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表題作ふたりあそび 1

三上 廉、高校3年
工藤 夏稀、高校1年

その他の収録作品

  • 描き下ろし なっちゃんのおきにいり

あらすじ

幼馴染以上セフレ未満の廉と夏稀。こんな二人の関係は幼い頃に始まった。いつの間にか好きになってしまったけど、想いを伝えるのが怖くてーー…。

作品情報

作品名
ふたりあそび 1
著者
あがた愛 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801978706
4.6

(327)

(234)

萌々

(72)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
25
得点
1502
評価数
327
平均
4.6 / 5
神率
71.6%

レビュー投稿数25

これは罪深い~~~~!!!!

『歪な純愛』という言葉が頭に浮かびました。

両片思いで好き合っているけれど互いに気付かず、
性的接触ばかりが増えていく幼馴染カップル……。
どんどん深みにハマって罪悪感が募っていく……。

ハイ!きた。
ぶちゃけ、大好物です!!!!!ヾ(*´∀`*)ノ

いや~~~~もうめちゃくちゃ萌えました。
同い年じゃなくて2歳離れてるところが更に罪深い。
子供の2歳差ってものすごく違うんですよね(´///`;)

同い年なら無知なショタ同士で好奇心から…となるけど、
2歳差は性的知識の差・体格差に圧倒的な違いがあって。
どこまでも拭えない罪悪感が恋心を覆っていくのがもぅ…!

年の差がある幼馴染ならではの葛藤が堪らないです。
はぁ~~~~!!!罪深い~~~~~!!!(∩////∩)

受け・夏稀は友達がほぼおらず真面目な性格
攻め・廉はカーストトップでやんちゃな友達多数
ーーという所で性的知識差が出ちゃうところもニクイ。

ストーリーは今のところ、
・両片思いの幼馴染が性的関係になった過程
・性的興奮と恋心が綯い交ぜになっている思春期
が丁寧にゆっくりと描かれていました。

エロエロでエッチしているシーンが多いけれど
この物語は『成長』に軸を置いているとのことなので、
2人の恋には欠かせない要素なのかな?と感じました。

成長の一端、幼少期で性の目覚めも描かれています。

年上の廉が年下の夏稀で欲情してしまった過去は
高校生になった今も罪悪感を消せないままでいます。
恋が前に進まない・告白出来ない理由になっているんですね。

夏稀は夏稀で恋の自覚より先に廉に与えられる快感を知って、
性的な知識が少ないことも相俟って廉に依存しちゃうのです。
ゆえに恋してることに気付くのが遅れてしまってね(;///;)

そんなこんなで
廉と夏稀の恋のスピードが違うところも萌え!!です!!
廉が片思いに苦しんでるのがすごい好き…。性癖きた…。

やっぱね、廉は2歳分ちょっとだけ大人なんですよ。
だから夏稀との関係が正しくないって痛感しててね。
エッチなことをすればするほど罪悪感に苛まれてね。

でも目の前で好きな子がエッチなお誘いしてきたら
抗えずに行為に至っちゃう思春期大爆発でニヤニヤニヤニヤしてしまう~!!!!
(この時ばかりは夏稀の罪が深い……)
(可愛すぎる顔してえっちな身体……)

あああ、楽しかった。性癖詰めでした。
片思いの切なさもあってキュンキュンしました。
幼馴染の幼少期エピソードもモリモリで嬉しい。

ちなみにQpanoで彼等が交際中のショート漫画が掲載されてて、
こちらは過去に遡って付き合うまでが描かれた作品だそうです。

私は雑誌未読なので交際までを楽しみに追いたいと思います♪

追記:
書くの忘れてた。一応地雷注意案件があって、
ショタの性的なアレコレはけっこうあります。
あと攻めが女とエッチしてるので苦手な方はご注意。

19

色々凄かった!

↓ネタバレ含みます!

作者買いです!あがた愛先生の作品大好きなので新作も楽しみにしていました。1とある通り続きものです。


エロ多めな今作ですが、1巻の時点では一度も最後まではしていません!

1番初めに収録されている0話では高校生でセフレ?状態(セックスはしていない)の2人の話です。そして1話以降では2人がこの状態に至るまでのストーリーが幼少期の出会いからゆっくり描かれています。0話の会話の中で出てきたエピソードが1話以降でしっかり描かれてたりするので「見たかったシーンが見れた!」という気分にしてくれました。

自慰を教えたり、皮を剥いたりと私は他作品ではなかなか詳しく見る機会のなかったシーンが多数ありました。前戯のシーンが好きなので、挿れるためではない後ろいじりの場面でローションを手で温めるところから丁寧に見ることができて良かったです!

最初は受け視点でずっと進んでいて、3話は攻め視点です。表情や態度から夏稀に対する好意はずっと感じていましたが、視点になることで実際どう思っているかが知れて良かったです!夏稀へのクソデカ感情感が堪りません…!お互い向いてる矢印は大きいのにくっつくには一筋縄ではいかない感じが好きです!

描き下ろしは廉からシャチを貰う幼少期の話で、可愛くて癒される微笑ましい2人が見れました!

2歳差で初めて自慰を教えるのは受けが中1の時ですが、子供のそういった描写が苦手な方はお気をつけください…!基本的にいつも受けが頼みにいくため無理矢理感はありません!


