丸木戸マキさんのレビュー一覧

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

眼鏡を取った時の色気が凄まじい……

絵の線がふとめでくっきりしているところが好きです。
序盤のほうで一度先生が眼鏡をはずすところの絵が特に萌えました。中世的な顔立ちで、色気が半端じゃなかったです……。どこか寂しげな表情も未亡人感が出ていて、素敵です。
ストーリーは漢検1級を持つ大学生が官能小説作家の代筆をするというものでしたが、すこし現実離れしているし、最初から絶対この大学生の事狙ってたんじゃないという疑いがどんどん強くなってあ…

2

インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

前作も既読ですが。

作家ものが本当に大好きなので前作も既読ですが、正直前作は微妙でした。
気持ちがそこにあるかもしれないですが、自分が攻めだったらここまで嘘つかれて馬鹿にされていたら無理だなあと思ってしまいまして。

その記憶はあれど、装丁のお遊びがたまらなかったのでコミックスで欲しくて購入。
こういう装丁楽しいですね。素敵。

内容も前作よりも小説を読んでいるようでたまらなかったです。
この二人がもう…

3

「目を閉じても光は見えるよ」アニメイト限定特典ペーパー 特典

好きなところは??

チェリーボンボンのイベント中、
「バディクイズ」で仁が答える番のようです。
問題は「光くんは仁さんのどんなところが一番好き?」。
光も自身のボード(?)に答えを書き、
仁はわかんねー…と言いながらも
「頼りがいがある」と答えました!
年上だしな…っていうのはわかります。
そして仁がいてくれなかったら
光に心からの穏やかさは訪れてくれなかったはずだもの。
しかし正解は!
「チ×コ…

2

目を閉じても光は見えるよ コミック

丸木戸マキ 

タイトルも沁みます!!!

余韻が残りまくりで何から言って良いやら…。
あとがきで丸木戸さんがおっしゃっていましたがメロドラマ上等ですよ!
ゲイビ出演した相棒の重い過去が本当に重い……。
身内でクズがいると巻き込まれて可哀想過ぎますね…。
ちょっとどこか壊れていそうだけど
健気で気配りの出来る光がとても愛おしいのです!!

タチ専の仁も、常識人かと思いきや
人を愛する感覚がちょっと違っていて
まぁそういうタ…

14

目を閉じても光は見えるよ コミック

丸木戸マキ 

人間ドラマ

読み応えがありました。

ゲイビ男優どうしのお話で体の隅々は知り尽くしているけど、お互いのプライベートは一切知らないといったいわゆる「体先行のお付き合い→やがて心も」のパターンの一つかなと思って読み始めたのですが、こんなに重くてこんなに深いお話になるとは予想もしていなかったです。

攻めのグレかけている息子に語りかける言葉から、受けが普通ではない過去を背負っているのだろうなと予想はしていま…

32

インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

曖昧な関係が大人っぽい

私は先にこちらを読んで、その後にポルノグラファーを読んだので、城戸に対しての気持ちがそれほど悪くないかもしれません。
城戸と言う男がとても小さくて、ズルい奴と言う印象は変わらないのですがそれでもこの作品の当時は二人の中にはやはり確かに愛情もあって、尊敬もあって色々なことを経て自然にそれぞれのパートナーとの出会いに繋がったんだなと思うとやはりこの二人はこの二人でいいカップルに思えました。

ポ…

4

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

素敵!

最初は表紙の絵が少しくどすぎると言うか、線が太くて好みじゃなかったので敬遠していたのですがちるちるさんでの評価が高かったのと『インディゴの気分』が出たのでようやく手に取りました。
読んでみて、この内容にはこの絵とこの表紙!って思いました。今でもあるのでしょうがポルノ作家と言う受けの職業がなんともノスタルジックだし、けだるげで少し浮き世離れしている木島のなんとも言えない色気とこのタバコを片手に耳元…

2

アケミちゃん コミック

丸木戸マキ 

もうちょっと先まで読みたい

「ポルノグラファー」と並行して連載されていて、コミックの発売もほぼ同時期で、なんとなく存在が「ポルノグラファー」の陰に霞んじゃったかなという感じの不憫めなセカンドコミックなんですが、こちらもやはりこの作家様の独特な魅力を堪能出来る1冊じゃないかなと思います。

私はこの作品を、昭和好き作家による“三文ドラマ仕立てBL”だと思って読んでいます。
クズを極めたようなどうしようもない男と、そういう…

8

ポルノグラファー コミック

丸木戸マキ 

この受けにしてこの作品あり

設定が非常に面白く、とにかく受けが魅力的です。
作中、久住が木島の官能小説をいやらしいが品があると評しますが、まさに木島自身であり、この作品そのもの。

ミステリアスな色気と落ち着きのある小説家、健康的ないわゆる普通の大学生といった珍しくない設定が『治療費を請求しない代わりに口述筆記を手伝う事になるがそれは官能小説だった』という強烈な味付けで始まる冒頭は、期待感を強烈に煽られました。
隠語…

7

インディゴの気分 コミック

丸木戸マキ 

手練れのムード

前作「ポルノグラファー」からの本作「インディゴの気分」の流れ。
木島がどう木島になったのか、城戸とは何があったのか、それを遡って創作し皆を唸らせる。
離れ技的に上手い!と感じる。

時は遡ること十数年、木島が純文学小説家として完全に行き詰まっていた時期。
偶然アングラ出版社の文芸(ポルノ)担当の編集者となっていた大学の同期・城戸と再会し…と物語が動き始める。
この辺は、プライドは高いが…

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