逆月酒乱さんのレビュー一覧

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

エロはいいけどグロゲロスカネタはちょつと…

読むタイミングを間違ってしまったかも。 「エログロゲロスカネタ」ということでしたが、大丈夫だろうと簡単な気持ちで読むと後悔します。 途中で読むのをやめて先にこの話がどうなるのか本当に最後の結末を読んでしまいました。 凄い甘い雰囲気になってたので、これなら大丈夫かと思いつつ(でないとこの気持ち悪さから抜け切れなくて)また続きから読むという、こんな読み方は初めてですよ…。 「グロゲロスカネタ」さえなけ…

10

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

ボリューム満点!

大好きな異世界トリップ系のBLでページ数も多くとても読み応えのあるものだと思います。
ロクマリアは異世界の神のような存在であるが現代に存在し異世界の事など当然知らない、一方アルキヨはアルキヨの世界にはいもしない金の竜をずっと考えて生きているのに当のロクマリアは当然知らずに生きてその年月すらはてしないくらいに違って、その千年をのアルキヨの苛立ちや復讐心をロクマリアは押し付けられ出逢っても擦れ違いま…

7

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

読み終わったところからが本番。新たな視点で読める作品

読み終わった瞬間から、また最初に戻って読み直したい、そう思わせてくれる作品でした。

攻めのアルキヨが不器用で言葉足らずなこともあり、一度目に読んでいる時はロクと同じようにそのままの形で受け取り、その簡潔な物言いに真意を推し量れず、優しくしたり突き放したりされ振り回されましたが、すべて読み終わって、彼の簡潔な言葉の中に含まれていた想い、意味に気付いた時、改めてスタートラインに立った気がしました…

13

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

切ない、苦しい、痛い…の三重苦でした

大好きな「ファンタジー」と「花嫁モノ」かと思って、手に取りました。でも、著者さんのコメントで「エログロゲロスカネタが好き」というのを読んで、苦手な設定かも…とイヤな予感がしました。その予感は大当たりで、途中で何度も読み進めるのが辛くなり、途中からはハッピーエンドを見ないと浮上できないと意地になって読んでたら、最後にとんでもない地雷があって泣きたくなりました。私はBLに癒しや楽しさを求めているので、…

39

緋痕の虜囚 小説

淡路水  逆月酒乱 

娯楽作として

BL作品に他のジャンルの要素を取り込むと
言うのは容易い様でいて実は難易度が
高かったりします。
ですので忌憚なく言ってしまえば…破綻無く
途中でツッコミを入れる事無く読み通せるだけでも
かなりの儲けものだろうな、と。
この一冊はそう言う意味では端正なのだろうと
評者は受け止めています。
その中でロマンスを変な方向にぶれる事無く
展開した筆の力を愛でたいですね。

視点を転じ…

1

緋痕の虜囚 小説

淡路水  逆月酒乱 

おっとり系サスペンス

身寄りのない苦学生・海里(受け)は、大学の薦めで夏休み限定のモニターバイトに参加する。
連れて来られたのは、高い塀に囲まれ監視システムで管理された収容施設のような建物。
施設に集められた若い男たちは、農作業の傍ら定期的に「検診」を義務付けられており…
というサスペンス仕立ての作品。

なまじ海外ドラマや映画でよく見る設定なだけに、既視感は否めません。
5人部屋のルームメイトたちはそれな…

11

満員電車で逢いましょう 小説

岡野苑子  逆月酒乱 

軽すぎて萌えられなかった。。

設定は好きでした。満員電車でっていうのはエロ的にかなり好み。でもやっぱり、そこからどういう展開にするのかが難しいなあ、と思った次第です。
この作品は、通勤途中の痴漢からあまあまにもっていくのだが、攻めが憧れの受けに痴漢してしまうとか、受けをメロメロにするくらいなのに童貞とか、ちょっと行き過ぎた設定に萌えられませんでした。BLのご都合主義はある程度ならOKですが、さすがにあまりにリアリティがなかっ…

0

満員電車で逢いましょう 小説

岡野苑子  逆月酒乱 

ちょっと出会いが不自然かも・・・

こういう痴漢されてます、みたいな表紙が好きで、ついつい手に取ってしまうのですが、思っていたような淫猥なお話ではなく少し残念。
(痴漢電車でなく満員電車なんですが・・・)

Web掲載作に書き下ろしを加えた短編集らしく、最初の掲載作一話だけでは短すぎてここで終わり?という感じです。

仕事に対するストレスから日々の生きがいを見失いつつある高野。
満員電車で気分が悪くなったところを支えてく…

1

満員電車で逢いましょう 小説

岡野苑子  逆月酒乱 

痴漢から始まる恋

あらすじを読んでこれは読んでみたいと。痴漢ラブストーリーって!^^;

毎日毎日満員電車で通勤する。その空しさと疲労感。経験あるだけにすごーくわかります。
それなのに社畜ばりに働かなければならない主人公。ただひたすら満員電車に耐え、キツイ仕事に耐え、でも帰宅しても何も楽しみがない。
誰か助けてー!
そんな時に電車の揺れで倒れそうなった自分を助けてくれた誰か。
期待して待ってしまう。

4

満員電車で逢いましょう 小説

岡野苑子  逆月酒乱 

年下攻めはやっぱり好きだー

求人採用のコンサルティング企業に勤める高野(27歳)は
大卒で入ってからの五年、ひたすら仕事に時間を費やす毎日。
同期が次々辞めていく中、やりがいを感じつつも
彼女はいないし趣味もなく、休日出勤もザラ。
終電で家に帰ることもしばしばで疲れ果てていました。

ある日、寝不足の上に朝食もとっておらず
いつもの満員電車に揺られた為具合が悪くなってしまいます。
寄りかからせてくれる男性の肩…

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