続刊なので忙しいでいる感じもなく、丁寧に2人が歪な関係に至っていくのが描かれていて良かったです!
何をやっているのかは分かりますがこの内容なので、R18指定の修正薄い版とか少し見てみたくなりました。
あとがきによると次巻では高校生軸に戻るらしいです。2巻も楽しみにしています!

17

これはヤバす

こ、これは幼馴染BLの金字塔、爆誕してしまったのでは???
読んでる最中にヤバいヤバいヤバいと連呼!

2歳差幼馴染で攻めの廉は両親離婚&イケメン、もろ執着でなっちゃんを汚したくないけど小悪魔すぎて我慢できないし、なっちゃんは無自覚だったけど、成長するにつれて廉に対する恋心が出てきて彼女になりたかった、とか思っちゃうし、、、設定が完璧なんすよ!(早口)
一巻は出会った3歳と5歳から中学生まで。本番はこれからですね。
悩ましい一冊でした。
いつ素直になるのー?いやこういうモダモダをずっと読んでいたい〜

続き読みたすぎて電子で1話づつ買うと思います。。

12

なっちゃんかわいい

なっちゃんの小柄で色白で真面目で無自覚でえろいのがとってもよかったです!!!!!
本人は真剣だけど、廉の前ですぐ脱ぐのがやばかったです笑 脚が綺麗だし上は着たまま下だけ脱ぐプラス靴下履いたままってなかなかのえろさ!廉の心中お察しします。
どの服装もよかったけど、パジャマの色とかデザインがなっちゃんに似合いすぎて天才でした、アニメイトの有償特典小冊子の裏面がいいところ全部収まっていてあがた愛先生さすがすぎると感動しました!


あがた愛先生らしさが満載な攻めと受けって感じでした!
攻めが女にモテるしセフレ的なのがいるのが個人的に嫌ですが、最後受けとくっつくなら我慢しようと思いながら読むのが他の作品の時もあったなと感じました。
それ以外の設定や性癖は好きなものばかりでほんと最高でした!

続きの発売も楽しみです!!

10

「僕は君のいいなり」越えの萌えがある1冊

あがた先生は「僕は君のいいなり」が一番大好きで、最近の作品も好きなのですが、なかなか「僕君」を越える作品は出て来ず…。

だったのですが、今作はまだ未完にも関わらず「僕は君のいいなり」を優に超えてきました。
月間ランキング上位に食い込んでいるものの、なかなかレビューが増えないので、迷っている人の参考になればと思い書いています。

あらすじは既に書いている人がいらっしゃるので割愛します。
ただ、あらすじだけ見るとよくある幼馴染BLだと思い込んでしまう方もいるかと思います。
…が、あがた作品なのでそんなオーソドックスなお話ではありませんでした。あくまで本筋の部分は王道的な流れではありますが、あがた先生の”癖”と”独特な雰囲気”全開です。

後書きにも書かれていましたが、通常幼馴染BLでは幼少期のシーンは回想部分のみ…という作品が多いと思います。
ですがこの作品はその幼少期部分から現在に至るまでを丁寧に描かれています。
キャッチコビーにある「ふたりの性長記録」を、そのまま読者がのぞかせてもらっているような、そんな気持ちにさせられます。

またBLでは珍しく「性器の皮剥き」の過程や「初めての精通」などの部分も丁寧に描かれています。
(なぜもっと話題にならないのか……!)

今までそういった描写をずっとBL漫画で読んでみたかった…と思っていた身としては本当に最高で唯一無二の作品になりました。
それも物語の中に自然と描かれているので無理矢理感がなく、本当にふたりの成長を見守らせてもらっている感覚になります。
また読んでいるとわりと最初から両片思いだということはわかるのですが、前半は受けの夏稀、後半は攻めの廉視点になるので、答えあわせのように補完しあって読むことが出来てとても安心します。…が、同じくらいそれぞれの想いを考えると切なくなります。

個人的に好きだったのが、廉がどれだけ夏稀のことを思っていてもその感情を自制し、夏稀のために尽くしているという姿勢を一切崩さなかったところでした。
印象的なモノローグで「いつだって、言いくるめてセックスだって出来たのに、俺はなっちゃんの気持ちごと欲しかった」という部分があります。
一見、飄々として余裕のありそうな攻めの、一途で真摯な描写にとても心打たれます(同時にあんなにエッチななっちゃんを傍に置いて、忍耐力がすさまじいなと尊敬しちゃいますが…)
他にも廉が夏稀のことをとても大切に思っているのが日常の些細なシーンでも感じることができ、まだくっついていないふたりの話ではありますが、めちゃくちゃ萌えます…。

今作は久しぶりに性癖を詰めたと書かれていたように「乳首責め」や「オナニー」シーンも盛りだくさんでした。
「ぬいぐるみオナニー」というものを初めて知って、またニッチなものを描かれるなあと感心してしまいました(笑)
でもそれも最後まで読むと、ぬいぐるみの存在にも意味があって、なかなか背徳的な気分にさせられました。もちろんいい意味で。
個人的にはあがた先生の乳首責めが大好きなので、久しぶりに堪能できてよかったです(笑)

また先日先生のTwiterスペースで今作の裏話やこだわりなどを聴けて、普通に何も考えずに読んでいたシーンにそういった意味があったのか…とハッとさせられるようなお話も多く聴けて、この作品への想いがグッと強くなりました。


幼馴染BLをお好きな人には是非一度読んでみてほしいお話です。他の方のレビューで「幼馴染BLの金字塔では」という言葉を見かけましたが、私も強くそう思います。
今から続きが楽しみです。

10

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