あがた愛さんのレビュー一覧

僕等に名前をつけるなら 上 コミック

あがた愛 

上下巻の表紙をあわせる幸せ。

作家買いです。

電子発売まで待ちたかったんですが、あの表紙…どうしても上下巻並べて見たかった!

紙本の醍醐味ですね、並べるだけでこんなに嬉しくなるなんて。
しかも、帯の文句と表紙の表情がピッタリで、制服の着方もいい…
あの絶妙なバランスの体格差が解らないのが残念ですが、
欲情している弟と、気持ちを抑える兄、
内容が見事に表現された、二人の呼吸を感じる素晴らしい表紙でした。

6

僕等に名前をつけるなら 下 コミック

あがた愛 

兄弟という枷を超えて

『僕らに名前をつけるなら』の下巻。

個人的に大洋図書さんの表紙ってすごく好きで、いつもとっても素敵だなーと思っているのですが、今作品の表紙もとても素敵です。あがたさんの描かれたイラストはもちろんですが、紙質とか、タイトルの文字とか。

さて、それではさっそくレビューを。







上巻の終盤で和泉に触れた馨ですが、そんなときに馨のスマホが鳴る。連絡してきたのは「母さん…

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僕等に名前をつけるなら 上 コミック

あがた愛 

ガチ兄弟もの。

作家買い。

あがたさんの新刊は兄弟もの。血の繋がりのある本物の兄弟なので苦手な方は注意が必要かもです。上下巻同時発売になりましたが、上巻の表紙がお兄ちゃんで、下巻の表紙に描かれているのが弟くん。弟くんが攻めの、年下攻めものでもあります。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は高校3年生の和泉。
偏差値の高い高校で、和泉は優秀かつまじめな生徒。が、彼はゲ…

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ピアスホールは塞げない(表題作 モイストヒーリング) コミック

あがた愛 

高校生達の

3CP分の短編が収録されています。

どれも高校生(表題は〜大学生×先生)のお話なのですが、カラッとした青春ではなく、どこか薄暗い雰囲気のあるお話です。絵が綺麗なので薄暗さも雰囲気が出ますね。
今まで読んだあがた先生の作品はエッチ度高いものが多かったのですが、こちらは少なめ。ただ相変わらず局部の描き込みはエグいです。

表題、柊先生(受け 高校教師)目線のお話が収録されていたのがとても嬉…

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僕は君のいいなり コミック

あがた愛 

エロいだけじゃない作品

すごく良かった
攻めが、真面目な副部長を従順させてる優越感に浸っていたと思っていたのに‥
受けはただ一途に攻めを想い続けてただけたのに‥
それらが交差した時に、絡まった糸は既にぐちゃぐちゃになってて
それを絡ませてたのは、攻め自身でそれらをこれから回収していかないといけないっていうのが、すごく重たいはずなのに、若さなのか自信なのかよくわからない攻めの「やってやるぜ」みたいな気合いが感じられ…

1

ピアスホールは塞げない(表題作 モイストヒーリング) コミック

あがた愛 

暗めの雰囲気の中に感じるそれぞれの純粋さ

◆ピアスホールは塞げない(表題作)
 冒頭の『モイストヒーリング』は短過ぎてそこまで印象に残らなかったのですが、最後に収録されている『ピアスホールをあけるとき』『ファーストピアス』を読んで、このカップルが一番のお気に入りになりました。堅物で愛想のない教師の柊が、生徒の甲斐と共通の趣味のことで楽しそうに談笑しているのが可愛かったです。生徒の誰も知らないような先生の本来の姿を、これから甲斐だけが知っ…

1

23時のタイムシフト コミック

あがた愛 

濃い3作品が収録された一冊

一冊表題の方が評価良くなりがちなので、3作品で萌2はなかなか稀!

◾︎23時のタイムシフト ※小スカ有り
智春(表紙)がうじうじしててエッチで可愛かった。智春の雰囲気とあがた先生の絵柄が合ってて好き。
佐久間(同級生 攻)も冷静に見ればただの変態なんだけど、なんだかんだ一途でストーリーに馴染みます。
すっごーく普通の高校生な智春の友達がいい奴そうでした。
電子限定描き下ろしに、本編後…

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僕は君のいいなり 2 コミック

あがた愛 

いつまでも二人の話が読みたい!

シリーズ2作目、前回から続いていますがこちらから読んでも
十分楽しめる作品だと思います。
前回から打って変わって結ばれた二人は、もう1つ上のステップへ。
もちろん身体の関係ではなく、精神的な面です。

あっ木下くんってこんな風に笑えるんだ。と思わず涙。
1巻の初めのころは、想像していませんでしたが、壇野君が好きになるくらいですから、
そりゃいい奴だった!笑 もう一生不安にさせるなよ!…

3

23時のタイムシフト コミック

あがた愛 

やっぱりあがた先生が好き!

あがた先生の作品はどれも作画はもちろんなんですがストーリーがとても繊細で
BLなので無いとはわかっていても、私の知らないどこか現実でこの作品が
実現しているのでは?と想像させる、まるで再生しているようなリアルさが大好きです!

全ての作品に共通して言えることは、
エロいという言葉で表すのは失礼になってしまう…と感じるほどの官能さですかね。
今回の作品は【3P】【女性下着着用】と一般受け…

4

ピアスホールは塞げない(表題作 モイストヒーリング) コミック

あがた愛 

青春の官能?

青春をテーマにした文芸の短編集を読んだみたいな後味の残る一冊でした。
誰にでもお勧めはできないかなぁとは思ったのですが、1編1編すごく丁寧に振り返る大切な思い出のような作品集で、心の奥底に訴えかけるものがありました。あがた先生の作品って結構大胆にエロいのに、仄暗い官能という印象をうけます。(明るくないから…?)
バッドエンドではないのですが、その先に明るさが見えないという部分で隠れバッドエンド…

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