によって作り出された環境で、雪也と共にいた方が良いと…

数…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

最高

とにかく最高でした。

宮緒さんの小説に多い、執着攻め。
今回はどんな感じでくるのかと楽しみにしていました。
やはり最高でした。

ここまで執着してる攻めを見ると読んでる方も気持ちいいですね!
買ってよかった。その一言に尽きます。

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眠り男と恋男 コミック

座裏屋蘭丸 

セックスは情交だ!!

こりゃすげぇや…発売当時あちこちで座裏屋さん祭りがおきているのは知ってはいたものの有名作品となるとなかなか手が出せなくなるワタクシ、なぜもっと早く読まなかった!!
こちら、すっっっっごく好み!!

【眠り男と恋男】
【眠り男と恋男ーその後】
ジュード(ゲイ)は仕事仲間のロイス(ノンケ)と同居していますが、ロイスは眠っている間に性行動に走るという病気にかかり、ふたりは体を繋ぎます。
密…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

三大欲求の支配

首輪や鎖を使わない、見事な頭脳プレー監禁。

数馬への食事は3食&おやつすべて手作りで、添加物は一切使用しない徹底ぶり。
ベランダではハーブを栽培し、パンやベーグルも手作り。
家のことは何にもしないでいいから、と見返りは全く求めない。
弁護士の仕事で忙しいだろうに、仕事と家事の見事な両立。
こんなスーパー主夫は、女でもなかなかいないんじゃないだろうか。

数馬は雪也の作った…

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眠り男と恋男 コミック

座裏屋蘭丸 

とにかくえろい!そして内容もいい!

前作読んでからお気に入りの作家さんです!
なにが好きって、もう、えろいんですよ!www

主に短編なんですが、
描写が、えろい。ここまでえろい作品は
ないんじゃないかなって思います。

前作はひたすらえろ、えろ、えろ。
そんな感じだったんですが
今作品は、ちゃんとストーリーがあって
内容も好きです!

えろい作品が好きな方は
是非読んでもらいたいです!


3

掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

暴かれる『プロジェクト』

蘭丸先生の力強いイラストがたまりません。表紙の受けが怯える表情にやられました。
美人攻め・雪也の自己暴露を、受け・数馬が精一杯拒絶するくだりが印象的でした。
ふつうなら他者に自分のことを暴かれるのが怖いものですが、この二人の場合は、相手が自身の悪業をわざと暴露します。
依存している相手の、自己告白を認めがたい。
しかし、攻めが自分の悪業を告白することで「君は僕から逃れる手段などないのだよ」…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

執着攻めを読みたい方にオススメです

宮緒さんに座裏屋さんの挿絵と聞いたら買わずにいられないじゃないですか。あらすじも読まず早々に予約していました。さて、内容はすでに書いてくださっているので感想を。

怖い!
攻めである雪也の執着ぶりはすさまじいものがありました。読んでいくうちに受けの数馬が徐々に転落していく、その理由も手段も何となくわかっちゃうのですが、そこまでできる雪也の数馬への愛情というか、執着心が何とも凄い。
雪也がそ…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

食欲と性欲が交ざり合い……

料理男子BLはよく見かけますし、「胃袋掴まれたことがきっかけで恋に発展♡」という展開も往々にしてあると思います。しかし今回は、『人体改造』って表現が似合うくらいの徹底した胃袋握り締めっぷりでした。

手作りハーブの紅茶、三食料亭顔負けの絶品揃い……雪也の手作り以外は生理的に受け付けなくなってしまう数馬。
そして不味い外界の食事の代わりに、美味しくて美味しくてたまらない雪也の身体にむしゃぶりつ…

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掌の檻 小説

宮緒葵  座裏屋蘭丸 

蜜のように甘く、毒のように恐ろしい執着と愛

宮緒葵先生と座裏屋蘭丸先生。
BL界の小説部門と漫画部門におけるエロ二大巨匠がタッグを組んだ今作品、お話も挿絵も申し分ない内容でございました。

高校時代、欲望のままに身体を求めあっていたふたりが同窓会で再会。
当時は少女のように白く美しい雪也と、イケメンで人気者の数馬ですが、再会した雪也は美しさと妖艶さはそのままに逞しく優秀な弁護士になり、数馬は親友の借金を背負わされ崖っぷち。
ヤクザ…

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