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10/26(合計:260件)
丸木戸マキ
ネベ
1ページ目の様子から最後こんな話になるなんて!じんわり感動して何度も読み返してます。受けの光くんは壮絶な過去(本当に大変)を背負っているのにそこを前面に出してない、淡々と日常を生きているというのがいい。仁さんのテンションの低いおじさん感がいい。光くんと攻めの仁さんの職場でのあれこれを主軸に途中なんやかんやあっても割と淡々と話は進んで行くし、二人はプロの男優としてセックスしているわけであくまで仕事仲…
ふばば
ネタバレ
5巻。 4巻ラストで征十郎の爆弾発言があり、これまでの「英家」の家督争いの根源が覆されて、の5巻。 ここから初めて読む人もいないだろうという前提でのネタバレレビューですが、本作は非BLながらオメガバース世界観で描かれている物語です。 で、名家・英家は当然アルファが当主となって存続していく。しかし、その当主が実はアルファではなかった、という大どんでん返しが起こっての5巻。 ところがその驚…
chikakumaco
これは。予想もつかない、展開。流行りの「考察」をしてみたいけれども、作者の思惑が全く読めなくて、あっ‼︎ と、驚かされるのだ。 善治郎の今際の際に、征十郎の秘密を知った玲鴎はどうするのか、と思いきや。 征十郎は自ら皆にアッサリと真実を告げる。自分は β であり、善治郎の息子では無い事を。 おまけに長女・麗子も β である事を。 ショックを受けた犀門は、征十郎を殺してしまう‼︎ えええー⁈ …
恋愛以外の特別な関係について淡々と描き切った傑作。説明のできない微妙な関係がいい。はっきりとした恋愛にはならないとお互いわかっているけど特別な関係、なんともエロい。直接的な表現以外での男同士の関係性のエロさが淡々と描かれていてたまらん。木島さんと官能小説の師匠との関係もいい。木島さんと城戸さんが肉体関係になだれ込む流れが、それまでの描写が薄く薄く積み上げてきた二人の間の関係と感情に裏打ちされていて…
1巻目の終わり方が好きすぎて続きはあえて読むまいと一度は思ったものの、本当に読んでよかった。インディゴの気分もあわせて3作品読むことによって良さが3倍ならぬ三乗される感じ。笑わせてくれて説教くさくないのにすごくいい話。作品の終わらせ方が恐ろしくいい。ある程度疲れた大人なら木島さんにじっくり感情移入できる。新キャラの春子さんも静雄くんもいいし、木島さんの家族もみんなキャラがいい。木島さんはめんどくさ…
感動した、まさに小説のような漫画。色っぽいポルノグラファーと口頭筆記者というと安易にエッチな方向になりそうなのにならない。随所で笑わせてくれる。ストーリーが一捻りあって面白い、だが、くどくない。そして何と言っても終わり方が最高。すっごく満足させていただきました。エッチもたくさんやればいい訳じゃない、量より質、これくらいがいい、大満足、ミステリアスな先生の色香に酔わされました。
おぶもいもい
登場人物もエピソードも多めですが きちんと1話ごとにまとまりがあるのが素晴らしい。 メインは仁と光の話ではあるけど、単純に1人対1人の恋愛を描いているのではなく その背景にある過去や考え方やそれぞれの立場なんかも含めた展開になっているのが面白いところでした。 光が背負う過去は予想外に重かったけど 大切な人の人生を狂わせてしまったことへの責任と記憶の中にある彼とのキラキラした思い出…
3巻で巻き起こった生徒会長選挙絡みの政治戦。 真宮を観察する麗子。 薬を捨てられた真宮は、遂に学内で発情か?リリィに悟られ! 逃げ惑い、見知らぬ小屋に隠れ、寒さに倒れる真宮。 そこを助けに来るのが伊織で。 伊織にもΩの秘密を知られる真宮…! 伊織って、出来損ないとか言われてるけど。発情中の真宮に手を出さない紳士じゃないの! 選挙戦ではリリィの言う通りに伊織を陥れた真宮だが、最後の最後…
面白くなってきたじゃないの! 元々非BLだし、もちろんこの巻ではラブシーン的なものやロマンスのようなものは一切出てきません。 完全に「政治」の巻。 2巻のレビューでリリィ様はギャグにしないで、と書きましたが、彼はそんじょそこらのαを凌駕しているようですね。 本名は「橘有憲」。でも女性の口調と髪型で。名家出身のはずだから風当たりは強かっただろうに貫いてきたのでしょう。 真宮は生徒会長選…
生き生きもやし
オメガバースの階級社会でアルファの子どもを産めないオメガはメガエラと呼ばれ蔑まれている。オメガは人間扱いされず、生殖だけに価値が置かれていて、このあまりの人権のなさにずっと不快感がつきまとう。そんな世界でアルファとして生きることになったひとりのオメガという約束された地獄。勘弁してくれという気持ちになる。