海老原由里さんのレビュー一覧

愛と正義と 小説

火崎勇  海老原由里 

・・・何かが足りない

攻・白土井祥(27)
受・押切温(26)

再従兄弟で、白土井が1才年上。
ともにグラフィックデザイナーで、仕事の環境も似ていることからよく比較されるコトが多い。

温にとって再従兄弟の「祥一郎」は苦手な存在でした。
子供の頃もほとんど会った事などないのに、親戚の大人たちが自分と比べるものだから、その存在にはうんざりしてました。
また同業者の「祥」に対しても、苦手意識を持っていた。…

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愛欲の檻-トラウマボンド- 小説

妃川螢  海老原由里 

それはストックホルム症候群なのか?

攻はマフィアのスポンサーでアメリカ人投資家のワルター・ランバルディ。
受はキャリア管理官でありながら、ノンキャリアとよい関係を築こうと努力している小笠原誉人。

投資詐欺にかかわる事件への捜査協力として、ワルターと誉人は出会います。
ワルターは誉人を食事に誘いますが、勤務中ですので…と断る誉人。

この出会いの会話が、後々まで気になっている2人です。
特に誉人は、あの時に食事の誘いに…

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抱擁―すべてを捧ぐ 小説

飛沢杏  海老原由里 

支えあう一対

主従萌えに加えて幼馴染萌えもある方に、特にお勧めです。
幼馴染(乳兄弟)として育ってきたとても距離感が近い二人なだけに、ぎりぎりの緊迫感と切なさがたまらなく胸に迫ってきます。

県会議員秘書で乳兄弟の辻本将希(27)包容力一途攻め×文学部史学科の助手・玖珂志束(27)健気受け
将希の両親が揃って亡くなり玖珂家に援助を受けるようになると、いままで呼び捨てだった仲から敬語で話される仲に。
い…

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この恋が終わるまで 小説

いとう由貴  海老原由里 

珍しい鬼畜受け

いとう由貴さんの初期作で、得意の鬼畜攻めではなく、鬼畜受けです!
内気でお人よしだった受けが傷つけられて、誘い受け上等な鬼畜受けに。
痛々しい感じでもあるので、苦手な方はご注意。

編集者・巌垣修二(27)硬派攻め×作家・日野光春(27)根暗プチ鬼畜受け
10年前の高校生時代に同級生だった二人は、作家と編集者として再会する。
高校生の時に修二にみじめに弄ばれて裏切られて人間不信の光春は…

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絶対者に奪われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

拘束Hが多いシリーズ第2弾

絶対者シリーズ第2弾です。
2巻も拘束エロ多めなので、拘束好きな私は満足しました。
シリーズとしての色が出てきた所で、続きが出るのが楽しみです。
攻め以外にはヤられませんが、道具や媚薬を使われるので苦手な方はご注意。

西井組組長・宮脇本俊(俺様鬼畜執着攻め)×組長の次男・神城友那(大学一年)お坊ちゃん受け
本俊に守られているだけじゃ嫌だと思って、自分の存在に葛藤する2巻です。
友那…

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リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

まさにゲーム感覚で。

面白かったです!まずはシンプルにそれに尽きます。
ページを開いて二段組だったことに少し驚いたのですが(知識少ないもので…このレーベルさんはそうなのでしょうか?)全く関係は無く、とにかくぐんぐん読まされました。
特に序盤の緊迫感が大好きですが、中盤以降も四人のキャラクターそれぞれの背景が語られ、そして終盤の怒涛の『王様ゲーム本番アリ(笑)』展開に入ってからも、人物の意外な素顔や関係性(特に翔太と…

4

絶対者に囚われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

監禁調教萌え

極道物で、受けを監禁調教萌え!
そんな嗜好の方にぴったりな話です。
バーバラさんだけあって、エッチもたっぷり濃厚で堪能しました。

西井組組長・宮脇本俊(俺様鬼畜執着攻め)×組長の次男・神城友那(大学一年)お坊ちゃん受け
昔は組にいたが、破門されて以来会っていなかった男と久々の再会。
家族の復讐をすると言いだす友那を止めたのは、宮脇だった。

幼い頃から目をつけていて、友那が美しく…

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恋愛スキャンダル 小説

天野かづき  海老原由里 

デリヘル!!

この本あらすじがおもしろそうだったので買ってしまいました!
売れっ子俳優×花屋
デリヘルと間違えてっておもしろそうですよね!
花を届けにきてデリヘルに間違われて
やられてしまったっていうお話です!!
誤解が解けてからも
穂高は環の花屋に通うんですよ!!
だんだん環も穂高を許すようになってきて
穂高の思いが環に通じたって感じですね!!
けっこうおもしろかったです。
でもこの作品は…

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恋愛螺旋 小説

  海老原由里 

読みやすいのですが・・・

父親の死によって、自分が大富豪の孫だということがわかった一条夏生と、一条家を継ぐために引き取られ育てられた血の繋がらない従兄・征司のお話。

遺産相続争いのお話なのかな?でも、夏生は全くその気がないし・・・
あれあれ事件が起こっちゃいましたよ、探偵っぽいことも始めちゃいましたよ・・・
どこに向かっていくんでしょうか?・・・

ちょっと安易なテレビのサスペンスドラマのようなお話の展開で、…

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恋愛螺旋 小説

  海老原由里 

自分と他人を比べる時に

今回は大財閥の跡取とDNAの研究をしている大学院生のお話。

受様の父の事故死に絡んだ後継者争いと
二人の出会いから恋に至るまでをサスペンスドラマ風に。

受様はもともとマイペースの個人主義。
大学院の研究室でDNAの研究をしています。

気楽な一人暮らしで好きな研究に没頭する毎日でしたが、
父親がひき逃げに合い、帰らぬ人となります。

父の両親は既に亡く親戚もいないはずでし…

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