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親の離婚で離れ離れになった兄弟の再会愛。義兄弟ではなく、ガチ兄弟ものです。
寮で同室になり再会した兄弟ですが、兄・和泉は最初は実の弟だと気付かないまま、恋心を抱きーと続くお話。
実の兄弟ならではの”禁断の恋”の背徳感と、受けである兄・和泉の恋心と葛藤が丁寧に綴られていて、ストーリーが進むにつれ、ドキドキ感が高まります。
和泉の口元のほくろが、なんとも言えずセクシー。
攻めの弟・馨は犬歯?が出てて、グイグイ来る感じ。
わざわざ京都から横浜の兄の学校に来たり、校内での和泉との絡みなど、漂う執着感が良かった◎
ついに馨(攻)から手を出され体から籠絡されそうな兄ですが、これからどうするどうなるー!?と気になるところで終わっている上巻でした。
あがた先生の作品って、しっとりというよりはじっとり〜…って感じがするんですよね。登場人物の雰囲気(髪の毛のツヤすら)も、絵もストーリーも全部がそんな印象。
それが身体の中から込み上げてくるゾワゾワ感に繋がり、妙にクセになります^^
禁断の兄弟愛。
この設定が、あがた先生の絵と見事にマッチ。仄暗さを醸し出す陰の部分を感じにいられません。邦画のスクリーンの画質みたいだなと思ってしまいました。
小さい頃に親の離婚で離ればになってしまった兄弟が再会し、弟から告白されてしまう上巻。わざわざ遠い京都から横浜の学校に進学したことに理由があるなぁと思っていたら、もしや…でした。BLなんでね、これくらいは予想済みでしたけども(笑)
弟の馨の方が執着心ありありなのが垣間見えて、固く閉ざした兄・和泉の心を開いていくんだろうという期待に下巻を早く読みたくなりました(≧∀≦)
離婚してバラバラになった兄弟が高校生になって再会。
ガチ兄弟なので同性と血縁の葛藤が見どころです。
寮暮らし同室同士なので、お話の規模は狭め。
物事が激しく動くというよりは、じんわり進んでいく感覚でした。
使用しているトーンも暗めのものなので、ちょっとダークな雰囲気。
そしてゲイの兄の片思いかと思いきや―――!?
弟の執着臭がプンプンします。
互いが兄弟なのを周りに隠して他人のように接する二人はどうなるのか…。
上巻ではまだまだ甘さが少なく、今後の展開に期待大です。
静かに、けれど心は確実にお互いに寄っていく。気づいた時には、沼って戻れない。そんな兄弟BLでした。
『こうやって、隣にいても、ただの友達にみえるのかな』
『オレたち、タイプ違うしね』
(本文引用)
真面目な兄とお調子者の弟は、両親の離婚によって離れ離れになります。
再会時にお兄ちゃんは、弟に気付きません。
弟の距離が近い近い。これで、ゲイのお兄ちゃんは勘違いします。ドキドキしてしまうんです。
でも、最初のこの弟に気づかないでドキドキしちゃうのが、まるで掛け違えてしまったボタンみたいにお兄ちゃんの気持ちを恋にシフトしてしまうんです。
だから、弟だって気付いたあとに必死で軌道修正かけるのに裏切るように弟が「好き」って言ってきて、これからどうなっちゃうの!?と、好きのあと続きが気になって仕方なくなりました!
さすが、あがた愛作品だなって思ったのが、えっちしてる時の顔がえっちです。
禁欲的なえっちさというか、見えるより見えないほうがえっちみたいなあの感覚に似てると思います。
お兄ちゃんには、元カレがいて、元カレとのえっちはぜんぜん感じなかったのに、弟くんとのえっちは感じたことない気持ちよさが込み上げてくるの、たまらなくえっち。
下巻でどんなことになってしまうのか、楽しみです!今から読んできます!
両親の離婚で離ればなれになった和泉と馨。
高校の寮で同室になり、兄弟なのにお互いにそれ以上の感情を抱いて…?
というところまでを描いた上巻でした。
再会した時、和泉が馨に気付かなかったということは
弟だと認識出来ないほど、長い間会えていなかったということなんでしょうか…
幼い頃のふたりが別れる前、わりと淡々としていたので最初ふたりは義兄弟なのかと思っていました。でもそれは幼さ故の無邪気さだったのだと知って切なかったです。
お互いに想い合っているような展開になっていますが、これからどうなっていくのか…
なんとなく儚げな雰囲気を感じるので幸せな未来であってくれたらないいなと願って、下巻を読みたいと思います。