本郷地下さんのレビュー一覧

メトロ コミック

本郷地下 

抑圧から解放されたパワーはスゴイ。

痴漢に乳首開発された大人しい高校生が、痴漢を脅してカラダの関係を持つ…
初見はAVのようなエロ話に思えますが、それに至る経緯、背景が実は重くて深い。

闇に引っ張られる二人…何とか抗おうとする高校生の水葵と、自ら闇に向かっていく痴漢 忍。
関係を深めて沈んで浮上する二人を、大胆で執拗なエロ描写を絡め、独特な世界観でみせてくれる。
表情の硬いサッパリとした画が、作品のダークな雰囲気と内容に…

12

メトロ コミック

本郷地下 

想像以上に深い上に、エロいです

乳首責めが好きと言う、わりとしょうもない理由で手に取りましたが、想像以上に深みのあるストーリーで面白かったです。

私事ですが、つい最近毒親の話を読んだばかりなんですよね。
主人公の母親と言うのは典型的な毒親なワケですが、これがブレる事なく最後の最後まで「毒親」そのものでそのままです。
主人公のバックボーンで基礎となるここがしっかりしてる為、展開や心情の描写に強い説得力がありました。
い…

24

世田谷シンクロニシティ コミック

本郷地下 

"好き"は一種類じゃない

好きになるのは女性、欲情するのは男性…そんな自分に悩む貴史(攻)と、友人"貴史"に片思いをする深町(受)の、切なくて温かいお話でした(^^)偶然ですが、メインの攻めの子と、受けの子が片思いをしている相手は、同じ"貴史"です。

心と体は、繋がっている…と思いますが、でも実際の所はそうとは限らないんじゃないかって思っている私にとって、興味深い内容でした。

2

世田谷シンクロニシティ コミック

本郷地下 

それもシンクロニシティー

※ネタバレ含みます。


万人に好かれなくてもいい、わかってもらえなくてもいい。
だけどもし、好きな人に好きだと言ってもらえたら。
わかってほしいと願った人がわかってくれたら。

いろんな人の気持ちになって読みました。
表紙の彼・高史の。彼の恋人・舞さんの。高史の手をとる深町の。

いくつものバイトをかけ持つ、大学生の主人公。恋心を抱く相手は昔から女性、だけど性欲は男性にしか向…

5

世田谷シンクロニシティ コミック

本郷地下 

レビューが難しい作品

某所で試し読みをして、このストーリーの結末まで見たくて購入しました。
・・・が。

う~ん、とても不思議な設定です。恋愛対象は女性なのに性的対象が男性という性癖が非常に興味深く感じたのですが、実際にストーリーを拝見していると、恋愛対象として描かれている女性とは、友情というか姉弟っぽさを感じてしまいました。大きな設定であるはずの性癖が私の中ではいまひとつしっくりきませんでした。

この作品はとても意…

6

世田谷シンクロニシティ コミック

本郷地下 

ありのままの〜

あらすじにある「恋をするのは女の子なのに、男にしか欲情できない」という不思議な体質とあり、どういう事なんだろう?と思いましたけど、そのままでした。

「女性に恋愛感情を抱くけど性的興奮はしない」「男性に性的興奮するけど恋愛感情は抱かない」高史。
昔から女の子に恋をして付き合うけどセックスが出来なくて何人もの子を傷つけてきた彼。今、付き合っている彼女・舞はそれを知ったうえでいいよと言ってくれて…

8

世田谷シンクロニシティ コミック

本郷地下 

受け入れてもらえることの歓び

レーベル買いですが、近年で一番泣いたのが同レーベル「転じて恋と生き」で、二番目に泣いたのがこちらです。レーベルと相性が良すぎる。

「恋をするのは女の子なのに、性的興奮を覚えるのは男だけ」という、なんとも難儀な性癖の持ち主である高史(たかふみ)。
高史には、その体質を理解してくれている彼女・舞が居る。
そんなある日、高史がバイト先で気になっていた男・深町と寮と同室になり、体の関係を持ってし…

21

ふくふくハイツ コミック

本郷地下 

ほのぼの

何度も読み返して癒されてます。
ほのぼのしたふたりの話をずっと読んでいたい。

1

ふくふくハイツ コミック

本郷地下 

憧れと優しさを一緒に。

初レビュー。
この方の作品は、表紙と背表紙買いなため、評判を見ずに買いました。

BL作品として読もうと思うと、物足りない人もいるかと思います。
エロ要素が全く無いので、それを求めるならオススメ出来ません。
エロを考えずに読むと、人間関係の描写が絶妙です。
オススメ出来る作品ではあります。

人間×イタチ
相手がどんな形でも、側に居ると言うことの大切さを教えてくれるでしょう。

1

ふくふくハイツ コミック

本郷地下 

テンと暮らせば

 ワンショットで強烈に人目を惹く派手さはないけれど、ひとこまひとこま丁寧に描かれた絵。ヒトに化けたテンのマルと、大学院生スナオの昭和の薫り漂うふたり暮らし。スナオの生えりまき状態になってるマルが超絶かわいくて、作中に出てくる食べ物がいちいち美味しそうで。ホワワンとしたぬるまゆ気分でのんきに眺めてたら、中盤から何やらにわかに不穏な空気が・・・
 
 マルを迎えに来た母親以下、一族郎党。どうやら彼…

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