古矢渚さんのレビュー一覧

君と夏のなか 限定版 コミック

古矢渚 

目が覚めたらイケメンが隣で寝てる人生

『君は夏のなか』の続編です。
タイトルは、「は」が「と」に変わっただけです。
でも、一字違うと全く意味が変わりますよね。
今作は、佐伯と渉の2人が一緒に過ごす夏を共に追いかける…というスタンスで読まれるのがいいかと思います。

佐伯と渉は高校生の頃、映画好きという共通点を通じて仲良くなり、大学生になった現在では恋人同士として付き合いを続けている。
大学にバイトに忙しい日々の中で、映画を…

15

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

無愛想な受けの表情が崩れる時

 周囲に勝手に怖がられて性格を誤解されていた男子が、本当の性格を理解して優しく受け入れてくれる相手を見つけ、だんだん心を開いていく姿って素敵だなぁと思いました。結構ページ数が多いですが、実際に読んでみると台詞やモノローグはさほど多くなく、宍戸と鬼塚のやり取りに絞って描かれているので、中弛みなどはまったく感じないほど読みやすかったです。

 宍戸と鬼塚の友人関係は中盤まで超健全で、私も初めて親友…

2

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

古矢渚ワールド

今回も古矢渚先生の世界だな~という安心感で読み進めていきました。
ゆっくりと距離を縮めて恋に発展していく2人の関係がたまりません。そして最後まで健全であるのも先生の話の魅力だと思っています。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

攻めの宍戸は、福耳が特徴なおおらかだけれど年相応だなという印象。顔を見た事があるような?というだけで鬼塚に話かけられるコミュ力の持ち主です。
鬼塚の…

4

君は夏のなか 初回限定版 コミック

古矢渚 

特別な夏

二人にとって特別な夏になりましたね。
特に高校生の夏は何とも言えない甘酸っぱさと清々しさがあります。

学年1イケメン佐伯と趣味友の渉。佐伯は告白されてもいつも好きな子がいるからと断るらしい。

映画になぞらえて佐伯が渉に告白するも、何も望んでないようで。

夏の間に佐伯の願いで映画の聖地巡礼をします。

そして二学期になったら佐伯は転校していて行き先は絶対に教えてもらえず。

0

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

恋の始まりを丁寧に描いた作品。

キスまでの関係――恋の始まりを描くプロ 古矢先生の最新作です。
今作も、2人の距離感が素晴らしい……

友達として接したい、でも 好きになってしまった……
いつも明るく、誰とでも直ぐに仲良くなってしまう性格の順平くんが、悩む姿――用事があると嘘をつき、部屋で礼央くんから貰ったガトーショコラの最後の1つを食べる場面が、印象的です。

このお話は、描き下ろしでキス アニメイトさんの特典で順…

6

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

徹底されるクーデレぶり

作家買いです。
毎度H無しでありながらどれも心に残る作品ばかりで、今回も案の定心つかまれました。

ようやく出来た友達にそれ以上の感情を持たれている…
それを悟られないように鬼塚くんとの距離を作り始める宍戸くんが、愛しそうに勿体なく感じながらガトーショコラを食べる姿が可愛い。
そしてとにかく鬼塚くんのクーデレ具合がたまりません。
もうそれ宍戸くんのこと好きなんじゃん…
と思うセリフが…

11

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

超絶胸キュン~

”友達”を求めてる鬼塚に対して自分の気持ちを後ろめたく感じちゃう宍戸に切なすぎて胸キュンが止まらなかった。。。
鬼塚に貰ったガトーショコラを勿体なさそうに寂しく食べる姿なんてほんと胸が締め付けられるほど尊かった!

学部が違い「最近なかなか会えないな」と思っていた鬼塚が「避けられてる」と確信した時の怒った顔がまたなんともかわいくて。。。。友達遣って呼び出した後のシーンはドキドキハラハラでした…

4

「ふたりのライオン」アニメイト限定4Pリーフレット 特典

こちらもじわじわ…!!

鬼塚に「なんで(俺を)名前で呼ばねえの」と聞かれ
「まだ早い」戸惑いを顔に出しながら答える順平ですが
鬼塚だけが順平を名前呼びしてるのがなんかムカつくと返されます。
順平は簡単に呼べないと言い訳しても
他の友達をわりと名前で呼んでいるのにと食い下がる鬼塚に
「礼央が好きだから」ストレートに告げます。
少し驚きつつ「今のは悪くなかった」と鬼塚は判定しますが
きっと照れ隠しじゃないかなぁ…

1

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

福耳のおかげ

誰とでも仲良くなれる攻めが誰とも仲良くならないような受けをかまうお話、
好きなんですよねー!!!
順平が垂れ目で髪の毛元気な感じもすごくいいし(福耳含むww)
鬼塚がほぼほぼクールだけど順平に見せるたまの笑顔がツボ!!
そして何が最高かというと、渚さんの攻め視点展開です……!!!
色んな友達と仲は良いけど鬼塚には何か違うものを感じ始めて
戸惑いながらも自覚した時のあの表情ときたら!

1

ふたりのライオン コミック

古矢渚 

いいものに出会えたな……とじんわりくるお話

表紙でこれは買わないといけないやつと即決。

暗がりで一人音楽を聴いている礼央に、陽が差す方向から順平が話しかけている。そしてイヤホンを外す礼央に光があたる。

お話を読んで、改めて良い表紙だなと思いました。
暖かい柔らかな色も含めて、この1冊の物語が上手く表れています。


人を好きになるってこういうことだよなとしみじみしてしまいました。
それくらい順平が礼央に惹かれていく様子…

5
PAGE TOP