遠野春日さんのレビュー一覧

茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

コミックス版の完結編

茅島氏は庭師と付き合いだして、随分と感情を見せるようになったし、行動的にもなってきたようです。
前半分はお盆休みに庭師が実家に帰るのを、一人で飛行機に乗って追いかけていく話。
田舎の普通の家庭での食事や、浴衣、手持ち花火などを体験する様子がかわいい。
何処へ行っても、何をしていても、自然にすっきりと姿勢の良い茅島氏。
こういう姿が見られるのはコミックだからこそ。
こんな茅島氏の姿を目の当…

2

ついの絆 -芝蘭の交わり- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

最新作は新たな階段を上る

いいですね、安定したシリーズの最新刊は前作たゆまぬ絆のその後でしたね。
遥×佳人、東原×貴史、それぞれのカプで1篇収録でそれぞれの受けになる佳人と貴史の
仕事面での成長を促し攻めになる二人がそれぞれわかりにくい形でサポート、
そんな風に感じる続編に思います。

そして特筆すべきは東原×貴史カプ編で出てくる意地っ張りでツンデレキャラの千羽。
個人的にこの手の不器用キャラはかなり好みなので…

4

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

ハミードそうきた?!

まさか続きが読めるなんて幸せだ~っ!!
このレビューを書くまでに、何度再読したことか(笑)

今回も秋成の試練でしたね。
前作でつらい思いをしてきて、やっとイズディハールと幸せになれた矢先
まさかのイズディハール死亡?!(実際はちゃんと生きてましたが。)
前作で出てきたテロリストを今度こそ根絶やしにするため
イズディハールが自分の死を利用しいろいろと動いていました。

そのせいで…

6

茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

庭づくし

ドラマCD上編のDisk2に入っていた英国旅行のお話と、茅島氏がパーティで強制お見合いさせられちゃうお話の2編。
巻末には、小説で、茅島氏の秘書の小泉視点の、小泉が茅島氏の秘書になった経緯と、マンガで小泉が庭師に茅島氏をテーマパークデートに誘うようにそそのかす話。

麻々原さんの描く茅島氏はほとんど動きらしい動きはないのだけれど、端正で、上品で、ほんの些細な表情の変化だけで、充分に喜怒哀楽が…

3

「木の下闇の恋」初回特典ペーパー 特典

あて馬くんに幸あれ

他のかたがおっしゃっているようにスピンオフの予告のようですね。

本編の二人にはあまり魅力が感じられなかったので、
気になるあて馬君のその後が読めるかも?というのはうれしい予感ではありますが、
本編が面白くて、その後の二人のラブラブが読みたいとか、
知られなかった別の視点のお話とか期待したらがっかりかもしれませんね。

Holly Novelsさんではみんなそうなのかどうかわかりませ…

0

木の下闇の恋 小説

遠野春日  小椋ムク 

不器用×不器用の10年愛

久々に遠野春日さんの小説を読みました。
情熱シリーズでファンになってシリーズものや単発ものいろいろ読ませていただきましたが、最近の作品はどうも私の感性とは合わなくなってっしまったようで萌えに至らないことが多くすっかりご無沙汰になってしまいました。
レーベル的にも私好みの作品に出会ったことがないHolly Novelsだったので躊躇しましたが、表紙が素敵だったのとやっぱり好きな作品をたくさん書か…

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ついの絆 -芝蘭の交わり- 小説

遠野春日  円陣闇丸 

春の門出に新キャラ来る

情熱シリーズの新作。
遥×佳人、東原×貴史で中編一本ずつです。
巻末にはドラマCDブックレットに掲載された短編が収録されています。


■【表題作】
佳人が個人事業を始めるため、代わりの秘書として東原が連れてきたのは遥の大学時代の後輩で潤という若者。佳人が新人教育をすることになるのだが、坊っちゃん育ちの潤に手を焼き…。

新しいことを始めるにあたり色々と苦労もある佳人ですが、いつも…

3

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

この絵で成功

茅島氏シリーズのドラマCDに触発されて、コミックス発掘。
ドラマCDでの茅島氏のポツポツしゃべりをイメージしながら読むと、麻々原先生の、この硬質で動きのない絵がすごくしっくり来る。
文庫版の日高先生のイラストも美形ですてきだけど、茅島氏の浮世離れ感は、このコミックの茅島氏のイメージ。

このコミック第1巻には、ドラマCD上巻には登場しなかった茅島家の飼い犬ラフマニノフが登場して、巻末にはラ…

2

花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁(2) 小説

遠野春日  円陣闇丸 

前作よりはマシ

前作は好き設定ばかりなのに、いまいちだったので、迷いながらも購入。
比べる必要はないと思うんですが、前作よりはマシだったと思いますが、それでも、やはり微妙ではあるかも・・・

おそらく、主人公である受けを好きになれるか、否かで感想は変わるのかも。
優柔不断で、どこか煮え切らない性格、これがふたなりらしさと受け取って楽しめるならいいのかも
わたしは無理でした。

それでも、受けが双子の…

1

砂楼の花嫁 小説

遠野春日  円陣闇丸 

豪華てんこ盛り

軍服、近衛士官、アラブの王族、双子、
テロ、陰謀、拉致、拷問、胸ピアス、
スイスのお城、結婚式、そして、ふたなり……

名家出身の薄幸な美貌の近衛士官が、陰謀に巻き込まれ
異国に置き去りにされるが、そこで運命の恋に落ち、ついには結婚……
そこにまぁ、次々これでもかという要素が盛り込まれ(上記参照)
って……ハーレクイン?という印象の話。

勿論この厚さにこでだけのものを盛り込んで…

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