遠野春日さんのレビュー一覧

愛しき年上のオメガ 小説

遠野春日  みずかねりょう 

18歳になったら成人

先生+絵師様買い。小説Chara vol38で遠野先生がオメガバースを書かれてましたが、そのカプの息子ちゃんが、当作の攻めさんでした。思いがけず前のカプの続きをチラ見(ちょっとだけ出てくる)できて、あら幸せそうで良かった~♡と嬉しかったです。全寮制中高一貫校が舞台で事件関係あるシリアスめなお話で「本編210P超+あとがき」です。受けさんが過去にひどい目にあってるので、一応お知らせしておきます。「攻…

6

愛しき年上のオメガ 小説

遠野春日  みずかねりょう 

う~ん。

新たなお気に入り作家さんを発掘すべく、好きそうなテーマの作品を読み漁っていて手にとった一冊。『茅島氏の優雅な生活』のコミック版がとても雰囲気があり好きだったので、初読みの作家さんながらも、かなり期待して安心して読み初めたのですが…あれ?

テーマは美人先生と男前生徒の恋なので鉄板だし、辛い過去を背負い、目立たぬように生きているΩに、容姿も性格もよくて17才という年齢ながら精神的にも大人で、さら…

7

愛しき年上のオメガ 小説

遠野春日  みずかねりょう 

一途過ぎる攻め、なんて尊い・・・!!

作家買いです。
更に、教師と生徒ものでオメガバースと、個人的に好きな要素ばかり。
発売を楽しみにしてました。

で、こちら、想像以上に純愛。
教師ものは萌えるんだよね~と軽い気持ちで読み始めたら、攻めのあまりの真っ直ぐさに、いたく心を動かされました。
そう、最近即物的な教師ものばかり読んでいて、こんな感覚を忘れてたけど、これぞ本来の先生生徒ものの醍醐味ですよ。
背徳感と、それ以上に真…

10

愛しき年上のオメガ 小説

遠野春日  みずかねりょう 

面白いのですが

遠野さんの新刊はオメガバースもの。みずかねさんの描かれた美麗表紙効果も相まって、どんなお話かなと思って手に取ってみました。

すみません、ネタバレ含んでいます。苦手な方はご注意を。








主人公は全寮制の名門高校に臨時教師として赴任してきた加納。
彼はΩで、自身がオメガであるという事をひた隠しにしている。そして、とある理由からαが苦手。

けれど、その高校で出…

6

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

夢があります

上流階級に属する人間と庭師、身分違いの恋と聞いて、うっかり”チャタレイ夫人の恋人”を思い出しちゃう年代ですが、友人に勧められて平成最後の夏!初めて読みました。本作が長い間多くのBLファンに愛読されている理由がなんとなくわかったような気がします。
クラシカルで上品なムードが全体を貫いていて世界観が素敵です。綺麗なものしか読みたくないんです、という気分にぴったり。現実を忘れて、お紅茶を飲みながら、こ…

3

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

私にはツッコミどころが多過ぎて楽しめませんでした……

遠野先生の他の作品が好きだったので読みましたが、読み始めから若干げんなりしてしまいました。
とても残念です……。
そもそも秋成とイズディハールの良さがよく分からないまま2巻目。
何故BLの女性キャラクターってこう男尊女卑的な考え方で描かれる宿命なのかなぁ……。

まず、こういう王子様ものでいつも心配してしまうのが後継なので、弟に皇太子の位を譲って安心したと思ったら、弟までとなるとこの国ど…

2

摩天楼に抱かれて(新装版) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

甘い!とにかく最初から最後まで、甘い!

いやはやもう、本当に!
甘くて甘くてどうしようかと思いましたよ!

とにかく最初から最後まで、大人な二人が
いちゃいちゃ、いちゃいちゃしているお話。
ここまで徹底されると、反対に潔し!

この手のお話にしては珍しく、序盤から攻の都筑視点の運びが多く、
初っ端からもう基にめろめろであります。
そして受の基も、またまたこの手のお話にしては珍しく、
彼の背景がそうさせるのか、
物怖…

4

恋々 疵と蜜2 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

ちょとした事件と、しっとりとした大人の恋愛の二作品。

前言撤回!
長谷さんはスパダリどころか、とんだヤキモチやきの変態さんでした!w
まぁ、今回はその嫉妬心が里村さんの危機を救うわけですが、
それにしても、そこまでやるかという独占欲。
それだけ深く愛されちゃってるのねと。
それに、ちょっと色んな意味で喜んじゃってる里村さんも里村さんですよ!
破れ鍋に綴じ蓋なお似合いの二人ですw

そんな二人と対照的に、ちっとも仲の進展しない野上さんと…

4

疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

定番、好きですv

情熱シリーズの遥と佳人に通じる、もどかしさと安定感v

お互いに心の距離は保ちつつ、身体は濃厚に繋がっているという。
そんな関係から始まるわけですが、
遠野さんのパターンからして攻様が受に夢中なのはわかる。
(そっけない態度を取るほど中身はめろめろv)
問題はどうやって受が、憎からず想っている自分に気づくのか。
そして、どうやって自分でそれを認めていくのかの展開なのですが、
その辺…

1

たぶん好き、きっと好き 小説

遠野春日  あさとえいり 

こんな高校生は嫌だな…(汗)

あとがきによるとこの作品は2001年に出版されたものに加筆修正され、書き下ろしの本編の後日談『好きの言葉』が追加されたもののようです。
加筆修正については多出語や細かい部分を直されたらしいですが、基本的には初出のままらしいです。

さて作品についてですが、主人公の敦史と理央、敦史の義理の弟の潤、そして潤のクラスメートの内藤がストーリーの軸になっているのですが…残念ながらどのキャラも好きになれ…

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