total review:287874today:42
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
53/63(合計:625件)
華藤えれな 雪舟薫
海星
ネタバレ
前半は受視点でストーリーが展開し、 受に感情移入しやすい構成になってるので 一見すると受がものすご~く可哀想で、 攻の仕打ちに怒りさえ感じるのだけれど。 改めて攻の立場になって読みかえすと、 攻の方に【同情の余地あり】と思わせる二重構造になってて、 とてもスバラシイ作品だなぁと思いました。 「主従・聖譚」を読んだ時は、受に同情してたんです。 攻が銃で撃たれた時も、ザマ~ミロと^…
夜空の星
こちらは「秋のリンクスフェア2006 書き下ろし小冊子」の感想になります。 ※ここからはネタバレがありますので、未読の方はご注意下さい。 ■『スレイヴァーズ』シリーズより 「Slaver's Tears」(6ページ) 柊一と冴木は寺院の茶事に出席し、そのまま温泉宿で一泊します。 と言うのも、毎年母と柊一が招待されているのですが、母が熱をだしたため、急…
華藤えれな 小山宗祐
繭子
受けのために自分を犠牲にした過去のある攻めと、心に闇を抱えその過去に怯える受け。 受け以外みんないい人wこれに尽きる。 この受けがなんというか、女に嫌われる女みたいな・・女々しいようでしたたかというか。何気に選民意識もあったりしてあまり良い性格じゃない。 反省したり葛藤したり、心の中ではこれじゃいけないともがいてるんですよね。でも思ってるだけで行動はしない、なにしろ自分が一番なんです…
華藤えれな 海老原由里
satoki
早くして亡くなった、優秀な兄の後を追うようにして生きてきた大学生の羽月。 周りから感じるプレッシャーや違和感は、少しずつ羽月の中に降り積もる。 そんな時に出会ったのは、新しく講師として赴任してきた新堂だった。 誰から見ても優等生、そんな羽月に難癖をつけてくる新堂に少しずつ素の自分を引き出されていくが、新堂がかつて兄の恋人だったことを知り…… 前半の新堂の酷いヤツっぷりにイライラした。 …
華藤えれな 有馬かつみ
エリート外科医志岐×海外医療ボランティア帰りの医師蓮見。 最初は遊びのつもりで志岐から手を出したけれど、本気になるのが怖くなって捨てて、でもやっぱり蓮見のことが忘れられなくて追いかける展開。 途中までの志岐の酷いヤツっぷりにイライラ。 だいたいこういう話だと攻は後から酷い目にあったりするんだけど、志岐の場合それがイマイチ生ぬるいのですっきりせず。 ラスト。蓮見と志岐が二人で診療所を…
華藤えれな 高階佑
サガン。
いやー、萌えましたv 好きなタイプのお話。 4年前の事件で同僚の喜代原を亡くした朝海。 その死が暴力団と関係しヤク中だったこともあって裏切られたような気分に陥っていた。 そんな中、新たな事件で訪れた現場で的確な鑑識による分析をしたのが飛高で。 死んだはずの喜代原に似ている飛高。 飛高は以前、朝海に襲われたことがあり、喜代原の代わりでも構わないと言い出して…。 喜代原を亡くした…
華藤えれな 円陣闇丸
行方不明の兄を捜してブエノスアイレスを訪れた警察官の朔弥。 タンゴピアニストだった兄の即席を追うため訪れた店で、レオンと名乗る謎の男と出会った。 何かを知っているらしい男は情報を引き替えに朔弥に自分とタンゴを踊ることを要求する。 もう兄のことは諦めた方がいいといったこの男こそ、兄を追っているマフィアの実力者だった。 朔弥のことを気に入ったという男に自分と兄の命をタテに服従を迫られることにな…
華藤えれな 小椋ムク
ミク@海栗
挿絵とタイトルが気に入り購入。 途中まで先がなかなか想像できなくて、グイグイ読んでしまいました。 しかし・・・ なかなか話が監禁場所から移動しないのと、展開が少ない印象なので 読むスピードと意欲が・・・下がってしまいました。(T.T)トホホ ほかの方が書かれてるように、 全体的にお洒落な文面ですが、どうも私の趣味からはずれていますが、 というか想像が足りないのか、さらっと読んでし…
雀影
なんだかとっても映画的な作品。 って言うか、題材が映画なんだから! 華藤さんの作品って元々、「これでもかっ!」的な、綺羅綺羅しい過剰さが魅力で、言葉遣いがちょっと古風なところとか、そんなところが好きで、かなり長いこと追っかけてきたけど、、、 この作品は、なんだか、映画的は映画的でも、盛りだくさんすぎて迷走しちゃったタイアップ付きの大作映画みたいだった。 映像的には派手で、外連味…
Goma2
あらすじは略で 情景描写が詩的なフレーズを使い表現され、セリフにも映画のような言い回しがあるので、作品全体が非常にお洒落な印象です。 舞台がマカオ、受けの春瀬の過去の話、演技をするシーン、あと、いくつかの要素があるのですが(ネタバレになるのであえて伏せて)これらのおかげでより非日常的な雰囲気を漂わせて、すごく読んでいて心地が良いというか、ドキドキハラハラ、というより、街並みや人の心のを美し…